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NO.1763(2005年11月21日号)

アルマックスの新アルマイト工場竣工
長尺から小物、月産1.9千d設備
設計含む最終品までの一貫体制


 アルマックス(旧・名古屋アルマイト、名古屋市緑区、山田邦博社長)の新アルマイト工場がこのほど竣工、本格稼働した。生産効率化、高品質・多品種要求への対応強化とともに、より最終製品に近い高付加価値品の提供を可能にした。

 完成した新アルマイト工場はこれまで3拠点に分散していたアルマイト工場を集約、建屋と主要設備もすべて一新した。併せて、本社事務所棟、加工棟、倉庫棟、排水処理施設なども新設。これにより、品質のさらなる向上を図るとともに、アルマイトだけでなく、企画、設計、デザインから機械加工、組み付けまでのトータル・サポートが可能な体制を構築した。
 事務所・工場棟の敷地面積は約2,500坪。アルマイト棟は延床面積約850坪。3階建て加工棟と事務所棟を合わせた延床面積は約510坪。
 新たに設置したアルマイト設備は長尺、大物、小物のそれぞれに対応する3ラインで構成。長尺ラインは槽の大きさ(製品有効寸法)が長さ5100×幅1000×深さ1500o、月産能力は約1,500d。大物ラインは2600×800×2100o・月産能力約350d、小物ラインは2000×500×1000o・同約50dで、全体では約1,900dの能力。静電塗装ライン(5100×500×1500)も導入、幅広い製品サイズへの対応など、ユーザーの様々なニーズに応える総合表面処理ラインを設けた。
 工場集約により、リードタイムの短縮、横持ちコストの低減とともに、単に表面処理するだけではなく、独自のアルマイトカラーが施された、より付加価値の高い製品を完成品として企画から納入まで一貫して管理する体制を整えた。
 長尺アルマイトラインはUターン型ライン。電解槽は6000A 6槽、二次電解槽5槽、染色槽9槽があり、化学研磨、独自開発の「ショット化研」など数種類の前処理と二次電解、染色、静電塗装の組み合せにより120通りのバリエーションを持つアルマイト・複合皮膜に対応する。
 電解槽は槽内の陰極板が製品に合わせて自動的に可動することで、押出形材以外にも、1200×2400までの板材、大型溶接構造物、箱形製品など幅広い製品を処理することができる。小物ラインも染色槽は3槽だが、約30色の染料が用意されており、それらを調合することでオリジナル色やオーダー色など様々な色に対応できるようになっている。
 東京・大阪に営業拠点、第2加工工場も
 アルマイト工場の完成に続き、第2加工工場の建設も計画中。増設する加工工場は4階建てで、延床面積は約730坪と現加工工場のほぼ2倍の規模。機械加工設備の増強により、形材だけでなく板材の加工、精密機械加工への対応も強化する。評価試験室など技術フロアを設け、各種評価試験・実験設備の新設・増設も進める。
 同社の製品は自動車関連を始め、住宅設備、室内用装飾、鉄道車両、弱電など多方面にわたる。新工場の完成を機に、営業部門も強化。10月に東京に営業拠点を設けたのに続いて、06年4月に大阪にも設置する予定。これにより全国のユーザーに対するきめ細かいサポート体制を構築するとともに、新規需要開拓を進める。


8月の圧延品稼働率80.2%
板類77.4%、押出類83.6%
 日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品設備稼働率統計によると、8月は80.2%と、7月に比べて15.5ポイント、前年同月比5.7ポイント低下した。
 品種別では板類は77.4%で、7月比23.1ポイント、前年同月比10.4ポイントのダウン。生産能力が11万9,670dと、昨年に比べ0.8%増となった半面、生産量は9万2,684d、同11.0%減と大幅に落ち込んだ。
 一方、押出類の稼働率は83.6%。前月比6.1ポイントダウンしたが、前年同月比では横ばい。生産能力が9万6,721d、0.9%低下した中で生産量も8万854d、1.0%減となった。


