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NO.1512(2000年11月27日号)
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軽銀
マグネ筐体の粉体塗装量産化
トップコートにも業界初の採用
軽銀はマグネシウム成形品の粉体塗装技術の量産化に成功、エプソンが発売す
る液晶プロジェクター筐体の塗装に、仕上げ工程も含めて採用した。家電・情報
機器分野でトップコートの塗装も粉体塗料で行なうのは業界で初めてのこと。
軽銀(平島保雄社長)はマグネシウム合金製筐体の塗装を100%粉体塗料で行
なう技術を実用化、セイコーエプソンが11月から発売する液晶プロジェクター
「ELP-715」に採用した。これまでも、塗膜密着性を高める下塗り工程では粉体
塗装の採用例はあるが、美粧性など外観品質要求の厳しい家電・情報機器のトッ
プコートも粉体塗装で行なうのは業界初のこと。10月から月6,000台〜1万台規
模で量産を立ち上げた。
粉体塗装は塗料中に有機溶剤を含んでいないことから大気汚染が少ない環境に
優しい塗装方法。塗料回収による再利用が可能でコスト面でのメリットも大き
い。ただ、従来の粉体塗装は塗膜厚が50〜80μmでありファッション性など外観
品質に対するメーカーの厳しい要求に応えることが困難であった。軽銀は2年間
に及ぶ開発期間を経て、膜厚10〜15μm以内の薄膜化を実現、美粧性の要求をク
リアする粉体塗装技術を確立した。
セイコーエプソンの「ELP-715」はPCに接 続しなくてもプレゼンテーションや
デジタル画像の再生が出来るPCカードスロットを標準装備。かつ重さ2.7kgで
1200ANSIルーメンの高輝度を実現した「軽量・コンパクトで高機能性を備える」
戦略新商品。販売価格は79万8,000円。
同社は環境に調和した商品の提供、環境負荷低減を目指した全プロセスの構
築、使用済み商品のリサイクルの推進──など企業活動と地球環境の調和に積極
的に取り組んでいる企業。とくに、データプロジェクター市場では国内トップメ
ーカーであるだけに、企業責任を果たす狙いもあってエコ技術である粉体塗装の
採用に踏み切った。
軽銀は粉体塗装装置としてメサックの電界流動粉体静電塗装装置を採用。粉体
塗料は大橋化学工業(大阪府茨木市)のエポキシ樹脂系塗料「ダイカフロン」。
「大手塗料メーカーを含めて検討したが、大橋化学さんの塗料が最も優位性があ
り、薄膜粉体塗装の実用化には同社研究開発部(岡山県勝田郡)の安田一美部
長・工学博士の協力を得た」(平島社長)。プロジェクターの筐体はダイカスト
法によるマグネ合金製で、上蓋はTOSEI、下蓋は三静工業が成形を担当する。こ
の業界初の粉体塗装技術は、EPSON、KEIGIN、OHASHI、TOSEI各社の頭文字を取っ
て、「エコスカイシルバー」(EKOT-SkySilver)と命名された。
軽銀は現在、粉体塗装量産設備を2ライン設置。1ラインではパソコン筐体の
下塗り塗装を月6万〜7万ピース規模で行なっている。11月末からはソニーの業
務用カメラ2機種のトップコート粉体塗装も月産1,000セット規模でスタートす
る。2001年の量産開始予定で、電子情報機器の粉体塗装についても引き合いが寄
せられている。
古河電工、過去最高益を更新
軽金属品も黒字基調が定着
古河電工の平成13年3月期単独中間決算は、売上高2,590億3,000万円(前年同
期比6.9%増)、営業利益141億2,900万円(前年同期は6億4,000万円の欠損)、
経常利益150億3,400万円(前年同期比1696.2%増)、中間純利益162億900万円
(前年同期は2億4,700万円の欠損)と大幅増益を達成した。通期では売上高
5,480億円(前期比8.5%増)、営業利益320億円(同529.2%増)、経常利益350
億円(同366.0%増)、当期利益420億円(同186.4%増)の予想。中間決算及び
通期で過去最高益を更新。
