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NO.1501(2000年09月11日号)

アーレスティ
中国・長春一汽に技術供与へ
国内は大型ダイカスト機増設


 アーレスティは中国の自動車用アルミダイカストメーカー、長春一汽連合圧鋳有限公司(略称CFU)に対し、アルミダイカストの製造技術を供与 する方針で最終的な詰めの交渉を進めている。今年秋にも技術援助契約を正式に締結する見通し。

 アーレスティは長春一汽連合圧鋳有限公司にアルミダイカストの製造技術を供与する。中国の自動車需要の増加を背景に、現地の中堅ダイカストメーカーが最新技術の提供を要請、アーレスティがこれに応じた。
 これは高橋新社長が本誌記者との会見で明らかにしたもので、同社長はその他の経営課題について次のように語った。
 販価低下対応の原価低減が急務
 2000年3月期は増収増益(売上高53,660百万円、経常利益1,208百万円、当期利益468百万円)、売上高経常利益率2.3%だった。しかし、自動車部品メーカーは乗用車の増産を背景に全体的に業績が改善、平均利益率は4%に近い。それから見ると当社の利益率はまだ低く、5段階評価で3にも達していない。
 自動車各社の値引き要請が厳しく、それに対応した原価低減が急務だ。生産性の向上や適正人員の再配置などでコストダウンに全力をあげる。いまひとつは新たなマーケットの開発だ。自動車部品のエンジン、トランスミッション以外の足回り、ボディなどのアルミ化、マグネ化で自動車各社との共同研究を進める。
 マグネ事業は先行投資
 アーレスティ栃木に専用の350トン、800トンマグネシウムダイカスト機を導入、さらに今回、同工場の4,000トン1基をアルミ・マグネ兼用高速タイプに改造する。これで小型から中型、大型製品まで提供できる体制となる。総合ダイカストメーカーとして得意先が求める素材を提案営業するため、先行投資した。
 欧米ではGMがハッチバック枠やインスツルメントパネルを、ベンツがシート枠をマグネ化するなど軽量化に積極的だ。コストとの兼ね合いや新素材としての品質確認が必要なため、欧米の使用例がそのまま日本で通用するとは思わないが、2005年頃には日本でも実用化がかなり進むのではないか。
 グローバル展開
 かねて中国・第一汽車とMPワールドの合弁会社CFU社からアルミダイカストの技術支援の要請があり、検討していたが、これに応じる方針である。同社は当社とニチメンが米国の投資会社MPワールドを通じて一部間接出資しているアルミダイカストメーカー(ダイカスト機4基保有)だ。遅くとも年末までには正式調印する。
 一方、かねてアルミ二次合金製造技術の供与先であったインドネシアのノンフリンド・ウタマ・アルミニウム・アロイ社(略称NFUAA)は、同社が合金事業から撤退したので、1999年12月末で技術援助契約を解消するとともに出資金(約10%)も引き上げた。
 また、タイにおけるダイカストの技術援助先であったタイ・エンジニアリング・プロダクツ社(略称TEP)は、日本のトヨタグループのアイシン高丘に買収されたため、これも援助契約を解消した。今後、こうした技術援助は当社の技術陣の人員にも限りがあるので、相手を選んで慎重に対応する。
 自動車部品大型化に対応
 2000年度におけるダイカストマシンの増設は浜松工場に2,500トン1基、アーレスティ栃木に1,250トン1基を導入する。いずれも自動車部品の大型化に対応するものだ。
 米国の子会社アーレスティウィルミントン社は月産能力800トンのフル操業にある。しかし、米国景気の先行きがいまひとつ不透明なので増設は目下慎重に検討している。
 新規事業を積極的に開拓
 当社の新規事業部門の建材、園芸事業は前期大幅な減収に見舞われたが、これら部門から撤退する考えはない。やり方や環境の変化によっては収益事業に転換できる見通しがあるからだ。PETボトルを回収し、緑化事業の素材としてリサイクルする新事業にも合弁で取り組んでいるが、これらは先行き何が当たるか分からないのでチャレンジしているのだ。