8月の車向け製品出荷、4%増
乗用車圧延11%増、DC6%増
 8月の自動車(二輪車を含む)向けアルミ製品出荷量は前年同月比4.4%増の11万2,743dとなった。プラスは21カ月連続。
 品種別内訳は、▽圧延品:2万2,776d(前年同月比4.6%増)▽鋳造品:2万6,615d(同2.8%増)▽ダイカスト:6万1,205d(同5.7%増)、うち自動車向けは5万7,624d・同5.3%増)▽鍛造品:2,147d(同9.3%減)。2桁増を続けてきた鍛造品は7月に1.0%増の伸び率に鈍化、8月は久々のマイナスに転じた。
 また、圧延品の分野別内訳は、▽ホイール:469d(同31.0%減)▽二輪車:1,284d(同34.5%増)▽乗用車:7,777d(同10.9%増)▽トラック・バス:3,061d(同35.2%増)▽熱交換器:1万185d(同6.2%減)。


スズキがPFダイカスト法で開発
高耐久・耐熱性二輪用ピストン
高生産性で鍛造比コスト3割減
 スズキは4日、エンジンピストンの製造工程に「PFダイカスト法(無孔性ダイカスト法)」を導入し、従来の製品に比べ、耐久性、耐熱性に優れた「スズキ・スーパー・キャスト・ピストン」(写真)を開発したと発表した。来春から欧州を中心に販売する予定の600cc二輪車のニューモデル「GSR600」に採用する。PFダイカスト法で製造されたピストンを二輪車エンジンで実用化するのは業界初めて。
 従来のダイカスト製法は、鍛造による製法に比べ製造時間は早いが、材料物性面でバラツキが大きく、含有するガス量が多いため、熱処理や溶接が不可能。このため、ピストンなどの機能部品には向かないという弱点があった。
 これに対してPFダイカスト法は、金型内の空気を酸素に置き換えて、高速で射出されたアルミ合金と酸素を反応させることで空気の巻き込みによる鋳巣をなくし、緻密なダイカスト製品を得ることができる。今回、スズキは新開発の高温高強度アルミ合金を採用、耐久性、耐熱性を向上させるとともに、酸素供給装置の追加と二次加圧を利用することで生産性、品質をさらに高めた。
 PFダイカスト法は金型内に充填されたアルミ溶湯の凝固スピードが速いため、組織が非常に細かく均一になり、残留ガス量も低減することで、靭性に優れた高品質なピストンが得られる。さらに、鋳造時間が短縮できるため生産性が高まり、従来の鍛造ピストンに対して約30%のコストダウンが可能としている。


アルミ・銅製品の現地販売会社
神鋼商事がフィリピンに設立
 神鋼商事は2日、フィリピンにアルミ・銅製品の販売現地法人を設立したと発表した。今年8月フィリピン・カビテ州に設立した新会社は「シンショウ(フィリピン)コーポレーション」。資本金は1,500万ペソ(約3,000万円)で、神鋼商事が100%出資した。12月から営業を開始し、06年度に10億円の売上高を目指す。
 フィリピンでは電子部品、空調、自動車分野において日系メーカーに加えて外資系メーカーも相次ぎ進出しており、今後アルミ・銅素材や加工品の堅調な需要が見込まれている。神鋼商事は96年1月、マニラ駐在員事務所を開設し、営業活動を行ってきたが、取引先からアルミ・銅製品の安定供給と短納期対応などを求めるニーズが高まっているため、販売会社を設立したもの。従業員数は6名。神鋼商事は山本剛士社長を始め、常勤取締役、非常勤取締役各1名を派遣した。
 今後、在庫機能を強化、商権の拡大を図るとともに、将来的には現地における新規事業への参入も視野に置いている。


