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NO.1650(2003年08月25日号)
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東京理化工業所の木澤社長に聞く
今下期、期間損益で黒字化必達
採算確保へ製品構成絞り込み
単独決算で3期連続の赤字計上となった東京理化工業所は、多品種小ロットで採算の悪い製品からの撤退など、製品構成の改善を図る一方、高難易度製品は良品率に見合う価格是正を実現。四輪部品の受注拡大も狙う。
東京理化工業所の木澤博司社長はこのほど、本誌と会見し、小ロットで生産効率の悪い不採算品の整理など製品構成の改善と、高難易度部品の「コスト割れ」解消を柱に、今期下期での黒字化をめざした収益改善策に着手する方針を明らかにした。同社の03年3月期単独決算は売上高が140億1,100万円、前期比4.8%減になるとともに、営業損失5億6,800万円、経常損失6億7,600万円、当期純損失11億5,300万円と3期連続での赤字計上となった。前社長の小野田元氏が名誉会長に退いたのを受けて、6月27日付で木澤博司常務が新社長に就任した。
【製品構成の改善を最優先】
03年3月期は不需要期にある計量器部門の売上げが50億5,200万円、前期比18.3%減となった反面、ダイカスト部門は89億5,900万円、4.9%の増収。ただ、連結セグメントでは3億9,000万円の営業損失と赤字幅が前期の1億5,200万円から拡大した。「経営再建にはダイカスト事業で安定的な利益を確保することが不可欠。同事業の収益悪化の最大の理由は、拡販を進めた結果、売上水準は保っているが、製品構成が多品種小ロットになって生産効率が悪いことと、二輪車外観部品など難易度が高くて歩留りが悪い製品が採算割れになっていること」(木澤社長)。
対米輸出向けの二輪車外観部品はADC6系統の素材であるヒドロを鋳造してクロムメッキを施すもの。「当社の得意とする分野だが、品質要求が厳しいため難易度が高く、歩留りが悪い。後工程のコストが増えている反面、良品率に見合った値段にならず“逆鞘”になっている」。「今期も赤字だったら会社存続に係わってくる。納入先の大手ユーザーも当社の状況を理解、話し合いに応じて頂いており、現在値上げの交渉を進めている」。ダイカスト事業の売上総利益段階における赤字のうち、「逆鞘の解消により、赤字幅は少なくとも半分程度縮小することが可能」という。
【不採算品は受注抑制、四輪を拡大】
一方、同社は現在、大小含めて120社程度の納入先があるが、「採算の取れない小ロットのものは値上げをお願いする。値上げに応じて頂けなければ、長いお付き合いのあるところでも、受注をお断りする」など、営業の選別を徹底する。
多品種小ロット製品、不採算製品の整理など製品構成の改善や、高難易度製品の価格是正は「遅くとも今上期中には実現する」(木澤社長)。生産品目の絞り込みによる売上げ減は、現有マシンで最大の1650d機でも対応可能な四輪部品の受注拡大を図る考えで、現在、3社ぐらいある大手ユーザー対して発注増を要請している。
今期計画は総売上高が128億5,500万円。ダイカストは75〜80億円を見込むが、前期に比べた減少分のうち7〜8億円は汎用エンジン部品の生産を海外に移管したことの影響。経常利益は期初計画を下回る1億円程度だが、9月末では月次ベースで収支トントンを実現する。ダイカスト部門では、上期は営業損益段階で収支トントン、ないしは若干のマイナスが残るが、通期では1億円の利益確保をめざす。
【新大株主、基本的な路線で一致】
なお、3月期末で新しい大株主が登場したが、「事業の今後の進め方など、基本的な路線について食違いはない。『東京理化は確かな技術を持っており、企業として安定して存続させ、さらに伸ばして行こう』という方向で一致している」。
