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NO.1809(2006年10月23日号)
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Mg鍛造部材開発プロジェクトに参画
三井金、三協立山、宮本工等6社
自動車・情報家電向け利用拡大狙う
NEDOのマグネ鍛造部材開発プロジェクトは企業6社、産総研、素形材センター、長岡技科大、大阪府立大、京都大など産学官で推進、軽量化ニーズが高い自動車、ロボット、情報家電の部品などでの利用拡大を狙う。リサイクルの技術開発も行う。
NEDO技術開発機構は、総事業費35億円、2006〜10年度の5カ年計画で取り組んでいる「マグネシウム鍛造部材技術開発プロジェクト」の委託先として(独)産業技術総合研究所及び(財)素形材センター、助成先に三井金属鉱業を決めたが、委託事業には三井金属の他、三協立山アルミ、カサタニ、タナベ、宮本工業、協業組合菊水フォージングの6社が参画している。
大阪府立大学大学院工学研究科の東健司教授をプロジェクトリーダーに、産総研と素形材センターが基盤技術の共同研究を推進、長岡技術科学大学、大阪府立大学、京都大学も再委託を受ける形で協力する体制となっている。
最終年度である10年度末までの具体的な目標として、結晶(等軸状もしくは柱状)の平均粒径が50μm以下の凝固組織を持つ耐熱マグネ合金ビレットの連続鋳造技術を開発。
さらに、輸送用機器、ロボットなどの構造材用途向けに、微細組織を持つビレットからの型鍛造、ダイカスト鋳造と鍛造加工を組み合わせた複合鍛造などにより、必要な強度を確保できる部材の製造技術を開発する。耐熱部材として、締結フランジ部の構造に対し、現状マグネ鍛造部材として実用的に要求される残存軸力として6400Nの締結力維持を達成する実用的な部材を製造できる複合鍛造技術を目指す。また、耐疲労部材として、引張強度340MPa、伸び15%以上、疲労強度170MPaを有する実用化レベルの部材として製造可能な鍛造技術を実用化する。
情報家電用機器向けでは、ダイカスト鋳造と鍛造加工、またはプレス加工と鍛造加工を組み合わせることにより、複雑な形状の部材が成形できる製造技術を開発。複雑な形状を成形するためには、プレス加工だけでは成形できない薄板部材等の成形など高度鍛造加工技術の実用化を狙う。具体的には、リブなど複雑な突起物を有し、表面平滑度が高い複雑な形状を持つ部材を製造できる技術や、A3サイズ大の高精密大型部材として平坦度0.1o/40oの実用部材が供給可能な鍛造技術開発を目指す。リサイクルでは、工場内スクラップの連続処理方式における表面付着物除去(含有炭素0.1%以下)を達成する装置を開発する。
7月圧延品設備稼働率、95.8%
板類99.0%、押出類91.8%
日本アルミニウム協会によると、7月のアルミ圧延品設備稼働率は95.8%と、前年同月に比べ0.1ポイント上昇した。
内訳では、板類の稼働率は99.0%で、1年前の水準からは1.5ポイントのダウン。生産能力が11万9,670dと、横ばいに推移した中で、生産量は11万8,524d、1.4%減を記録した。
一方、押出類の稼働率は91.8%で、2.1ポイント上昇。生産能力が9万6,194d、0.5%減となったのに加え、生産量も8万8,265d、1.7%増となった。
7月車向けアルミ出荷、4.7%増
乗用車圧延14%増、DC5%増
7月の自動車向け(二輪車含む)アルミ製品出荷量は14万5,859d、前年同月比4.7%増となった。
内訳では、圧延品が2万7,298d(4.6%増)で、板類が1万3,999d(4.6%増)、押出類が1万3,299d(4.5%増)。圧延品のうち乗用車向けは1万164d、13.5%増、熱交換器向けは1万2,544d、4.1%増に。半面、二輪車向けは1,231d(8.9%減)、トラック・バス向けは2,767d(14.2%減)と落ち込んだ。
また、ダイカストは8万1,444d(5.1%増)で、うち乗用車向けは7万6,951d(5.1%増)に。鋳造品は3万4,286d(3.3%増)、鍛造品は2,831d(8.3%増)となった。
ロシア・ルサール、3社合併発表
Al年産390万d、世界トップに
世界第3位のアルミメーカーであるロシアのルサールは9日、ロシアのスアル・グループとスイスの資源商社グレンコア・インターナショナル社のボーキサイト採鉱・アルミナ精製部門と合併することで合意したと発表した。
