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NO.1560(2001年11月12日号)
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三和シヤッター工業
住宅窓シャッターで続々新製品
主導権確保に“本家筋”の意地
三和シヤッターは窓シャッター関連で積極的な新製品攻勢に打って出ている。住宅サッシ各社の追撃が激しくなる中で、シャッター最大手の三和が反撃に出たもので、今後の主導権争いから目が離せない。
三和シヤッター工業(高山俊隆社長)の窓シャッター関連おける積極的な新製品攻勢が業界の注目を集めている。7月以降、住宅建材の数少ない
成長市場の同分野で4種の斬新な製品を相次ぎ投入したもので、窓シャッター業界では異例のこと。今後サッシ各社との主導権争いが見物だ。
窓シャッター市場は1999年度153万7,000セット、2000年度168万5,000セットと前年度比10%増と2桁成長を記録、2001年度も187万500セット、同11%増と高成長が見込まれている(カロス出版調べ、一部OEM供給を含む)。日本サッシ協会の調査でも新築住宅への窓シャッター取付率は1996年度14.4%、1997年度17.9%、1998年度22,5%、1999年度32.0%、2000年度43.4%とうなぎ登り。防犯・安全対策や電動化による使い勝手の良さなど
から、既存の雨戸から窓シャッターへの転換が顕著に進展しており、新築住宅着工数が低迷する中、窓シャッターは数少ない成長市場としてサッシ各社、シャッター大手が大きな期待をかけている。
三和シヤッターの新製品は、第一弾が7月発売の通風・採光を調節でき、省エネ効果の高いブラインドシャッター「スカイシェード」(=写真)。同日付けで住宅窓用可動式スリムオーニング「ホームバイザー」も市場投入。また、8月には業界で初めての中低層マンション用窓シャッターとして「サンスカイ」を全国発売し、さらに特殊制御DCモーターを組み込んだ高機能・低価格をセールスポイントとする一般住宅用の「サンプレミア」を開発、10月から全国発売した。
それぞれの販売目標は「スカイシェード」3,600セット、「ホームバイザー」2,000セット、「サンスカイ」2,000セット、「サンプレミア」10,000セット、合計17,600セットに達する。「これほど短期間に大型新製品を投入するのは異例中の異例のこと」(三和シヤッター広報室)で、軽量・重量シャッター、ドアの2本柱に続く次の柱として窓シャッターに焦点を当てた製品開発が一挙に花開いた。
住宅用窓シャッター業界は老舗の三和・文化のシャッター2社が先発で、この両社で総市場の44%を制する。しかし、住宅サッシに圧倒的な力をもち、サッシ・シャッター一体型を開発したトステム、YKKAPなどサッシ各社の追撃が激しく、両社の業界シェアは右肩下がりが続いているのが現状。しかし、「シャッターはビル・場用はもとより、住宅用もシャッター業界がリードするのが当たり前」(高山社長)と反撃に出たもので、その足掛かりが今回発売した斬新なアイデアと先端技術を盛り込んだ4種の新製品。成長製品の住宅用窓シャッターを巡るシャッター大手2社vsサッシ6社の争いは当分目を離せない。
上期の板・押出出荷、5.9%減
箔17%減、21年ぶりの大幅減
日本アルミニウム協会はこのほど、2001年度上期のアルミ圧延品生産・出荷統計(速報)をまとめた。それによると、板類は前年同期比2.6%減と3年ぶりのマイナスに転じる一方、出荷は同4.8%減と2年連続でのマイナスとなった。7月までの猛暑や新型ボトル缶の登場で、缶材、フィン材がプラスになったほか、印刷板、自動車向け、LNG船向けなどが伸びたが、箔向けなどIT関連需要や輸出が大幅マイナスに。