5月圧延品設備稼働率89.7%
板類99.0%、押出類78.5%
日本アルミニウム協会によると、5月のアルミ圧延品設備稼働率は89.7%で、前年同月に比べ3.8ポイントのアップとなった。ただ、今年4月比では2.5ポイントのダウン。
内訳では板類の稼働率が99.0%で、前年同月に比べ3.4ポイントの上昇。今年3月の100.3%、4月の100.6%よりは低下したものの、引き続き高水準で推移している。生産能力が11万9,270d、前年同月比0.1%減となる一方で、生産量は11万8,107d、同3.4%増と12ヵ月連続での増加となった。
一方、押出類の稼働率は78.5%。前年同月比では3.6ポイントのアップながら、今年4月に比べると3.7ポイントの低下。80%台割れは9ヵ月ぶりのこと。生産能力が9万9,921d、前年同月比5.6%減となる一方で、生産量も7万8,448d、同1.0%減と9月ぶりにマイナスとなった。
5月の車用アルミ出荷3%増
乗用車向け圧延品17.1%増
日本アルミニウム協会によると、5月の自動車(二輪車を含む)向けアルミニウム製品総出荷量は11万47d、前年同月比3.1%増となった。2ヵ月連続で1桁台の伸び率にとどまり、4月の7.7%増に比べ、伸び率はさらに縮小した。
品種別では、▽圧延品:2万1,424d(前年同月比10.9%増)▽鋳造・ダイカスト8万6,639d(同1.3%増)▽鍛造品:1,984d(同5.2%増)。各項目ともプラスを維持したものの、伸び率は4月に比べ鈍化した。
圧延品では乗用車向けが6,836d、17.1%増と引き続き2桁増を維持。トラックバス向けも2,780d、18.3%増と好調。熱交換器用も1万201d、同6.4%増に。
また、鋳造品は3万757d・3.9%増、ダイカストは5万5,882dで前年同月比横ばい。ダイカストでは二輪車向けが3,186d、22.0%減となったが、自動車向けは5万2,696d、1.7%増に。
暦年上期のアルミ二次地金出荷
49.1万d、前年比4.2%増
日本アルミニウム合金協会がまとめたアルミ二次地金・同合金地金生産・出荷実績によると、03暦年上期(1〜6月)の生産量は49万3,726d、前年上期比5.1%増、出荷量は49万1,048d、同4.2%増となった。上半期ベースでの前年同期比プラスは00年上期以来、4期連続。
6月単月では生産が8万631d、出荷が8万1,483dで、ともに前年同月比1.6%増となった。前年同月比プラスは生産が2ヵ月ぶり、出荷が17ヵ月連続。
古河スカイ社長に加藤氏就任
藤口氏は代表取締役副社長に
10月1日付で古河電工軽金属事業部門とスカイアルミニウムが事業統合して発足する「古河スカイ梶vの役員人事が以下の通り内定した。社長には、加藤仁古河電工顧問・軽金属カンパニー長(62歳=写真)が就任する。スカイアルミの藤口聡史社長は代表権のある副社長に就く。
▽代表取締役社長(古河電工顧問・軽金属カンパニー長)加藤仁▽代表取締役副社長(スカイアルミ代表取締役)藤口聡史▽専務(古河電工顧問・軽金属副カンパニー長)重村郁雄▽常務(スカイアルミ常務)岩渕勲▽同(古河電工顧問・軽金属副カンパニー長)吉原正照▽同(同)高山重憲▽取締役(スカイアルミ取締役深谷工場長)松尾守▽同(古河電工小山事業所長兼軽金属カンパニー小山管棒工場長)岩田匡弘▽同(古河電工軽金属カンパニー技術部長)浅見重則▽非常勤取締役(古河電工代表取締役会長)古河潤之助▽常勤監査役(古河電工監査役)荻野晴光▽非常勤監査役(昭和電工常務)佐藤龍雄▽同(古河電工執行役員常務経理部長兼経営企画室長)吉田政雄。
北米にアルミ押出製品生産会社
車用バンパー等、アイシン精機