WDM(波長分割多重伝送)などの光関連、情報・電子機器通信などの大幅増で
収益率が改善。上市してから5年以内の新商品売上比率がアップし営業利益を押
し上げる要因となっている。
軽金属品の今中間期売上高は560億6,300万円(前年同期比1.4%増)、売上ア
ルミ量は13万9,589d(前年同期比2.3%減)。内訳では、電線・ケーブルは
3,036d(同1.1%増)、軽金属品は13万6,553d(同2.5%減)。通期の売上アル
ミ量は27万5,000d(前期比2.0%減)、その内電線・ケーブルは6,000d(同
13.3%減)、軽金属品26万9,000d(同1.7%減)。収益面では、缶材、箔地など
福井の圧延設備の特徴を生かしきるような製品への特化により生産性がアップ。
さらに減価償却負担が減るタイミングに入ってきたこと──などのほか、合理
化・原価低減活動も寄与した。経常利益段階で「数10億円単位の黒字計上になっ
ており、下期はさらに改善する方向にある」という。
8月の圧延設備稼働率
板82.5%、押出85.9%
通産省統計に基づいて日本アルミニウム協会がまとめた「アルミニウム圧延品
生産及び稼働率推移」によると、8月の板及び押出合計の稼働率は84.1%となっ
た。前年同月に比べ5.4ポイントアップしたものの、4月以降では最低水準。7月
の91.9%からは7.8ポイントの落ち込み。
品種別稼働率では、押出は85.9%、前年同月比12.6ポイントアップと引き続き
高水準で推移。生産能力(生産設備、生産品種、操業日数及び時間、従業員数な
どを勘案した実稼働能力)が10万311d、前年同月比11.0%減の一方で、生産量
は8万6,176d、同4.4%増となった。
一方、板の稼働率は82.5%。7月に比べて15.0ポイントの大幅減となった。前
年同月比でも1.3ポイントのマイナス。生産能力が11万9,370d、前年同月比0.6
%減となったものの、生産量も9万8,495d、同2.1%の減少した。
日本アルミ、業績を下方修正
ビル建再構築で28億最終赤
日本アルミは平成13年3月期業績の修正見通しを発表した。それによると中間
単独決算では、経常損益は6億円の欠損と5月に発表した予想よりも赤字幅が4億
5,000万円拡大する(前年同期は900万円の利益)。売上高は103億5,000万円(前
年同期比7.7%減)で予想を9億5,000万円下回る。売上高の減少、物件採算の悪
化が主因。さらに、ビル用建材部門の改装への事業再構築などに伴って特別損失
を計上することで、当期損益も28億円の赤字(前年同期は3億6,200万円の赤字)
となる。
通期での修正見通しは、売上高235億円(前期比0.1%減)、経常損失5億円
(前期は2億4,600万円の損失)、当期純損失27億5,000万円(同14億8,700万円の
損失)。売上高が当初見通しを10億円下回るほか、それぞれ2億円の黒字を見込
んでいた経常損益、当期純損益も一転、赤字に転落する。
マグネシウム協会がセミナー
「マグネのプレス成形を展望」
日本マグネシウム協会は11月28日午前10時〜午後5時、江戸東京博物館(東
京・墨田区横網)でマグネシウム成形セミナー「ここまで進んだマグネシウムの
成形技術」を開催する。マグネシウムは電気機器部品を初め、自動車部品などに
幅広く使用され始めている。しかし、これまで国内におけるマグネシウムの使用
はダイカストやマグネ射出成形が主体で、圧延材・押出材などの利用は一部実用
化されているものの、今後の成形技術の開発と技術の充実が望まれている。今回
の講演会は、これからのマグネシウムプレス成形を展望するため、マグネシウム
の最近の現状から、素材、加工技術までを網羅した内容。
▽マグネシウム展伸材の現状と今後(長岡技術科学大学教授・小島陽)▽マグネ
シウム合金圧延の現状(大阪富士工業)▽マグネシウム合金圧延材について(フ
ァクト)▽マグネシウム合金押出の現状(三菱アルミニウム)▽マグネシウムパ
イプの曲げ特性について(都立大学助手・長谷川収)▽プレス成形用マグネシウ