また、押出類は生産が6.9%減、出荷が7.9%減と、ともに2年ぶりのマイナスに。建設の外装材・内装材向けなどがプラスとなったものの、サッシ・ドア向けは低迷。IT関連も不振。板・押出の合計では生産が4.5%減、出荷が5.9%減で、ともに3年ぶりに前年同期を下回った。
さらに、はくは生産が15.1%減、出荷が16.6%減。ともに3年ぶりのマイナスだが、2桁台の大幅マイナスは80年度上期以来21年ぶりのこと。主力のコンデンサや輸出が大幅なマイナスを記録した。因に、コンデンサ向けの各月における前年同月比マイナス幅は6月50.1%、7月52.8%、8月61.6%と月を追って拡大。
9月の板・押出出荷12%減
はくは24%の大幅マイナス
なお、9月単月(速報)では板類の生産が10万352d(前年同月比5.8%減)、出荷9万4,992d(同11.1%減)。マイナスは生産が5ヵ月連続、出荷が6ヵ月連続。押出類は生産が8万3,612d(同13.1%減)、出荷が8万2,749d(同13.9%減)。生産は8ヵ月連続、出荷は9ヵ月連続のマイナス。板・押出合計では生産が18万3,964d(同9.3%減)、出荷が17万7,741(同12.4%減)で、ともにマイナスは8ヵ月連続。
また、はくは生産が1万192d(同23.4%減)、出荷が1万313d(同23.7%減)。7ヵ月連続のマイナスだが、落ち込み幅は最大。
不二サッシの業績下方修正
住宅着工減、IT不況が直撃
不二サッシは26日、単独・連結の9中間決算見通しを下方修正した。新設住宅着工の減少にともなう競争激化の影響による住宅建材の販売減、貸倒引当金の積み増し、販売用不動産の評価損、IT不況による半導体向け形材の販売減、株価下落による退職給付引当金の積み増しなどが原因。特にIT不況により九州不二サッシが赤字になったのが響いたという。中間期の修正予想は次の通りで、( )内は期初予想、単位百万円。
【単体】売上高47,700(45,800)、経常損益△4,570(△2,500)、最終損益△4,750(△2,700)【連結】売上高62,000(60,400)、経常損益△6,320(△2,550)、最終損益△6,060(△2,570)
なお、九州不二サッシの連結中間の経常損益は期初予想の収支トントンから4億8,100万円の赤字に転落する。半導体向け部品を中心とした受注量の減少・売上単価の下落で売上高は予想を8億8,400万円下回る。法人税等調整額を11億4,800万円を計上することで最終損益も16億8,900万円の赤字となる。
市販用1Pマグネ鍛造ホイール
スカイラインGT-R等、日本BBS
日本BBSはこのほど、市販用鍛造マグネシウム1ピースホイールを発売すると発した。同社は長年モータースポーツの最高峰であるFormula
1やル・マン24時間耐久レースなどのレーシング用ホイールの製造で培った技術を投入して発売するもので、ポルシェ911、スカイラインGT-R用からリリースする。2002年1月から限定発売する。
基本デザインはポルシェGT1に装着されたレーシングホイールを踏襲した10本メッシュデザイン。販売価格は、ポルシェ用でフロント(8.5J×18)が14万3,000円、同リア(10.0J×18)14万9,000円、ポルシェ用(フロント/リア、10.2J×18)14万9,000円。
なお、「BBS」ブランドのマグネシウム鍛造ホイールの製造はワシマイヤーが担当している。同社は92年以来、F1各チーム向けにマグネシウム鍛造1Pホイールを供給しており、今年7月で累計出荷量は1万本を超えた。2001年F1参戦11チーム中6チームが同社製ホイールを装着。今シーズンから参戦するトヨタにも採用が決まっている。
INAXトステムの潮田会長
「株価上昇、投資家が高評価」
10月21日に発足したINAXトステム・ホールディングスの潮田健次郎会長(=写真)は24日、グループ社員に次のようなメッセージを発信した。