合併新会社の社名は「The United Company RUSAL」(ユナイテッド・カンパニー・ルサール)。従業員数は11万人を超え,拠点は5大陸・17カ国、顧客は70カ国にまたがることになる。ボーキサイト採鉱、アルミナ精製、アルミ製錬、アルミ箔生産設備を備え、アルミ生産量は年約390万d、アルミナ生産量は約1,100万dと、それぞれ世界市場で12.5%、16%のシェア。売上高は約122億jと、世界最大のアルミ生産企業となる。
合併会社に対するルサール、スアル、グレンコアの既存株主の出資比率はそれぞれ、66%、22%、12%となる。今後6カ月以内に、ロシアを始め、関係各国の独占禁止法監督機関の承認を得ることを条件に、07年4月1日までに合併手続きの完了を見込んでいる。合併後3年以内に、ロンドン証券取引所への上場を目指す。
新合併会社のアルミ生産量約390万dは現在トップのアルコア(360万d)を抜いて世界一となり、以下、アルキャン(350万d)、ノルスク・ハイドロ(170万d)、BHPビリトン(130万d)、チャルコ(90万d)と続く。また、アルミナ生産量1,100万dも、アルコアの890万dを上回る世界最大で、3位以下はアルキャン(750万d)、BHPビリトン(610万d)、チャルコ(420万d)となる。
経産省が原油価格上昇影響調査
アルミ、7割が「収益大きく圧迫」
経済産業省は3日、「原油価格上昇の我が国産業への影響に関する調査結果」を発表した。原油価格は足元では一時期の最高値水準より下落しているが、依然として高水準で推移していることから、06年4月の前回調査のフォローアップを行った。調査期間は9月4日〜28日。
対象業種は、原油・石油製品の投入比率が大きい業種(化学、繊維、ガラス、紙・パルプ)と、原油・石油製品の投入比率が小さい業種(鉄鋼、電気機械、自動車・自動車部品、アルミ圧延、セメント)の計9業種の大手企業57社。
調査期間における原油価格のレンジ(単位:j/バレル)はドバイ:55.75(9月25日)〜66.40(9月4日)、WTI:60.46(9月20日)〜69.19(9月4日)。主な調査項目は、@原油・石油製品価格上昇の経営・収益への影響、A価格上昇の影響への対応(製品価格への転嫁等)。
アルミ圧延の調査結果によると、価格転嫁については、前回調査と比較すると、若干進展が見られる。「困難」と回答する企業は約7割で変わっていないが、前回調査では、約3割の企業が「やや困難」と回答していたのが、今回は約3割の企業が「交渉中」と回答している。
収益への影響については、前回調査と同様、約7割の企業が「大きく圧迫」、約3割の企業が「やや圧迫」と回答している。
経営への影響については、前回調査と比較すると小さくなっている。前回調査では、約3割の企業が「深刻な影響」、約7割の企業が「一定の影響」と回答していたが、今回は全ての企業が「一定の影響」と回答している。
各調査項目の回答状況は次の通り(カッコ内は前回06年4月調査結果)
【価格転嫁状況】▽「できている」なし(なし)▽「ある程度できている」なし(なし)▽「やや困難」なし(約3割)▽「困難」約7割(約7割)▽「交渉中」約3割(なし)。
【収益への影響】▽「大きく圧迫」約7割(約7割)▽「やや圧迫」約3割(約3割)▽「影響小さい」なし(なし)▽「影響ほとんどなし」なし(なし)。
【経営への影響】▽「深刻な影響」なし(約3割)▽「一定の影響」10割(約7割)▽「ほとんど影響なし」なし(なし)。
アルミニウム鍛造技術会
創立20周年「記念講演会」
アルミニウム鍛造技術会(安藤弘行会長)は11月15日、創立20周年を迎えるのを記念して、日本大学理工学部駿河台校舎1号館(東京・神田駿河台)で講演会・展示会「世界をリードする日本のものづくり鍛造基盤技術のトレンドを追う“アルミニウム鍛造技術”」を開催する。併せて、「アルミニウム鍛造貢献賞」表彰式、懇親会を行なう。
技術講演会の内容は、▽アルミニウム鍛造−−その素材に求められるもの(日本軽金属グループ技術センター・土田孝之)▽トヨタにおけるアルミ鍛造技術の取り組み(トヨタ自動車要素生技部鍛造・焼結室室長・森下弘一)▽溶解・鍛造一貫ラインを実現したアルミ鍛造(神戸製鋼所大安工場鋳鍛研究室・中田守)▽CAEのアルミ鍛造への応用(テイエフオー・武藤晃司)▽経済産業省挨拶:鍛造基盤技術指針について(経済産業省製造産業局素形材産業室課長補佐・根岸寿実)。