ム材料の性質(日本大学教授・金子純一)▽マグネシウム合金の深絞りについて
(日本工業大学助教授・古閑伸裕)▽マグネシウム合金の冷間加工実例(高松製
作所)▽マグネシウム合金のプレス鍛造について(東京精鍛工所)▽マグネシウ
ムの安全対策(東京都立工業高等専門学校教授・永井修次)。
参加費は会員2万円、非会員3万円。問合せ・申し込みは同協会まで(電話
03-3538-0230)。
住軽中間連結8億円の最終赤
日アルの事業整理損失計上で
住友軽金属工業は平成13年3月期連結決算の業績修正見通しを発表した。それ
によると、中間期では、経常利益が9億5,000万円と8月発表の予想を6億5,000万
円上回る。売上高が予想より70億円多い1,380億円となるのに加え、連結子会社
各社の業績改善により経常利益が大幅に改善する。ただ、当期損益は当初10億円
の黒字を見込んでいたが、連結子会社である日本アルミが多額の事業整理損を計
上したことに伴い、8億円の赤字に転落する。
通期の修正見通しは、売上高2,750億円(前期比1.1%増)、経常利益31億円
(同108.9%増)、当期純利益8億円(前期は37億2,700万円の損失)。売上高、
経常利益は当初予想をそれぞれ、130億円、13億円上回るが、最終利益は13億円
の下方修正となる。
アルコア日本グループ7社
共同でウェブサイトを開設
アルコア・ジャパン、神鋼アルコアアルミなど7社で構成されるアルコア日本
グループは共同でウェブサイトを開設した(http://www.alcoa.co.jp)。アルコ
アインク(本社:米国ピッチバーグ)は「アルコアダイレクトコム」の開設や、
金属関連企業8社で共同運営されるオンラインサイト「メタルスペクトラム」へ
の参画など、アルミニウム業界におけるeビジネスの推進を率先して行ってい
る。今回の日本における共同ウェブサイト開設はグローバルなeビジネス展開の
足がかりにするとともに、日本語でのコミュニケーション強化による「アルコ
ア」ブランドの普及を狙うもの。
共同サイトではグループ各社の最新情報とともに、全社共通のアルコアビジョ
ンとバリューなどを紹介している。グループ7社は次の通り。
▽アルコア・アジア・リミテッド(千代田区丸の内、ビジネスディベロップメン
ト)▽アルコア化成(港区虎ノ門、アルミナ化成品の輸入・加工及び販売)▽モ
ラルコ(山口県岩国市、ダビュラーアルミナボール及び粉砕品の製造・販売)▽
アルコア・ジャパン(千代田区丸の内、アルミニウム製品の輸入販売及び技術情
報・サービスの提供)▽神鋼アルコアアルミ(品川区北品川、アルミ缶材の製
造・販売)▽神鋼アルコア輸送機材(品川区北品川、自動車用アルミ板材の開
発・製造・販売)▽柴崎製作所(栃木県下都賀郡、医療用・飲料用キャップ、キ
ャッピングマシンの製造・販売)▽アルコア・ホイール・プロダクツ・ジャパン
(自動車用アルミホイール及びその付属品の製造・販売)。
立山ア、一転大幅赤字計上に
貸倒懸念債権引当金20億円
立山アルミニウム工業は平成13年3月期業績見通しを修正した。それによる
と、単独中間は経常損益が16億円の損失となる(前期は7億3,000万円の利益)。5
月発表の予想では6億円の利益を見込んでいたが、金融商品会計基準の適用に伴
い保有貸倒懸念債権について貸倒引当金積増し総額約20億円を販管費に計上した
ため、大幅赤字転落となる。売上高は566億円(前期比7.1%減)と予想を52億円
下回る。商業施設関係は順調に推移したものの、住宅およびビル関係が価格低下
の影響もあり予想を下回った。
通期見通しも、売上高1,170億円(前期比4.2%減)、経常損失14億円(前期は
22億8,300万円の利益)、当期純損失19億円(同3,500万円の利益)に大幅修正と
なる。売上高は予想を70億円下回る。経常損失は15億円の利益予想から一転、赤
字転落となる。当期純利益も当初見込みは4億円の黒字であった。
なお、業績修正に伴い、7円50銭を計画していた配当は無配とする(前期は中