【シナジー効果】既にこの数か月に渉って両社の各部門間で活発な打ち合せを行なって、シナジー効果を高めるための協働計画が作成されており、100億円を超す計画が立案されている。
【急増した出来高】INAX・トステムの経営統合は世間の注目を集めており、投資家の見方も分かれているが、その結果は株式の動向で知ることができる。▽19日:株価1,690円(+52円)、出来高155万株▽22日:1,718円(+28円)、92万株▽23日:1,745円(+27円)、73万株。
この3日間、建設・住宅・建材の3業種で最高の売買金額となった。出来高の多い株式は換金性が高いので投資価値が高まる。
【株価は統合を歓迎】売買は売手と買手の思惑が一致した時に成立する。株価と出来高の上昇は統合を歓迎し業績向上を期待する投資家の多いことの証明である。この経営統合は投資家の祝福を受けてスタートした。
自動ドア最大手のナブコ
販促運動で3万2,076台、4%増
自動ドア最大手のナブコは23日、2001年度の販売推進運動の結果を発表した。それによると販売推進期間の2001年7〜9月の3ヵ月間にスーパーディーラー3社が販売した自動ドアは3万2,076台、前年同期比4%増となり、目標の3万2,000台をクリアした。内訳は東日本担当のナブコシステム1万6,870台、西日本担当のナブコドア1万1,255台、九州地区のオリエント産業3,951台。表彰式は同日、仙台のホテルで開催されたが、東北・北海道の地元勢が30%の大幅な拡販を達成、全体を引き上げたという。
自動ドアの業界団体の全国自動ドア協会の2001年度における需要予測は国内14万2,000台・前年度比5.4%減、輸出2万3,000台・同15.0%増、合計16万5,000台・同2.9%減。ナブコは2000年度の自動ドア国内販売が6万5,700台、業界シェア45.3%を誇るこの業界のガリバー企業だが、今回の販売推進運動を通じてさらにシェアを引き上げたことになる。「自動ドア進出45周年の2002年度に国内シェア50%達成が悲願」という。
バリアフリーの「ラクリア門扉」
業界初の介護保険対象、四国化
四国化成工業はこのほど車椅子でも楽々通過できるアルミ門扉を開発、「ラクリア門扉」の商品名で11月から全国発売する。同製品は間口を広く設定し、キャスターもレールもない横引きタイプに設計たので軽い力で開閉できるなど操作性を大幅に向上した点がポイント。老人介護保健法に基づく住宅改修費助成金の対象製品の認定を取得、最大20万円の助成を受けられる。
同シリーズは開閉方に回転式、スタッキング式、引き戸式の3種がある。回転式は業界初のターンスライド機構(特許出願中)を採用し、門扉本体の中央部にある横バーを軽く押すだけで解錠され、奥行方向に扉を収納できる。セット価格は14万8,000円から。スタッキング方式は2枚の扉が重なって収納できる住宅用としては業界初の構造。スライドローラー機構(特許出願中)で操作性を高めた。セット価格は12万円から。引き戸式はスライドローラー機構の軽い力で開閉できるオーソドックスな引き戸タイプ。セット価格は9万2,000円から。
アルミ手摺付笠木の総需要
2000年度446億円、1.8%減
アルミ製手摺付笠木メーカー12社で構成する手摺付笠木協議会(会長=久米伸治久米工業社長)は25日、2000年度のアルミ手摺付笠木の総市場が445億8,600百万円、前年度比1.8%減となったと発表した。需要先の住宅、ビルは着工数の減少が厳しかったが、大都市周辺のマンションの着工が堅調だったため、大幅減少は免れた。
2001年度の需要予測は「上期の住宅着工が4%減と経営環境は依然厳しく、良くて前年横這い」と見ている。
なお、2000年度需要のうち会員12社の販売額は121億4,300万円、前年度比5.3%増。カバー率は27.2%で、この分野では圧倒的な力を持つサッシ大手が未加入のためカバー率が低い。