なお、このほかにアルミニウム鍛造貢献賞受賞者の講演及び挨拶を行なう。受賞者は、▽本村貢早稲田大学理工学部教授▽群馬精工(丸茂洋一代表取締役)▽神戸製鋼所(小池進大安工場工場長)▽鍛栄舎(鍛冶靖高代表取締役社長)▽東久▽日産自動車(渡辺主担車両要素開発本部サスペンション開発グループ)▽本田技術研究所(牛尾英明四輪開発センター第4技術室)▽ヤマナカゴーキン(山中政夫代表取締役会長)。
講演会終了後(午後5時15分〜7時15分)、山の上ホテル・別館地階レストラン「シェヌー」において懇親会を開く。
参加費は会員1万2,000円(懇親会参加の場合1万5,000円)、非会員1万8,000円(同2万1,000円)。いずれも受講料、資料代(記念論文集・鍛造事例集)、昼食・コーヒー代含む。
申込みは「20周年記念講演会」と題記、@氏名A勤務先(名称・部課名)B連絡先(〒、住所、電話、FAX、E-mail)C会員資格(技術会、所属学協会、一般)を明記して、E-mail(r.ishizu@jfa-tanzo.jp)またはFAX(03-3664-6470)で。問合せは電話5643-5321まで。
YKK AP、「窓」製品の品揃え強化
「APW500」に新バリエーション
YKK APは、東京エリアで先行発売している「APW500」に10月より新しいバリエーションを追加した。「APW」は同社が今年3月から展開している新しい窓事業ブランドの名称で、「APW500」は、市場投入第一弾商品のひとつ。
室内から窓の枠がみえないフレームレスデザインが大きな特長で、内装には好みやこだわりに応じて造作材を使用した格調高い木仕上げや、クロスですっきりした仕上げなど、窓廻りを自由に仕上げることができる。
今回、新たに「Type-F」と「Type-G」の2つのバリエーションが加わり、スクエアを基調とした7つの組合せパターンを品揃え。また、連窓や段窓や、たてすべり出し窓、すべり出し窓、FIX窓といった単窓も用意し、住宅の様々な部位に対応可能にした。
Low-E複層ガラス入り完成品(窓)として出荷し、価格は「Type-G」(W1690×H1945、Low-E複層透明ガラス、マットシルバー)で本体・網戸合わせて25万7,670円。初年度販売目標は6億円。
三協立山アが「Gマーク」受賞
大開口サッシ・集合住宅用手すり
三協立山アルミが発売している大開口サッシ「ビューアート」と集合住宅用アルミ手すり「パステルステージ」が、06年度の「グッドデザイン賞」(Gマーク)に選ばれた。
「ビューアート」(写真)は今年3月の発売。デザイン性と性能を高次元で両立させることを目指して開発した商品で、複層ガラス対応の断熱サッシでありながら、スリムな框見付でいたるところに意匠の統一性をはかり、すっきりとシャープな印象に仕上げた。
一方、「パステルステージ」は今年6月の発売。ガラスとアルミ枠を一体化する新技術から生まれた、すっきりとしたフレームレス感覚の手すり。高層マンションの耐風圧設定をクリアする安全性を確保する一方、シンプルモダン建築にマッチするデザインを実現している。
原子力機構と日本金属化学開発
金属中の不純物ガス測定用天秤
日本金属化学(埼玉県ふじみ野市、大間知聡一郎社長)はこのほど、金属材料中に含まれる不純物ガスを測定する「真空熱天秤装置」を開発した。自動車部品に用いられる金属材料の吸着・放出ガス量を金属の重量変化として定量的に測れるため、金属材料のトレーサビリティー(履歴管理)に基づいた品質管理や品質向上に役立つ。
日本原子力研究開発機構が保有する特許を利用した「成果展開事業」を実施し、製品化に成功した。商品化のための外装などの調整を施したうえで、今年度内に販売する予定。販売に先駆けて、同社への試料持ち込みによる受託分析も行う。
真空熱天秤装置は試料を真空中に置いたまま加熱できるため、試料が吸着または放出するガス量を絶対重量の変化として精密に、かつ時間的にも安定的に測定できる。
装置は電子天秤と真空排気装置、試料つり下げ部、真空容器、試料加熱用ヒーターなどで構成。昨年11月に開発した放出ガス測定装置「グラビマス」と組み合わせることで、自動車用アルミ鋳造部品などに吸蔵している多種の不純物ガスを種類ごとに重量として評価することができる。
アルミ協会と全国軽商会共催で
全国3会場でアルミ技術研修会
日本アルミニウム協会は全国軽金属商協会と共催で、恒例の「アルミニウム技術研修会」を今年も東京・大阪・名古屋で開催する。開催日/会場/テーマは次の通り。