間無配、期末3円75銭)。
日本アルミ、業績を下方修正
ビル建再構築で28億最終赤
日本アルミは平成13年3月期業績の修正見通しを発表した。それによると中間
単独決算では、経常損益は6億円の欠損と5月に発表した予想よりも赤字幅が4億
5,000万円拡大する(前年同期は900万円の利益)。売上高は103億5,000万円(前
年同期比7.7%減)で予想を9億5,000万円下回る。売上高の減少、物件採算の悪
化が主因。さらに、ビル用建材部門の改装への事業再構築などに伴って特別損失
を計上することで、当期損益も28億円の赤字(前年同期は3億6,200万円の赤字)
となる。
通期での修正見通しは、売上高235億円(前期比0.1%減)、経常損失5億円
(前期は2億4,600万円の損失)、当期純損失27億5,000万円(同14億8,700万円の
損失)。売上高が当初見通しを10億円下回るほか、それぞれ2億円の黒字を見込
んでいた経常損益、当期純損益も一転、赤字に転落する。
マグネシウム協会がセミナー
「マグネのプレス成形を展望」
日本マグネシウム協会は11月28日午前10時〜午後5時、江戸東京博物館(東
京・墨田区横網)でマグネシウム成形セミナー「ここまで進んだマグネシウムの
成形技術」を開催する。マグネシウムは電気機器部品を初め、自動車部品などに
幅広く使用され始めている。しかし、これまで国内におけるマグネシウムの使用
はダイカストやマグネ射出成形が主体で、圧延材・押出材などの利用は一部実用
化されているものの、今後の成形技術の開発と技術の充実が望まれている。今回
の講演会は、これからのマグネシウムプレス成形を展望するため、マグネシウム
の最近の現状から、素材、加工技術までを網羅した内容。
▽マグネシウム展伸材の現状と今後(長岡技術科学大学教授・小島陽)▽マグネ
シウム合金圧延の現状(大阪富士工業)▽マグネシウム合金圧延材について(フ
ァクト)▽マグネシウム合金押出の現状(三菱アルミニウム)▽マグネシウムパ
イプの曲げ特性について(都立大学助手・長谷川収)▽プレス成形用マグネシウ
ム材料の性質(日本大学教授・金子純一)▽マグネシウム合金の深絞りについて
(日本工業大学助教授・古閑伸裕)▽マグネシウム合金の冷間加工実例(高松製
作所)▽マグネシウム合金のプレス鍛造について(東京精鍛工所)▽マグネシウ
ムの安全対策(東京都立工業高等専門学校教授・永井修次)。
参加費は会員2万円、非会員3万円。問合せ・申し込みは同協会まで(電話
03-3538-0230)。
住軽中間連結8億円の最終赤
日アルの事業整理損失計上で
住友軽金属工業は平成13年3月期連結決算の業績修正見通しを発表した。それ
によると、中間期では、経常利益が9億5,000万円と8月発表の予想を6億5,000万
円上回る。売上高が予想より70億円多い1,380億円となるのに加え、連結子会社
各社の業績改善により経常利益が大幅に改善する。ただ、当期損益は当初10億円
の黒字を見込んでいたが、連結子会社である日本アルミが多額の事業整理損を計
上したことに伴い、8億円の赤字に転落する。
通期の修正見通しは、売上高2,750億円(前期比1.1%増)、経常利益31億円
(同108.9%増)、当期純利益8億円(前期は37億2,700万円の損失)。売上高、
経常利益は当初予想をそれぞれ、130億円、13億円上回るが、最終利益は13億円
の下方修正となる。
アルコア日本グループ7社
共同でウェブサイトを開設
アルコア・ジャパン、神鋼アルコアアルミなど7社で構成されるアルコア日本
グループは共同でウェブサイトを開設した(http://www.alcoa.co.jp)。アルコ
アインク(本社:米国ピッチバーグ)は「アルコアダイレクトコム」の開設や、
金属関連企業8社で共同運営されるオンラインサイト「メタルスペクトラム」へ
の参画など、アルミニウム業界におけるeビジネスの推進を率先して行ってい
る。今回の日本における共同ウェブサイト開設はグローバルなeビジネス展開の
足がかりにするとともに、日本語でのコミュニケーション強化による「アルコ