日アル、希望退職80名募集
不採算のビル用建材を主体に


 日本アルミ(加藤靖弘社長)は収益改善策の一環として、不採算事業であるビル用建材部門を中心に希望退職者を募集すると発表した。募集期間は10月2日〜10月20日で、80名程度の応募者を見込む。退職日は11月1日〜12月31日。
 同社は2000年3月期決算で2億4,600万円の経常欠損、14億8,700万円の当期欠損の計上を余儀なくされるなど業績が低迷。主因はビル建材部門の採算悪化で、前期には同部門は経常損益段階で約5億円の赤字に陥っている。
 既に今年3月末までに58歳以上の管理職を対象に早期退職勧奨を行うなど、社員数(出向を含む)を806人と前期末の902名から96名減少させたのをはじめ、一連の収益改善策を講じてきたが、ビル建材など不採算部門の損失改善にはいたらず、業況は深刻化している。
 このため、ビル用建材部門を新築から改装を中心とした事業構造へ再構築するとともに、希望退職募集によりさらに人員を削減、早期の収益改善を実現することにしたもの。


日本アルミが第三者割当増資
25億円、全額住軽金引受け


 日本アルミは8月24日開催の取締役会で、第三者割当による新株式発行を行うことを決めた。発行新株式数は額面普通株式4,310万株で、全株式を住軽金が引き受ける。発行価格は1株につき58円とし、発行価額総額は24億9,980万円となる。資本組入額は1株につき50円で、総額21億5,500万円。払込み期日は平成12年9月22日。増資後発行済株式総数は9,213万株、同資本金46億650万円となる(増資前は4,903万株・24億5,150万円)。また、住軽金の出資比率は55.9%から76.5%となる。
 今回の増資は自己資本の充実及び財務体質の強化が目的。発行総額24億9,900万円から発行費用約2,000万円を引いた24億7,900万円は運転資金及び希望退職者の募集に伴う退職金の支払いなどに当てる。



日本テクノが実用化
廃水の高速連続電解処理装置
独自の低周波振動撹拌を応用


 日本テクノ(大田区久が原2-14-10、電話3754-1661、大政龍晋社長)はこのほど、世界で初めて、高速連続電気分解処理技術による重金属含有廃水処理装置と6価クロム専用電解還元処理機を実用化した。いずれも同社独自技術による「超振動α−撹拌機」の応用製品。α−撹拌機は、15〜50Hzの低周波の出力で発生する振動を多段式の振動羽根に伝達し、その振動により発生する流体の高速三次元の乱流を基本とした撹拌機。
「重金属含有廃水処理装置」は、めっき処理工程の水洗工程から排出される銅・ニッケル・亜鉛・スズなどの重金属を含有する排水を高速で処理するもの。現在、こうした重金属は中和処理後、金属スラッジとして廃棄物処理されているが、高速連続電解処理技術によれば、それぞれの水洗槽、あるいは金属系統別に小型の連続電解装置を設置することで単独の金属の回収を高効率で行なうことが可能。スラッジの発生量が大幅に削減され、スラッジ廃棄物がほとんどなくなる。処理薬品代など廃水処理のランニングコストを大幅にコストダウンさせるばかりでなく、逆に有価金属として回収するという資源のリサイクルを実現する「次世代型廃水処理回収装置」である。
 同処理装置は、電解槽、超振動α−撹拌機、整流器、極板(チタン、白金、SuS-304、亜鉛鋼板、銅板など)による非常にシンプルな構成で、操作も簡単。処理能力は約500L/Hと約1,000L/Hの2種類がある。世界特許出願中。
 一方、6価クロム専用の電解還元処理機「α−ニュークロムカット」も高速連続電解処理により、従来の高価な薬品処理に代わる安価で簡単な電気分解処理を実現した。この方法は還元剤として、重亜硫酸ソーダなどの薬品は一切使用しないことが大きな特徴で、少量の電気代だけですべての6価クロムを3価クロムに還元処理することが可能。また、通常の約5分の1という狭い極間が可能なため、効率よく短時間で還元する仕組みとなっている。
 還元剤を溶解する手間や悪臭に悩まされなくても済む。また、薬品処理による凝集不良などの2次弊害もない。ランニングコストは従来の薬品処理に比較して20分の1から100分の1と驚異的な低コストを実現。処理時間も10〜60分と極めて短時間になっている。
 装置は電解槽本体、超振動α−撹拌機、極板(陽極:チタン・白金、陰極:ステンレス・鉄)で構成され、操作は簡単。世界特許出願中。