【東京】▽10月30日▽きゅりあん品川区立総合区民会館▽FPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置――真空成膜装置(キヤノンアネルバパネルデバイス装置事業部スペシャリスト・堀口青史)/東アジアの経済統合に向けて(経済産業省通商政策局経済連携課課長補佐・藤本武士)/アルミハニカムパネル屋根システムの開発――フクダ電子アリーナ(住軽日軽エンジニアリング設計技術部・稲垣雅道/紀伊周久)
【大阪】▽11月6日▽OMMビル▽FPD製造装置――真空成膜装置(キヤノンアネルバ・堀口青史)/中国の自動車産業(エム・シー非鉄非鉄製品部部長代理・東田良彦/鉄・アルミニウム摩擦点接合技術の開発(マツダ技術研究所・玄道俊行)
【名古屋】▽11月7日▽愛知県厚生年金会館▽FPD製造装置――液晶製造装置(東京エレクトロンAT資材部統括部長・坂本高雄)/中国の自動車産業/IT装置収納室用アルミ二重床(日本軽金属グループ技術センター構造解析グループ主任研究員・田中清文)。時間はいずれも午後1時30分〜4時40分。
参加費は1会場につき2,000円。問合せ・申込みは同協会まで(電話03-3538-0221)。
新日軽が3台駐車スペース用発売
「シャッターゲート連棟タイプ」
新日軽はこのほど、需要の多い3台駐車スペースとして「シャッターゲートD型連棟タイプ(2台+1台)」を新発売した。
シャッター本体は、見通しが良く、死角を作りにくいので防犯性に優れている「ステンレスグリル」と、完全目隠しになる「アルミスラット」の2種類を用意。電動タイプには2カ所に光電センサーを採用。閉・動作中に障害物を感知するとシャッターが反転し、1.5秒後に停止する。
価格は写真の組み合せ(全幅8,572o×全高2,952o)で300万円。初年度1億円の販売を狙う。
旭トステム外装が15柄43品種
セルフクリーニング機能付外装
旭トステム外装(三石健夫社長)は10月からセルフクリーニング機能付きの窯業系外装材15柄43品種を一挙に新発売、窯業系サイディングにおける防汚タイプ商品を全89品種の品揃えとした。07年度中にセルフクリーニング機能付き外装材トータルで同社窯業系サイディング売上の2割を目指す。
同社は04年より、橋梁・航空機などにも使用される超耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」をベースとした「セルフッ素コート」とアクリルシリコンベースの「セルクリンコート」の2種類の低汚染コート技術を順次外装材商品に展開。
今回新たに、@無石綿の窯業系サイディング「ATウォール」の最上位に位置する厚さ18oの「18Zシリーズ」5柄12品種、A厚さ15oの「15Zシリーズ」3柄6品種、B厚さ15oの「15X、15XFシリーズ」7柄25品種を投入。ホワイト系、グレー系など汚れの目立ちやすい外壁材でも汚れを心配することなく長年の使用を可能にした。
価格は、ATウォール15シリーズ「グレイスタイルSR=写真」で6,279円/u。
高岡アルミニウム懇話会
ベトナム企業視察研修会
(社)高岡アルミニウム懇話会は11月22〜26日の日程で「ベトナム企業視察研修会」を行う。
初日にJETROホーチミン支局からベトナムの現状についてレクチャーを受けた後、ホーチミン市に進出している日系企業を訪問し、ベトナム投資のメリット、デメリット、将来性など生の声を聞く。参加者は15名程度を予定している。
主な訪問先は、▽Nitto Denko Vietnam Co.,Ltd.(Vietnam Singapore Industrial Park、日東電工)▽Kachiboshi(VN)Co.,Ltd.(リンチュン輸出加工区、勝星産業)▽ベトナム投資計画省▽Vina Mold & Metal Products Co.,Ltd.(マスオカと本多金属工業の共同出資)▽Kyoshin Vietnam Co.,Ltd.(タントウアン輸出加工区、協伸工業)。
昭和フロントが作品を募集
ストアフロントコンクール
昭和フロント(市岡次郎社長)は07年5月に「第38回ストアフロントコンクール」を開催する予定で、作品募集を行なっている。同社のアルミ建材を使用した施工例の中から優秀な作品を表彰、加工・施工技術の向上と製品の普及を図る。
応募資格は、@設計事務所A建設会社、販売会社B加工店――のいずれかで、06年3月1日〜07年2月23日までに引き渡しが完了している物件が対象。応募締切りは07年2月23日(ホームページからの応募は1月31日)。