ア」ブランドの普及を狙うもの。
共同サイトではグループ各社の最新情報とともに、全社共通のアルコアビジョ
ンとバリューなどを紹介している。グループ7社は次の通り。
▽アルコア・アジア・リミテッド(千代田区丸の内、ビジネスディベロップメン
ト)▽アルコア化成(港区虎ノ門、アルミナ化成品の輸入・加工及び販売)▽モ
ラルコ(山口県岩国市、ダビュラーアルミナボール及び粉砕品の製造・販売)▽
アルコア・ジャパン(千代田区丸の内、アルミニウム製品の輸入販売及び技術情
報・サービスの提供)▽神鋼アルコアアルミ(品川区北品川、アルミ缶材の製
造・販売)▽神鋼アルコア輸送機材(品川区北品川、自動車用アルミ板材の開
発・製造・販売)▽柴崎製作所(栃木県下都賀郡、医療用・飲料用キャップ、キ
ャッピングマシンの製造・販売)▽アルコア・ホイール・プロダクツ・ジャパン
(自動車用アルミホイール及びその付属品の製造・販売)。
立山ア、一転大幅赤字計上に
貸倒懸念債権引当金20億円
立山アルミニウム工業は平成13年3月期業績見通しを修正した。それによる
と、単独中間は経常損益が16億円の損失となる(前期は7億3,000万円の利益)。5
月発表の予想では6億円の利益を見込んでいたが、金融商品会計基準の適用に伴
い保有貸倒懸念債権について貸倒引当金積増し総額約20億円を販管費に計上した
ため、大幅赤字転落となる。売上高は566億円(前期比7.1%減)と予想を52億円
下回る。商業施設関係は順調に推移したものの、住宅およびビル関係が価格低下
の影響もあり予想を下回った。
通期見通しも、売上高1,170億円(前期比4.2%減)、経常損失14億円(前期は
22億8,300万円の利益)、当期純損失19億円(同3,500万円の利益)に大幅修正と
なる。売上高は予想を70億円下回る。経常損失は15億円の利益予想から一転、赤
字転落となる。当期純利益も当初見込みは4億円の黒字であった。
なお、業績修正に伴い、7円50銭を計画していた配当は無配とする(前期は中
間無配、期末3円75銭)。
三協アが専用ホームページ
短納期・省力リフォーム工法
三協アルミニウム工業(川村人志社長)はこのほど、住宅のサッシ・玄関ドア
などの取り替え工法であるSR(サッシ・リフレッシュ)工法専用のホームページ
「SR倶楽部」を開設した(http://www.sr〜club.com/)。
ホームページの内容は、▽SR工法って?(短納期・省作業・高品質のSR工法の
施工手順を分かりやすく説明)▽SR工法の施工例:@一般サッシを「断熱・防露
サッシ」にA一般サッシを「出窓」にB一般サッシを「シャッター付きサッシ」
にC古い雨戸を「新しいアルミ製雨戸」にD古い玄関ドアを「新しい玄関ドア」
にE勝手口ドアを「採風勝手口ドア」──などに取り替えたSR工法を紹介▽お見
積り:上記の6例について簡単な質問に答えていくだけで概算見積もり▽SRショ
ップリスト:近くのSR工法認定施工店を検索▽資料請求:SR工法に関するパンフ
レット(「リフォームパンフレット」窓編・玄関編(それぞれ、A4判/4ペー
ジ)を無料で送付。
従来のサッシ取り替え工事は、大工・板金・左官・塗装など複数の職種・職人
に頼らなければならないため、工期や手間が多くかかり、コストの負担も大きい
ため、あきらめるケースもあった。
これに対し、三協アルミニウムオリジナルのSR工法は乾式工法を採用している
ためSR工法認定施工店だけで工事を完了することが可能。サッシの場合はほとん
ど1日で工事を完了することができる。またリフォーム専用商品を使用するので
はなく、既存の商品にSR専用部材を組合せることで、簡単施工することができ
る。
東洋アルミ、東京事務所を移転
東洋アルミニウムは11月20日付けで東京事務所を移転する。新住所は「〒
140-0002東京都品川区東品川2-2-20天王州郵船ビル6階、電話03-5461-0711、
FAX03-5461-0700」。
アルミ労協の年末一時金交渉
要求出揃う、単純60.1万円