7月板生産、16ヵ月ぶり減少
押出は9ヵ月連続のプラスに


 日本アルミニウム協会(藤井總明会長)が発表した7月のアルミニウム圧延品・出荷統計(速報値)によると、板類は生産が11万7,134d、前年同月比1.4%減と16ヵ月ぶりのマイナスとなった。出荷も11万9,670d、同0.7%減で2ヵ月連続のマイナスを記録した。缶材、はく用、印刷板、フィン材、自動車、店売りなどの内需が好調を持続している反面、輸出は20%台の大幅マイナスで推移しているため。
 一方、押出は、生産が9万4,011d、前年同月比1.5%増、出荷が9万3,827d、同2.1%増で、ともに9ヵ月連続のプラスとなった。主力の建設分野が依然不透明な状況が続いているが、半導体製造装置、OA機器、自動車向けなどが好調である。
 板・押出の合計では、生産が21万1,145d、同0.1%減と15ヵ月ぶりのマイナスに。出荷は21万3,497d、同0.6%増で14ヵ月連続のプラスとなった。
 また、はくは生産が1万2,479d、同3.6%増、出荷が1万2,523d、同2.4%増となった。前年実績比プラスは生産が16ヵ月連続、出荷が17ヵ月連続のこと。主力のコンデンサ向けがけん引役となっている。

上期の板生産・出荷、過去最高に 
 今年1〜6月の生産・出荷量(確報値)は、板生産が前年同期比2.5%増で2年ぶりのプラスで、これまでの最高である平成10年上期の水準を更新。出荷も1.6%増と2年連続のプラスで、平成11年上期の過去最高を更新した。
 一方押出は生産が4.8%増、出荷が5.3%増で、ともに3年ぶりのプラスだが、過去最高である平成9年上期の水準を生産で16.7%、出荷で16.4%それぞれ下回っている。
 板・押出合計では生産が3.5%増で3年ぶりのプラス、出荷が3.2%増で2年連続のプラスとなった。また、はくは生産が8.1%増、出荷が6.4%増で、ともに2年連続のプラスになるとともに、過去最高更新となった。


上期の分野別圧延品出荷量
自動車15%増、建材は横ばい


 平成12年上期のアルミ圧延品出荷量は板類が68万6,301d、前年同期比1.6%増、押出類が53万5,690d、同5.3%増となった。輸出は板・押出合計で12万6,791d、同21.9%減と大幅に落ち込んだものの、内需が109万5,200d、同7.2%増と好調に伸びた。
 板の需要部門別出荷量では、自動車向けが16.6%増と大幅に伸び、缶材も5.7%増と好調。反面、建設向けは3.5%減と引き続きマイナスに。輸出も22.5%の大幅減となった。
 一方押出は、主力の建設向けが0.6%増にとどまった反面、自動車向けが12.4%増となったのをはじめ、民生用電気機器33.6%増、精密機械30.2%増、一般機械22.7%増と非建設分野が好調であった。


24時間・年中無休の専用窓口
電動シャッターサッシ、三協


 三協アルミニウム工業はこのほど、今年4月発売の電動タイプのシャッター一体型サッシである電脳シャッター「ノイスタRメルフィーナ」専用の修理サービス相談窓口として「三協アルミ・インフォメーションセンター」を開設した。同シャッターに関する万一の問い合わせや修理依頼に、休日・夜間を含めた年中無休(365日24時間稼働)、フリーダイヤルで対応する。
 専用の窓口を設けることで、担当者の能力や対応レベルの差による問題を防ぐもの。また、顧客ニーズや問題点を把握、製品の改良やさまざまな情報の収集につなげるほか、「迅速かつ適切なメンテナンスの対応をする企業」というイメージアップを狙う。
 対象となる「電脳シャッター」は、シャッターの全開閉などの作動パターンを記憶しており、誤操作やトラブルが発生すると、操作ユニットのランプが点滅する仕組み。点滅パターンで異常原因が分かり、電話対応でのスピーディーなメンテナンスを可能にしている。
 シャッターの室内側に24時間対応のフリーダイヤル番号を記したシールを貼ってユーザーへの周知を図る。電話で解決できない問題は電話を受けた翌営業日までに対応するが、PL事故や日常生活に支障をきたすような場合には、同社施工サービス担当者に至急連絡を取って対応する体制となっている。
 同社は天窓やブリーゼなど、その外の電動建材製品やシステムキッチン、システムバスの住設機器などの商品についても、同様のメンテナンス相談窓口を設置する考え。