東武鉄道、アルミ製新型車両を導入
FSW接合によるダブルスキン構造
 東武鉄道はこのほど、伊勢崎線・日光線にオールアルミ製の新型50050型車両を今年度中に導入、来年2月から順次営業運転を開始すると発表した。96年度に導入した30000系以来、9年ぶりの新型車両の導入となる。
 導入する車両は6編成・60両。車体にアルミを採用することで軽量化による消費電力を抑えるとともに、各部のアルミ材質を統一してリサイクルを容易にするなど、環境負荷を低減。さらに、車体外板をアルミダブルスキン方式にすることで車内遮音性を高めた。
 ダブルスキン構造は中空押出形材を車両の長手方向に組み合せたもので、接合にはFSW(摩擦撹拌接合)を利用した。中空押出形材の中空部に制振材を入れることで遮音性能を向上させている。


竹安和雄軽金属製品協会元会長
秋の叙勲で「旭日双光章」受章
 平成17年秋の叙勲で、銭屋アルミニウム製作所会長・軽金属製品協会元会長の竹安和雄氏(写真)が旭日双光章を受章した。9日、東京プリンスホテル・鳳凰の間で伝達式が行われた。
 竹安氏は、01年5月〜03年5月軽金属製品協会第14代会長、99年5月〜01年5月及び03年5月〜05年5月同副会長を歴任。その間、陽極酸化アルミの知的基盤整備事業、熱伝導性アルマイト触媒体製造技術などの新技術開発、陽極酸化塗装複合皮膜耐久性評価方法の国際標準化などにリーダーシップを発揮し、業界発展に大きく貢献した。


Al押出材でカーブ形状構造物
支柱使わず十分な強度、SUS
 アルミ住宅・建築構造材メーカーのSUS(静岡市、石田保夫社長)はこのほど、世界初の簾型の構造により垂直方向にカーブする構造壁を持ったアルミ構造物(写真)を製作した。天井までがカーブ形状になっているうえに、支柱がない構造物で、通常の構造物と同等の強度を確保した。
 構造は、少しずつ断面形状の異なる3種類のアルミ中空押出材(約70o×85o×6m)92本を組み合わせてアーチを作り、部材の両端から通したワイヤーを油圧ジャッキに固定させ、圧力をかけていくことで一体化させたもの。軽量性と強さを併せ持つアルミを部材としていることで、構造設計上、十分な強度を確保。床材は押出材(250×70o)を24本使用。建物の大きさは全長が6m、高さが最大2.78m、幅が最大3.7mで総重量は約2d。設計は建築家の伊東豊雄氏、構造設計はオーク構造設計が担当した。
 3種類の押出材を組み合わせることで、複雑なカーブ形状を持つデザインが可能。支柱が1本もなく、空間を最大限に利用することができる。
 同構造物は11月2日〜6日、明治神宮外苑絵画館前で開催された「東京デザイナーズウィーク」で「未来型の展示ブース」として出展された。伊東豊雄氏は「将来的には、住宅やコテージなど高い居住性が求められる建築にも応用できるよう改良を進めていきたい」としている。


ビル用アルミ手摺メーカー
「日本アルミ手摺工業会」設立
主要20社参加、会長に立山の石黒氏
 マンションなどビル用アルミ手摺の主要メーカーが集まって、業界団体「日本アルミ手摺工業会(仮称)」を設立する。11月28日、霞が関東京會舘において設立総会を開催する。会長には石黒哲夫(立山アルミニウム工業執行役員手摺事業部長)、副会長には久米伸治(久米工業社長)、廣瀬宣雄(サンレール社長)の各氏の就任が内定している。設立に当たっては13社が呼びかけ、現時点で20社程度の参加を見込んでいる。事務局は軽金属製品協会に委託する。
 ビル用手摺は昭和40年代後半からスチール製に代わってアルミ製が普及し、現在約400億円の市場規模にあるが、これまでは業界団体がなかった。ビル用手摺の強度については、(財)ベターリビングが定めるBL基準があり公団住宅などで採用されているが、建築基準法の最低基準は存在せず、民間物件向け製品を含めた強度基準の必要性が指摘されていた。このため、工業会を設立することで業界基準を策定、安全な手摺製品を提供する体制を整えるもの。
 工業会は安全基準作製のほか、アルミ手摺の適切な点検・回収のPRや、高層建築物における手摺の基準など共通の課題に取り組んでメーカー責任を果たしていく。
 なお、呼びかけ企業は、▽久米工業▽三協アルミニウム工業▽三洋工業▽サンレール▽スワン商事▽立山アルミニウム工業▽ツヅキ▽トステム▽トライエンジニアリング▽白水興産▽ビニフレーム工業▽不二サッシ▽丸金▽ユニテ−−の14社。