全国アルミ産業労働組合協議会(吉田守会長)によると、今年の年末一時金交
渉における各単組の要求内容が11月9日に出揃った。それによると、要求金額は
単純平均で60万1,557円(昨年末妥結実績35万9,963万円)・2.32ヵ月(同1.4ヵ
月)、加重平均で70万6,698円(同44万6,871円)・2.58ヵ月(同1.7ヵ月)とな
った。
なお、年間型妥結8単組の実績は単純平均で38万5,077円(昨年末実績比2万
5,114円アップ)・1.59ヵ月(同0.19ヵ月アップ)、加重平均で52万6,291円(同
7万9,421円アップ)・2.09ヵ月(同0.39ヵ月アップ)となっている。
東海アルミ箔黒字転換見送り
設備更新で工場稼動率が低下
東海アルミ箔は平成13年3月期決算見通しを下方修正した。単独中間の売上高
は71億6,700万円(前年同期比6.8%増)と当初予想を1億1,300万円下回る。経
常損益も、9,100万円の利益を見込んでいたものの、一転7,000万円の損失となる
(前年同期は2億6,300万円の損失)。当期純損失も8,600万円の利益を計画して
いたが、8,300万円の赤字計上を余儀なくされる(同5億4,000万円の欠損)。通
期の修正見通しは、売上高142億8,700万円(前期比3.4%増)、経常損失1億
4,000万円(前期は3億8,200万円の損失)、当期純損失1億5,800万円(同16億
3,500万円の損失)。
中間期は期中に実施したアルミ箔圧延用設備の更新工事に伴う一時的な工場稼
動率の低下や、食品用包装材の売上減少が響いた。通期でも、「再建3ヵ年計
画」におけるコストダウンの成果が着実が上がっているものの、上期の不振を取
り戻すまでには至らず、当初予想(売上高147億円、経常利益1,800万円、当期純
利益800万円)を下回る。
上期のアルミ建材需給
生産・出荷ともに微増に
日本サッシ協会がまとめた2000年度上期(4〜9月)のアルミ建材生産・出荷速
報によると、生産は26万887d、前年同期比0.3%増、出荷は27万2,004d、同0.5
%増と微増ながらプラスとなった。アルミサッシ生産は17万1,524d、前年同期
比1.1%減、同出荷は18万1,190d、同0.6%減となった。住宅サッシは出荷が11
万628d、同0.8%増。ビルサッシは出荷が7万562d、2.6%減。一方、エクステ
リアは生産が3.6%増、出荷が2.8%増と順調。
名古屋アルマイト
ISO9002の認証を取得
名古屋アルマイト(名古屋市緑区鳴海町、電話052-892-5231、山田邦博社長)
は10月31日付でISO9002の認証を取得したと発表した。認証機関は高圧ガス保安
協会。認証範囲は「アルミ製品の表面処理加工」で、登録された品質システムに
含まれる関連事業所は第1〜第3の3工場。
同社は今年で創業38年目を迎えるが、アルミ表面処理の品質体勢の確立と全社
員のモラルの向上を掲げ、昨年10月ISO9002認証取得に向けてキックオフしてい
た。
同社では、ISO9002認証取得による効果として、@品質の向上(A不具合品の
低減Bモラルの向上C営業力強化――を挙げている。従業員数は70名、平均年令
36歳。社長も34歳と若く、新たな技術への挑戦と徹底した品質管理を経営方針と
している。アルミ表面処理だけではなく、現在ではマグネシウムのAZ91、AZ31な
どの塗装をしなくても実用化できる陽極酸化の研究も積極的にやっている。
マグネ射出成形法で試作品
愛知県プラスチック製造業者
愛知県プラスチック成形工業組合(稲熊一二三理事長、名古屋市熱田区)は平
成11年度の「愛知県新分野進出事業補助対象事業」として、マグネシウム合金の
射出成形による新分野商品の開発に取り組んだ。
愛知県のプラスチック製品製造業は、輸送機械用、電気機械器具用から日用品
まで幅広い種類の製品を生産し、全国一の規模となっている。しかし、近年は大
幅な消費の拡大は望めないうえに、リサイクルも重視されるようになっている。