アルミ製手摺付笠木の需要動向を時系列的に見ると、1996年度635億円(内会員138億円)、1997年度504億円(同109億円)、1998年度442億円(同84億円)、1999年度454億円(同115億円)、2000年度446億円(同121億円)となり、ビル建築不況の影響を受けパイの縮小が続いている。
卓上型超振動α−攪拌試験機
事前テスト用に、日本テクノ
超振動α−攪拌機の各種応用機器を開発・販売している日本テクノ(東京都大田区久が原2-14-10、電話3754-1661、大政龍晋社長)はこのほど、多用途目的型の「超振動α−1型卓上型撹拌試験機」を開発した。超振動流動により発生する三次元乱流を利用して、各種のめっき、攪拌、混合及び洗浄などの事前テスト用として、卓上で活用することができる。振動羽根は必要に応じて、SUS製、チタン製、特殊樹脂製に取り替えが可能。電力も75Wと非常に小さい。殺菌用及び液体の活性化用にも利用可能。
主な仕様は、@処理槽(サイズ:200×300×290o・12LA材質:ポリプロピレン製B外形寸法:320×650×550oC振動モーター:75W×200VCインバーター:100V入力、200V出力(スタンド付)。
アルミニウム建築構造協議会
「製作工場認定制度」を発足
アルミニウム建築構造協議会(会長=中山裕之神戸製鋼所アルミ・銅カンパニー執行役員)はこのほど、新規事業としてアルミニウム建築構造物製作工場認定制度を発足、11月からのスタートに向けて、現在製作工場の審査・認定の申請を受け付けている。改正建築基準法に対応して、アルミニウム建築構造物の設計から施工までの構造安全性を確保し、製作時の品質確保を図るために、製作工場の認定を行なうもの。
この製作工場の審査・認定制度は、産学の専門家で構成する資格審査部会(山田丈富委員長)の委員が、工場の製作実績・製造能力・技術力・品質管能力などの書類審査と実施調査により行い、審査結果を技術委員会(橋本篤秀委員長)に答申して製作工場として認定する。申請受け付け締切は11月15日。問合わせは同協議会事務局国枝まで(電話03-3538-0231)。
Al建材の耐久性と表面劣化
軽金属製品協会が研究発表会
軽金属製品協会は11月19日午後1〜5時、化学会館(東京・神田駿河台)において、「アルミニウム建材の耐久性と表面劣化事故対策」に関する研究発表会を開催する。内容は次の通り。
▽アルミニウム建材の各種表面処理の耐久性(軽金属製品協会・表面処理技術研究委員会)▽10年屋外暴露試験結果:@軒天暴露及びメンテナンス効果について(昭和鋼機・鈴木宏吉)A劣化解析について−−SEM及びIR分析−−(YKK・照井愛)▽つや消し塗装品の7年屋外暴露試験結果(立山アルミニウム工業・西田豊)▽汚れ評価暴露試験方法(不二サッシ・田中晶全)▽海洋性雰囲気におけるアルミニウム建材の耐久性について−−海洋環境下を模した室内試験の結果−−▽アルミニウム素材における粉体塗装の各種下地処理と耐久性について(日本粉体塗装協同組合アルミ前処理委員会委員長・河合宏紀)▽アルミニウム建材の実用調査事例に基づく使用指針の提案−−事故事例の原因と対策−−(軽金属製品協会建材表面処理規格委員会/三協アルミニウム工業・坂下満雄)▽質疑応答。
参加費は協会会員1万円、関連団体会員1万5000円、一般2万円。問合せ・申込みは同協会取手分室まで(電話0297-78-2511)。
東京モーターショー報告・第1弾
ES3はアルミなど軽量素材多用
日産は軽量化プラットフォーム
開催中の東京モーターショーではアルミ部品を採用した出展車が注目を集めているが、中でもトヨタの超低燃費小型車「ES3」はアルミを始め、マグネ、樹脂、ハイテンスチールと軽量化材料の集大成ともいえるコンセプトカー。
「第35回東京モーターショー」が10月26日から一般公開されている(会期は11月7日まで)。全体の出展概要は追って掲載するが、第一弾としてアルミ部材採用で話題を集めた出展品からいくつか紹介する。