審査は、@大型・複合施設Aストア・サービス・飲食店B住宅・オフィス・公共施設・その他――の3部門に分けて実施。全部門からグランプリ1点をはじめ、各部門から優秀賞、優良賞、特別賞をそれぞれ表彰する。審査委員長は、八木幸二東京工大建築学専攻教授。
スヤマ・インフィル受け入れ
インターンシップで学生2名
関東の大手建材問屋、スヤマ・インフィル(東京都武蔵野市、小野寺正臣社長)は10月16日から5日間にわたって、TAMA協会が進める関東地域インターンシップ推進協議会のマッチングにより、インターンシップ(就業体験)の学生2名を受け入れる。
インターンシップの学生は、東京都町田市にあるサレジオ工業高等専門学校で生産システム工学を専攻。このため、同社では住宅資材商社としての立場から、営業活動からサッシ組み立て、施工現場見学、各社ショールーム見学など、住宅業界全体の理解につながる多彩なプログラムを用意している。
素形材講演会「素形材21世紀」
前田泰宏経産省素形材産業室長
素形材センターは素形材月間を記念として、11月17日午後(正式時間帯は後日、ホームページ等で案内)、機械振興会館(東京都港区芝公園)で講演会を開催する。
テーマは「素形材21世紀」。講師には今年5月にまとめられた「素形材産業ビジョン」策定の中心となった経済産業省製造産業局素形材産業室の前田泰宏室長を招く。
入場は無料。問合せ・申込みは電話(03-3434-3907)、またはE-mail(mail@sokeizai.jp)で。
三協工機がISO14001を取得
三協・立山ホールディングスの連結子会社で、アルミ形材押出用金型や樹脂射出成形用金型などを製造している三協工機(富山県高岡市、吉久豊社長)は9月26日付で、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001:2004の認証を取得した。
認証登録範囲は、「アルミ形材押出用金型・樹脂押出用金型・金属製品加工部品の製造及び樹脂射出成型用金型の設計・製造」。審査登録機関は、ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション。
トステムの人事異動
(10月1日)【営業統轄本部】今城幸、執行役員北海道支社長▽吉田聡、同東北支社長▽別井義昌、北関東支社長▽伊藤信之、関越支社長▽宮永光啓、甲信支社長▽太田博明、埼玉支社長▽西村昇、千葉支社長▽中野孝治、執行役員東京支社長▽堀内実、神奈川支社長▽岡田弘、静岡支社長▽大坪一彦、執行役員中部支社長▽築尾真光、北陸支社長▽小川與一、京都支社長▽古橋雅行、執行役員大阪支社長▽平井雅彦、中国支社長▽山岸史成、四国支社長▽大久保忠孝、執行役員九州支社長【特直統轄本部】▽稲田達信、常務執行役員本部長▽三好康博、執行役員直需全国統轄部長▽中野康彦、特需統轄部建材特需部長【ビル建材事業本部】▽大石恵、執行役員ビル営業統轄部長兼ビル営業部長▽伊佐隆男、ビル営業統轄部ビル直販営業部ビル関西第一支店長。なお、10月1日付けで、8統轄支店体制から17支社体制へ変更。
三和シヤッターの人事異動
(10月1日)【本社】研究開発部デザインセンター長(住宅建材カンパニーマーケ・開発部門ルート開発技術グループリーダー)宗像正明【西日本カンパニー】生産・工務部門受注センターグループリーダー、渡辺聖【住宅建材カンパニー】マーケ・開発部門ルート開発技術グループリーダー、平林英雄【リフォームカンパニー】第一支店長(住宅建材カンパニープレハブ・特需部門特需支店長)岩松隆彦▽第二支店長(第一支店長)松永雅人。
日本アルミの機構改革と人事異動
(10月1日)【機構改革】@購買部の内、生活用品に関する部門を生活用品部へ編入A建装部の内、リニューアル部門を独立させて「建装部」とし、金物建材に関する部門を「金物建材部」とするB建装エンジニアリング部を「建材エンジニアリング部」に改称【人事異動】産業機器部担当部長、小川康平▽金物建材部長、舩津攝二▽建装部長、節田賢一▽エンジニアリング本部副本部長兼務、産機エンジニアリング部長・森本康行▽品質保証部長兼務、滋賀品質保証室長・松本史朗。
竹内弘氏(たけうち・ひろし=元日本軽金属取締役)9日午前3時40分、肺がんのため都内の病院で死去、92才。葬儀・告別式は11日、静岡市内の楞厳院で執り行なわれた。喪主は長男の毅(たけし)さん。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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