このため、同事業は組合員が蓄積しているプラスチックの射出成形技術を活かし
て新たな市場開拓につながる可能性が高いことから、愛知県工業技術センター、
名古屋工業技術研究所、日本製鋼所の協力と指導のもとで行ったもの。マグネシ
ウム合金の射出成形新しい分野として関心を集めている福祉機器の分野から「足
上軸受」と呼ばれる義足の部品を試作した。
使用機械は75dマグネシウム射出成形機(日本製鋼所製)、原料はマグネシウ
ム合金チップAZ91D(サイズ:2.5×1.5×1.5mm、重量約3mg)。試作したマグネ
シウム製足上軸受の重量は53.7c(アルミ製の量産品で79.0c)。
写真は金型温度170℃、シリンダー温度595℃平均射出速度1.5m/sで成形した試
作品。表面欠陥は非常に少なく、寸法精度も良好で製品密度もAZ91D合金(1.82
g/cm3)の85%〜95%が得られたという。
一般にチクソモールディング法では肉厚0.6〜3o程度の薄肉製品の成形に適し
ているが、今回の対象製品は肉厚2.5〜7.5mmと比較的厚肉であるため、シリンダ
ー温度と金型温度の変化により厚肉部には鋳造欠陥が発生しやすいという。金型
温度170℃として各シリンダー温度(=溶湯温度)による表面欠陥発生状況を見る
と、シリンダー温度がマグネ合金の融点である596℃以上では欠陥が多くなると
いう。
昭和鋼機、高田副社長が昇格
青山社長は代表権ある会長に
中堅のビルサッシ・カーテンウォールメーカーの昭和鋼機は11月1日付けで青
山健介社長が代表 取締役会長に就任し、高田裕光副社長が社長に昇格するトッ
プ人事を決めた。オーナーの青山一族以外からの社長は初めて。
交代の理由について、「青山前社長は社長在任期間が23年と長期にわたるの
で、経営刷新の観点から副社長にバトンタッチした」としている。高田新社長は
昭和13年生まれの61才。青山前社長の右腕として、同社発足以来、主として営業
面を担当してきた。ビル建築需要の低迷が続くなかで全社的な営業強化を図るた
め、営業出身の高田氏のトップ就任になったと見られる。
今年1〜9月の日用品輸入
数量8%増、金額3%減 大蔵省通関統計から軽金属製品協会がまとめたところに
よると、今年1〜9月におけるアルミ日用品輸入実績は2万1,148d、前年同期比
8.2%増となった。一方、金額ベースでは130億2,300万円、同3.2%減であった。
d当り単価は61万6,000円で、前年同期の68万8,000円に比べ10.5%の下落となっ
ている。
1999年暦年は3年ぶりに前年比プラスを記録。今年に入ってからは数量ベース
では5月までは前年同月比プラスを維持したものの、6月からはマイナス基調で推
移、直近の9月単月では10.4%のマイナスとなっている。
国別輸入量では韓国が1万3,528d、前年同期比10.1%増と伸び、シェア64.0%
と引き続き第1位になった。これに続いて中国が4,430d、同24.7%増と大幅に伸
びた。
素形材産業技術賞決まる
通産大臣賞にメックInt’l
素形材センター(濃野滋会長)は11月の素形材月間の行事の一環として実施し
た「素形材産業技術賞」の受賞者を以下のとおり決めた。
授賞式及び記念講演は11月28日午後1時から機械振興会館大ホール(東京・港
区芝公園)で行われる。
▽通商産業大臣賞:環境調和型冷間塑性加工用水系潤滑剤の開発(メックインタ
ーナショナル)▽中小企業庁長官賞:CNC転造機の開発(ニッセー)▽通商産業
省機械情報産業局長賞:気体加圧複合化鋳造技術によるディーゼルエンジンピス
トンの開発(マツダ)▽素形材センター会長賞:焼結アルミニウム合金コネクテ
ィングロッドの開発(日立粉末冶金)/等速ジョイント・アウターレースのアン
ダーカット・トラック溝ネットシェープ成形(日産自動車)/SiC粒分散アルミ
ニウム基鋳造ディスクロータの開発(アイシン高丘)/ウレタンモデルとCAEを
利用した排気系鋳造品の短納期開発(日立金属)。
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