アイシン精機は6日、同社の北米統括会社であるアイシン・ホールディングス・オブ・アメリカ(イリノイ州シカゴ、名倉敏一社長)が7月23日付で、アメリカ・イリノイ州マリオン市に日本の部品メーカーとしては北米で初めて、アルミ押出製品を生産する新会社「アイシン・ライトメタルズ(AISIN LIGHT METALS,LLC)」を設立したと発表した。資本金は510万j。
アイシン精機は既に、北米でのアルミ関連事業として、アイシン・オートモーティブ・キャスティング(ケンタッキー州ロンドン市)で、アルミダイカストのエンジン系部品や駆動系部品を生産している。
今回、北米トヨタ向けに初めてアルミバンパーを受注したほか、今後さらに生産量の拡大が見込まれるため、新たに生産拠点を設けるもの。同新会社は、グループ会社のアルミダイカスト・押出専門メーカーであるのアイシン軽金属(富山県新湊市、白鳥進治社長)が生産を、アイシン・ワールド・コープ・オブ・アメリカ(ミシガン州プリマス市、西村淳一社長)が販売を担当し、北米でアルミ関連事業を強化するとともに売上げ拡大をめざす。
土地約8万600u、建物1万2,000uの新工場を建設、04年8月に生産を開始する。生産品目はアルミ押出製品(アルミバンパー)、ABSボディ。06年に約2,000万jの売上げを見込む。従業員数は06年見込みで約50名。
旭テック
中国広州にAlホイール合弁会社
年産100万本、30万本対日輸出
米投資会社リップルウッド傘下の旭テック(佐々木久臣社長)は7日、中国広州に中国ダイカスタル社(河北省秦皇島市)および中国ホイールホース社(本社:広東省増城市)との3社合弁による自動車用アルミホイールの製造・販売会社を設立したと発表した。ダイカスタル社は、中国最大手の自動車ホイール製造会社。同じく自動車ホイール製造会社であるホイールホース社とともに、旭テックが保有する技術、高度な開発力、管理方式の導入をすることにより、急拡大する中国市場への供給増大を図る。
合弁新会社は「Dicastal Asahi Aluminium Co., Ltd.」(ダイカスタル・アサヒ・アルミニウム、広東省広州増城市永和鎮東凌工業園)。資本金は4,000万元(約5億8,000万円)で、旭テックが25%、中国側が75%(ホイールホース55%、ダイカスタル20%)を出資する。従業員数は約460人。董事長には鄭復華氏(ホイールホース社董事長)、副董事長には古橋恵介氏(旭テック、非常勤)と于文州(ダイカスタル社社長)が就任。また、総経理には徐季平氏(ホイールホース社社長)、副総経理には飯田迪雄氏(旭テック)が就任する。
約4万uの敷地に延床面積約2万uの工場を建設する。投資額は約12億円。04年2月から操業を開始し、生産計画は年間100万本で、その内70万本を広州の日系自動車メーカー向けなど中国国内で販売、30万本は日本向けに輸出する。操業2年目には35〜40億円の売上げをめざす。
旭テックは海外生産拠点として、タイにアサヒ・ソンブーン・アルミニウム(年産能力120万本)を設置済み。今後、汎用品の生産は中国合弁会社とタイにシフトしてコスト競争力を高める一方、国内は新製造技術「ATREX-M」による大口径・軽量アルミホイールなど高付加価値製品に特化する。
5月の缶材出荷6.2%減
ボディ7%減、エ・タ3%減
5月の缶材出荷量は3万9,373d、前年同月比6.2%減となった。3月は7ヵ月ぶりにマイナスとなり、26.2%減と大幅な落ち込みを見せた後、4月は3.7%増とプラスに転じたが、再びマイナスを記録した。内訳では、ボディ材が2万7,709d、同7.4%減、エンド・タブ材が1万1,664d、3.3%減と、ともに4月のプラスからマイナスに。