製品協会が独自の安全マーク
はしご・脚立の適合品に表示
 軽金属製品協会・はしご脚立部会(坂口守正部会長)はアルミ製はしご・脚立製品について、独自策定の安全基準に適合した製品に「Aマーク=写真」と呼ばれる品質マークの表示を行なうことになった。
 はしご・脚立製品の安全基準としては、SG基準とJIS基準の公的規格がある。しかし、寸法や重量などが限定されており、需要が拡大中の三脚脚立や足場台は対象になっていない。このため、同部会では、98年以降、「はしご」「脚立(踏台を含む)」「三脚脚立」「足場台」の4品目の安全基準を制定、より広い範囲で安全な製品の提供に努めてきた。今回、新たに審査登録制度を導入して、安全基準に適合することが確認された製品にマークの表示を行なうことにしたもの。同マークは商標登録済み。
 今年9月末時点で、アルインコ、日本アルミ、長谷川工業、ピカコーポレイション4社の計329製品が適合確認を受けており、これら製品に順次マークが表示される予定。


住生活G 9月中間、5%営業減益
住宅208億黒字、ビル10億赤字
 住生活グループ(水谷千加古社長)の06年3月期連結中間は、旭トステム外装の新規連結、ホームセンターの伸長により前年同期比5.7%の増収となったものの、持家着工減・競争激化で住宅サッシが微減になるなど、予想を下回った。営業利益は同4.7%の減益。資材価格上昇による粗利益減、新規連結会社などの経費増が響いた。ただ、為替差益7億円に加え、退職給付費用が25億円減少、経常利益は2.5%、最終利益は10%の増益となった。
 セグメント別営業収益では、住宅は208億円の利益で前年同期比2.5%減に。ビルは10億円の欠損で、前年同期に比べ赤字幅が拡大した。
 通期では、売上高1兆600億円(前期比9.6%増)、営業利益420億円(同1.8%減)、経常利益550億円(同3.1%増)、当期利益350億円(同7.3%増)を見込む。期初予想に比べ経常利益は変わらないものの、売上高は300億円、営業利益は30億円、当期利益は10億円それぞれ、下方修正となる。


室内取付け型面格子新製品
格子が収納可能、トステム
 トステムはこのほど、格子が収納可能な室内取付け型の面格子を開発、新発売した。窓シャッターのように上部の小型ボックスに格子を巻き上げて収納できるため、収納時には外の景色の妨げにならず、圧迫感もない。固定式の室内面格子では開けるのに格子が邪魔になる「上げ下げ窓」や、障子を外側に押し出して開ける「縦すべり出し窓」などにも取付け可能。
 格子の収納はバネの戻る力を利用しているため非常に軽く、片手で上げて収納することができる。防犯面も充実。格子を完全に下ろすと自動で左右のロックがかかる機構を採用。オートロックと連動して格子上げ下ろし用のレールにプレートが飛び出して溝を塞ぎ、こじ開けを防止する。
 価格は写真の製品(1100×600o)で8万9,000円。