1.トヨタ「ES3(イーエスキュービック)」
トヨタの先進環境対応技術を結集した4人乗り軽量・小型コンセプトカーとして参考出品。車両重量700sにより、2.7L/100q(ECモード、10・15モードで47q/L)の超低燃費を実現。車両サイズ、ディーゼルエンジン排気量が同等の従来型車に比べて車両重量で200s軽量化、燃費が2.5L/100q改善されている。
ボディにアルミ合金と樹脂を採用し、各部形状・構造を工夫することで強度剛性を確保しつつ、軽量化を追求している。ボディ骨格は強度と耐食性に優れたアルミ合金を使用したスペースフレーム構造。押出材、鋳物、プレス材を適所に配置し、部品数が少なく溶接・接合点数を削減した設計とすることで軽量化を図った。
また、バンパーをはじめフロントフェンダー、リヤフェンダーなどのサイドパネル、バックドアガラス、ラジエーターサポート、リヤフロア、燃料タンク−−などは樹脂製とした。
さらに、サスペンション、ブレーキも軽量化構造やアルミ材を採用。また、小型円筒型バッテリーなど、数多くの部品の軽量化も実現している。例えば、フロントサスペンションは軽量ベアリング構造と、ボールジョイント一体構造のアルミロアアームを採用。リヤトーションビームはビーム・アーム一体構造とし、材料としてステンレス薄板を採用した。
また、フロントブレーキはアルミ製のキャリパと鋳鉄・アルミのハイブリッド・ディスクローターを、またリヤブレーキはアルミホイールシリンダー、アルミMMC(アルミニウム基複合材料)ドラムを採用した。
その他、アミホイールはウベオートモーティブがトヨタと共同開発、ウベ独自のスクイズプロセスで製造した「超軽量ホイール(15×4.5で2.9s)」を採用。また、フロントシートはマグネシウム製バックフレームを採用。これはアラコが850d射出成形機を使ってチクソモールディング法で成形したもの。同社はトヨタのセルシオ向けにシートバックフレームを10月から月8,000〜9,000個規模での量産を立ち上げた。さらに、アジャスタを軽量化するため、アッパーレールにはハイテンションスチール、ロアレールとルーフハンドルにはアルミ押出材を採用した。
2.スズキ「GSX-R/4」/「B-KING」
スズキの参考出品車「GSX-R/4」は、二輪車技術で培った軽量高剛性アルミフレームと樹脂製パネルによる軽量ボディにスズキの大型二輪車「Hayabusa1300」の1300ccエンジンを搭載。アルミフレーム骨格は剥出しとなっており、樹脂ボディパネルは脱着が簡単で軽量カーボン製パネルなどに変更可能。
一方、二輪車での参考出品車は大型二輪車のコンセプトモデル「B-KING(ビーキング)」。「Hayabusa1300」のエンジンにスーパーチャージャーを装着したパワーユニットを搭載。同社は「二重焦点法(DFT)によるアルミニウムの複合レーザ溶接技術」を開発。この技術を「B-KING」の骨格部品であるメインフレームの溶接に適用した。
3.日産「フェアレディZ」
日産は新型「スカイラインGT-R」コンセプトカーとともに、新「フェアレディZ」の、ほぼ量産型のモデルを展示。来年夏の発売を予定しているが、新型「ステージア」、新型「スカイライン」とともに「FM(フロント・ミッドシップ)パッケージ」を採用。新「フェアレディZ」はフードをアルミとしたほか、ステアリングホイールの芯金にマグネシウムシウム合金を採用。さらに、サスペンション類に大幅にアルミ部品を採用、スチール製サスペンションに比べて約1割軽量化した。「FMパッケージ」はプラットフォームを共通化するとの方針から、新型「ステージア」、新型「スカイライン」にも適用される。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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