一方、5月の飲料用アルミ缶生産量は2万9,581d、前年同月比0.8%減と4ヵ月連続のマイナスに。内訳では、缶体が2万1,200d、1.5%増と4月の2.0%減からプラスに転じたものの、缶ふたは8,381d、6.2%減と引き続き前年同月実績を下回った。
カーテンG・スペースマンテン
厚さ77oの狭小地向け、三協
三協アルミはこのほど、省スペースタイプのカーテンゲート「スペースマンテン=写真」を発売した。狭いスペースにも対応できるように見込み幅は77oと従来品の130oに比べ約半分とし、従来のカーテンゲートでは車が当たってしまい対応できなかった、都市部などの狭小スペースに最適なカーテンゲート。回転半径幅を小さくできる「中折れセット」を用意、従来品よりも小さい回転幅での収納が可能。
家側のガイド格子には車を傷つけないクッション材を標準装備。オリジナル性の高いスタイリッシュなデザインが住まいと車庫まわりをイメージアップ。価格は写真の商品(片開きセット、ガイドレールタイプ、全幅3048o×高さ1200o)で15万5,500円。
トステムが「ハンガー引戸」
玄関風除室用に全国新発売
トステムはこのほど、ユバーサルデザインで意匠性、機能性、安全性に優れた玄関風除室用「ハンガー引戸=写真」を開発、全国で新発売した。同社の玄関風除室「ツインガード」に組み込み可能な上吊り式(ノンレール)のアルミ引戸。上吊り式のため床にレールや段差がないバリアフリー商品。新機構のローラーの採用により戸(障子)下部でも支持されるため、開閉がスムーズに行なえるのに加え、強風時の戸のバタツキも低減(特許出願中)。また、減速部品の採用により強く障子を閉めても跳ね返りがほとんどなく、閉め直しの手間がなくなり、冷気の侵入も防止。障子下部からの雪の吹き込みを低減する機能も持たせた。
仕様は標準枠見込み寸法で70o。引き違い戸と片引き戸があり、価格は写真の商品(W1800o×H2230o)で21万8,700円。積雪地域である北海道、東北、北陸地方を中心に、一般住宅から店舗、工場、倉庫まで幅広く販売する。
INAXトステム・Hの第1四半期決算
INAXトステム・ホールディングスの04年3月期第1四半期連結決算は、▽売上高:2,199億900万円(前年同期比0.2%減)▽営業利益:72億600万円(同1.5%増)▽経常利益114億5,300万円(同11.6%増)▽純利益:64億1,100万円(22.1%増)となった。概ね公表した業績予想に沿った状況で推移。売上高は横ばいながら、利益は営業外収支の改善もあり増益を達成した。
昭和電工の03年12月期中間決算
昭和電工は11日、03年12月期中間決算を発表した。セグメント別の売上高・営業利益及び通期見通しは表の通り。
日軽金の第1四半期業績
日本軽金属の04年3月期第1四半期連結業績は、▽売上高:1,232億9,600万円▽営業利益:47億6,100万円▽経常利益:31億3,600万円▽純利益:15億9,300万円となった。利益はいずれも、既に公表している業績予想の水準および前年同四半期実績を大幅に上回った。
トステムがキッチンのスポットCM
トステムは8月2日〜29日までの期間、全国・地方の主要テレビ局109局でシステムキッチン「クレディア」の集中スポットコマーシャルを放映している。この商品の開発コンセプトは「スタイリッシュ・ラウンジ」で、キッチンをファッションと同じように使い手の個性を表現できる場所としてとらえてている。このため、初の試みとして、イラストによるアニメーションと実写映像を合成したCMを製作。イラストレーターにはファッション雑誌やファッションブランドの広告などで活躍しているIZAK(イザック)氏を起用した。
『アルマイトの話』改訂版が発刊
東京アルマイト工業協同組合(理事長=山口裕コロナ工業社長、電話03-3447-4138)はこのほど、『アルマイトの話』改訂版を発刊した。B5判・40頁。89年9月に発刊、