オーエム産業など産官学連携で開発へ
Mg製品の高度めっき処理技術
耐食性2倍、コスト3分の2以下
 めっき加工のオーエム産業(岡山県岡山市)は堀金属表面処理工業(岡山県高梁市)、アーク岡山(岡山県真庭市)、岡山県工業技術センター、岡山県立大学と連携し、めっきを中心とした高度表面処理を施したマグネシウム製品の製造・販売を行う。今年4月に施行された「中小企業新事業活動促進法」に基づき、経済産業省中国経済産業局から「異分野連携新事業分野開拓計画(略称:新連携計画)」として認定されたもので、商工中金から運転資金の融資を受けた。
 この連携事業はマグネ合金の成形加工からめっき処理までの固有の技術を持つ3社がそれぞれの強みを持ち寄り、携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ、自動車部品関連業界向けに高品質のめっき加工製品を製造・販売するもの。
 近年、携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラなどの筐体は、軽量、高剛性、リサイクル性、放熱性などのニーズの高まりから、マグネ合金が使用されるケースが増加している。ただ、そのほとんどが塗装処理に限られるため、商品戦略上極めて重要なデザイン性などに制約があった。このため、塗装処理に比べ光沢が出せるうえに傷がつきにくく、電磁波シールド性能も向上するなど多くのメリットを持つめっき技術の適用が期待されている。しかし、めっき処理技術は密着性、耐食性、コストなどの点で課題を抱えており、これらを克服し、事業化することが強く望まれている。
 コア企業のオーエム産業は優れた皮膜密着性、従来の2倍の耐食性を備えた高品質めっき加工を開発。堀金属表面処理工業は複雑な前処理が不要で低コストなめっき下地処理技術を、またアーク岡山はマグネシウム合金の成形加工及び研磨処理技術をそれぞれ担当する。
 これにより、密着性、耐食性を確保しつつ、製造コストを従来の2/3以下に抑え、デザイン性にも優れためっき加工製品を事業化、07年度までに量産体制を整える。


立体トラス梁の上吊りゲート
業界で初めて新発売、新日軽
 新日軽はこのほど、業界で初めて、立体トラス梁を用いた上吊りゲート「アトラスライン」トラス梁・手動タイプを新発売した。住宅デザインのトレンドとなっている箱型住宅に調和する車庫前のゲート。
 サイズ約8mの開口を用意、最大3台駐車までの車庫前のゲートに対応可能。上吊り方式で開閉がスムーズなうえ、下レールがないため、段差がなく安全。また、扉は180度の回転収納ができるため、フルオープンにすることで車の出し入れも容易にした。価格は写真の施工例で99万円。


TOEXが多段階防犯システム
門扉・フェンスにセンサ装備
 TOEXはこのほど、教育施設や工場、研究所などの不審者侵入防止を目的に、セルフセキュリティシステムを開発した。同社製引戸・門扉、フェンスと赤外線センサなどを組み合わせ、敷地境界の警戒、敷地入り口の警戒、敷地内の警戒と、多段階で不審者の侵入を防止する。引戸やフェンスの設計と同時に、低コストで施設の安全性を高めることを狙った。
 境界敷地の警戒では、フェンス上に最高200mの警戒が可能な長距離アクティブセンサを設置、侵入を検知すると灯具防犯ユニットが光を点滅するとともに威嚇音を発する。また、敷地入り口の警戒は、引戸や門扉に設置した音声威嚇センサの検知エリア内に人が侵入すると、威嚇メッセージが再生され、同時に引戸・門扉上の灯具防犯ユニットが点滅する仕組み。さらに、敷地内の警戒では、建物の出入口や人の出入りの激しい箇所に液晶モニター付4chデジタルレコーダーにつながった防犯カメラを設置、常時モニタリングと録画を可能にしている。


元旦ビューティ、HPを一新
 元旦ビューティ工業はこのほど、ホームページを全面リニューアルした。製品情報、施工写真などを一新したほか、新たにリニューアル工法の紹介、CAD(DXF)データのダウンロード対応や作品事例集を追加した。
 アドレスは「http://www.gantan.co.jp」。


耐風速46m/sのカーポート
三協アルミが「カムフィZX」
 三協アルミニウム工業は、台風や強風に対する強度を高め、耐風圧強度46m/s仕様を実現したカーポート「カムフィZX」を新発売した。
 強風による屋根パネルの吹き上げに備え、屋根パネル抜け防止材3本を標準装備するとともに、パネルピッチを従来の718oから620oへ狭くすることで強度をアップ。また、オプションのサポート柱を取り付けると、屋根の揺れを低減する。
 デザインは住まいに調和するスタイリッシュなフォルム。強さと快適性を実現する商品として、台風などの強風の影響を受けやすい地域を中心に販売する。価格は写真の商品で36万8,000円。







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