上期軽合金車輪生産、12%増
4年連続で過去最高を更新


 日本アルミニウム協会(藤井總明会長)がまとめた平成12年上半期(1〜6月)の軽合金車輪統計によると、生産量は849万951個、前年同期比11.7%増と大幅に伸び、上半期ベースでは4年連続での過去最高更新となった。販売量も、輸出は23万6,866個、26.6%減となったものの、国内販売が834万6,715個、15.0%増と好調で、総量では858万3,581個、13.2%増と2桁の伸びを記録した。上期の国内自動車生産が3年ぶりにプラスになるなかで、軽量化やファッション性重視からアルミホイールの装着率が高まっている。上半期の生産量を用途別に見ると、主力の乗用車用が793万5,574個、前年同期比12.7%増と好調ら推移した。
 なお、上半期における国内自動車生産は前年同期比4.8%増の517.2万台と、上半期ベースでは3年ぶりのプラスとなっている。内訳では、乗用車が427.4万台、前年同期比6.0%増、トラック87.1万台、同0.5%減、バス2.7万台、同14.0%減となった。一方、二輪車生産も120.1万台で前年同期比5.8%増となり、上半期ベースとしては2年ぶりのプラスとなった。


神鋼・長府の修復工事完了
台風時の高潮に万全の体制


 神戸製鋼所は8月24日、伸銅板条・アルミ押出材の生産工場である長府製造所(山口県下関市)で、昨年9月の台風による高潮で決壊した防潮堤の修復を中心とした高潮対策工事が完了したと発表した。総工事費は3億5,000万円。
 同製造所は昨年9月24日、台風18号の直撃を受け、満潮時に重なった激しい風雨で周辺の防波堤が決壊、海水の流入により製造所全体が冠水し、溶解炉や圧延機などを全生産設備の操業がストップした。昨年10月半ばにはすべての生産設備を復旧させ、ほぼ平常どおりの生産を再開している。
 今回の修復工事では、防波堤を全長約1,000bにするとともに、これまでの台風のデータを基に高さ2bとして、工場の周囲を囲む格好とした。また、製造所の海に面する側には、もう一つ全長545b、高さ3bの防波堤を築いて二重の防潮対策を施した。
 さらに、製造所の5つの通用門に、同社のアルミ形材を加工した防潮ゲートを新設し、万一の海水浸水時に備える体制を整えた。


ガーデンEXプランコンテスト
三協アルミが審査結果を発表


 三協アルミニウムはこのほど、今年4〜5月に実施した「ガーデンヴァール」プランニングコンテストの最終審査結果を発表した。同コンテストはガーデンヴァールシリーズを主体としたエクステリア商品を対象として、図面プラン(平面・立面・パース)による提案力を競うもの。「フロントヤード」「ボーダーヤード」「メインガーデン」「バックガーデン」の4部門に分けて、作品募集・審査が行なわれた。
 今回の応募総数は562点で、各部門ごとのトップ賞1点、金賞2点のほか、ベストプラン賞として株式会社春光園(福島市)の作品が選ばれた。最終審査では「プランナーの方々の日頃の外溝デザイン、庭への研究が感じられ秀作が多く見受けられ、ガーデニングへの関心の高さが感じられた」という。