好評を博した『アルマイトの話』を全面的に書き直したもので、アルマイトの技術と応用について平易に解説している。アルマイト皮膜の断面図、製品写真例などを収録したCD-ROMが添付されている。
【訃報】
堤明氏(つつみ・あきら=堤伸銅軽金創業者・相談役)7月28日肺炎のため死去、89歳。喪主は妻の為子(ためこ)さん。葬儀・告別式は社葬として8月21日午後1時〜2時30分、祐天寺講堂(目黒区中目黒5-24-53)において行われる。葬儀委員長は堤嘉延堤伸銅軽金社長。
軽金属学会シンポジウム開催
「高品質Al鋳物・ダイカスト」
(社)軽金属学会は9月26日(金)、品川区立総合区民会館“きゅりあん”で第71回シンポジウム「環境にやさしい高品質アルミニウム合金鋳物・ダイカスト鋳造技術」を開催する。プログラムの概要は以下の通り。
▽高靭性・高品質製品を目指すアルミニウムダイカスト技術の現状と展望(日産自動車・神戸洋史)▽高機能アルミニウム基複合材料の市場と最近の動向(曙ブレーキ・上井久雄)▽アルミニウム鋳造品における材料特性・品質と組織の関係(東京工業大学・手塚裕康)▽アルミニウム鋳造部材の機械的性質に及ぼす介在物・異常組織(破断チル)の影響と定量化(広島大学・吉田誠)▽アルミニウム鋳物・ダイカスト用合金溶解・保持炉の動向(日本坩堝・岡田民雄)▽CFダイカスト法による二輪車用車体(ヤマハ発動機・橘内透)▽アルミニウム鋳物の高速熱処理技術の開発(アイシン精機・高木克巳)▽質疑応答。
参加費は正・維持・協賛学協会員1万円、非会員2万円。問合せ・申込みは同学会まで(電話03-3538-0232)。
Mg協会例会「最新の表面処理」
9月2日、江戸東京博物館で
日本マグネシウム協会は9月2日(火)10:00〜17:00、東京都墨田区横網の江戸東京博物館で第6回例会「最新のマグネシウム合金表面処理の現状と課題」を開催する。
内容は、▽マグネシウム陽極酸化処理とは(千葉工業大学・高谷松文)▽マグネシウム表面処理の可能性(マグ・パートナ・芹田一夫)▽マグネ
シウム陽極酸化「ケロナイト処理」(ドッドウェル・福田哲夫)▽マグネシウム陽極酸化「マグライト処理」(電化皮膜工業・秋本政弘)▽マグネシウム陽極酸化「マグホワイト処理(電化皮膜工業・西中一仁)▽10年間のマグネシウム塗装材大気曝露試験結果(産業技術総合研究所・梅原博行)▽世界のマグネシウム開発研究状況と需要動向(日本マグネシウム協会・小原久)▽自動車部品へのマグネシウムの利用課題(日産自動車・松田慎二)。
参加費は会員2万円、非会員3万円。申込みは同協会まで(電話03-3538-0230)。
中国のアルミ新地金生産高
驚異5年間で2倍の伸び
中国のアルミ新地金の生産が急増している。同国の国家統計局がまとめた速報データによると、今年上半期(03年1〜6月)におけるアルミ新地金生産高は256万dを記録した。製錬各社の拡張設備及び新規製錬プロジェクトが相次ぎ完成、稼働に入ったためであり、この生産活動はますます盛んになっているところから、03年の年間合計生産量は525万dに達するものと見られている。これは、02年の生産実績439.8万dに比較して19.37%の増加になる。ちなみに01年の生産高は342万d、00年は282万d、99年は262万dであった。したがって、中国でのアルミ新地金の生産高はこの5年間でちょうど2倍に伸びたわけである。
03年1〜6月期における上位36のアルミ製錬工場の生産高内訳は別表の通り。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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