日本ダイカスト会議・展示会
11月15日からパシフィコ横浜


 日本ダイカスト協会は11月15〜17日、パシフィコ横浜で「第11回日本ダイカスト会議・展示会」を開催する。会議(有料)では33件のダイカストに関する先端技術論文の発表が行なわれ、展示会(入場無料)は出展企業69社が最新の諸設備、製品を一堂に集めて、公開実験などを行なう。概要は次の通り。
◇ダイカスト会議講演プログラム
[11月15日]自由曲面加工専用ツールの加工特性▽表面改質による溶接金型の寿命改善▽金型鋼の切り返し窒化処理層の熱疲労特性▽プラズマCVD法による(Ti-A )N/TiN多層膜の諸特性に及ぼす熱サイクルの影響▽2段窒化処理による熱間金型SKD61の表面硬化層特性▽ダイカスト金型へのPVD複合処理の応用▽長寿命中子ピン(αピン)の開発とその効果▽粉体プラズマ肉盛溶接によるホウ化物サーメット表面処理技術▽新材料を用いたプランジャスリーブの性能評価▽T/Mケース型への高性能型材の適用▽クリーン/省エネダイカストシステムの研究開発[11月16日]ダイカスト金型における真空システム(バルブ・ポンプ・スリーブ)のコンパクト化、高性能化、低価格化への開発▽高品質・ハイサイクル・省エネを追求したダイカストマシンシステム▽金型設計及び鋳造条件の適正化▽ネットワークを利用したダイカストプロセスの管理システム▽高品質ダイカスト法によるMMCオールアルミニウムブロックの実用化▽半凝固ダイカスト法の実用化▽高品質アルミニウム合金ダイカスト技術の開発▽低速充填ダイカスト,
K!$K$h$kABSハウジングの開発▽薄肉ダイカスト製品の後処理工法▽塗装耐蝕性に及ぼす表面処理の影響▽アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシンの開発[11月17日]坩堝式アルミニウム連続溶解兼保持炉(メルキーパー)▽マグネシウム合金ダイカストの強度・疲労特性と湯流れシミュレーション▽マグネシウム合金ダイカストにおけるリターン材の社内再生プロセスの実用化▽薄肉アルミニウム合金ダイカストの流動性▽ダイカストのスリーブ内の溶湯挙動と欠陥形成過程▽射出スリーブ内湯流れシミュレーション▽電磁溶解での材料欠陥対策▽大規模解析に適したダイカストプロセスシステムシミュレーションプログラムの開発▽自動車用アルミニウム合金ダイカスト部品の伸び尺予測シミュレーション▽インターネットを利用したダイカスト工程進捗システムの構築▽アルミニウム合金ダイカスト強度部品の疲労寿命予測手法の検証。
 申込み締切は10月31日、ただし、9月29日料金到着による早期割引きがある。会議参加費用(3日間の聴講、論文集、昼食各1名分を含む)。協会会員6万8,000円(早期割引料金5万4,000円)、一般13万6,000円(同10万8,000円)。
◇展示会の分野別出展企業数
 @ダイカストマシン9社Aダイカストマシン周辺機器16社B金型関連10社C炉・燃料9社D潤滑・離型剤5社E環境機器1社Fダイカスト製品10社G後処理5社F検査測定機器2社Gコンピューターソフト2社−の計69社。
 なお、16〜17日に工場見学会も開催される。<16日>中央コース:プログレス、三井金属鉱業、東名コース:リョービ静岡工場、京都ダイカスト工業<17日>東北コース:アーレスティ栃木、東京理化工業所。費用は中央コースが1万5,000円、東名・東北コースが2万円。
 参加申込み及び詳細は日本ダイカスト協会まで(電話03-3434-1885)。

トステムビバ社長に豆成勝博氏
 トステムグループのホームセンター大手、トステムビバ(埼玉県上尾市)は8月23日取締役会を開催、10月1日付けで豆成勝博副社長を社長に昇格させる人事を決めた。竹野恭二現社長は取締役相談役に就任する。
 豆成勝博(まめなり・かつひろ)氏の略歴:昭和24年4月生まれ、大阪府出身▽48年大阪工大工学部卒、東洋サッシ工業(現トステム)入社▽平成9年1月トステム竃k海道統轄工場長▽10年1月同社下妻統轄工場長兼下妻工場長▽11年6月同社執行役員下妻統轄工場長兼下妻工場長▽12年トステムビバ取締役社長室長▽同社取締役副社長(現任)。

トステムの人事異動
(10月1日付)専務執行役員住宅建材本部長(トステムビバ社長)竹野恭二。


 お詫びと訂正 8月28日付の「三和エクと明治アルミを解散」の記事の中で、「両社とも、9月末日で事業活動を停止」とあるのは、「三和エクステリアは今年9月末日で、明治アルミは平成13年9月末日で事業活動を終了」の誤りでした。お詫びして訂正します。


図・表・写真は本誌でご覧ください。