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NO.1826(2007年2月26日号)

双日・立花金属のベトナム押出合弁
押出機増設視野に高品質品拡販
建材用、北部にも営業拠点設置

 ベトナム・アルミ押出合弁ビジャルコは建材・非建材両分野での拡販を狙う。IT、自動車関連向け受注拡大と併せ、ハノイなど北部地区に営業拠点を設ける。現有設備フル稼働を実現する安定的受注の確保を実現後、2号押出機の増設を検討する。

 ビジャルコ(VIJALCO、ホーチミン市、大熊正美社長)は96年3月の設立。資本金は530万jで、双日42%、立花金属20%、ベトナム現地企業ベンタン(BENTHANH)38%の出資比率。現有主要設備は1,800d押出機1基、アルマイト処理設備、一部加工設備、金型メンテ設備などとなっている。
 06年12月期決算は売上高1,110万米j、経常利益23.6万jとなった。05年12月期の売上高1,140万j、経常利益22万jに比べ、微減収増益。今期は現在計画を策定中だが、売上高、利益ともに増加を見込む。
 同合弁は97年12月に本格操業を開始し、99年度に単年度黒字化を達成。04年度には売上高1,103万j、経常利益40万jを計上するとともに上期で累損を一掃して、初配当を実施、その後も継続している。
 ただ、年産能力が約5,000dある中で足元の受注量は月平均300d強、年間3,600d程度。以前のフル稼働時に比べ若干落ち込み、これによる固定費負担増が減益につながった。
 「『メイド・イン・ジャパンの高品質製品』というVIJALCOの『ブランド価値』を前面に出しながら、台湾系・韓国系押出メーカーとは価格面で競争をしないという選択受注の方針を貫いた。安売りしてまでも操業率を上げるというような経営判断はしていない」(双日)。
 押出形材の大半が建材用だが、IT関連、自動車関連部品など非建材製品の開発にも取り組んでおり、06年半ばからは家電製品用部品の供給がスタートしている。
 VIJALCOは工場敷地面積が約2万uで、創業時に将来の増設を見込んだレイアウトになっており、2号押出ライン増設の余裕は十分にある。しかし、「押出機の増設は常に視野に入れているが、設備をどんどん拡張してどんどん売っていく」という形になると製品の値崩れを起こす懸念がある。また、建材製品の拡販では、「価格競争回避」と併せて、与信の問題が一つのネックになっている。このため、目下のところは設備のフル稼働につながる受注を安定的に確保、さらにそれ以上の受注が見込めると判断して初めて増設を決定するという。
 ただ、現在はホーチミン地域のみで販売しているが、北のハノイ地区にも販売エリアを拡大する。現地パートナーであるベンタンと協力、年内にもハノイ地区に販売拠点を設けることを計画している。
 さらに、人件費、電力などコストが安いというベトナムの地の利を活かして、労働集約的な川下の加工まで手がけるなど、事業の幅を広げることも検討している。


住軽金の4〜12月期連結
経常利益は32.4%増に
 住友軽金属工業の06年4〜12月期連結決算は、前年同期比18.0%の増収の一方、営業利益、経常利益はそれぞれ20.8%、32.4%の大幅増益となった。
 アルミ圧延品部門、伸銅品部門とも需要が堅調に推移。アルミ及び銅の地金価格の上昇に伴い製品価格も値上りしたことで増収を確保した。損益面でも、アルミ地金価格アップにより海外製錬子会社の業績が好転したことなどが寄与した。
 通期見通しは表の通りで、昨年11月の中間決算発表時の予想と変わらない。


日軽金の3Q連結、9%営業増益
建材は赤字幅が2.8億円縮小
 日本軽金属の06年4〜12月期連結決算は表の通り、前年同期比7.2%の増収、8.8%の営業増益、15.2%の経常増益となった。
 セグメント別では、アルミナ・化成品、板・押出製品が増収・営業増益の一方、加工製品・関連事業は8.7%の増収ながら、原材料価格の高騰により5.5%の営業減益となった。一方、建材製品は、アルミ地金、諸資材価格の高騰に対処するため、徹底したコストダウン、価格是正の浸透、採算重視の選別受注を実施。営業損失幅は2億7,600万円縮小した。
 通期見通しは、表の通り、中間決算発表時の予想を変えていない。


昭電アルミ部門、22%営業減益
販売数量減、地金高転嫁遅れで
 昭和電工の06年12月連結決算におけるアルミニウム他事業部門の業績は表の通り、前期比8.0%の増収ながら、21.7%の営業減益となった。
 売上高営業利益率は2.5%。「板、押出、箔とも販売数量が減少したことに加え、加工品を中心にアルミ地金高騰の製品価格への転嫁が遅れたのが最大の要因」(右井巧執行役員アルミニウム事業部門副事業部門長)。今期は3.9%の減収の一方、営業利益は38%増(営業利益率は3.6%)を計画。板、押出、箔の増産に加え、価格転嫁の進展を見込む。
 板類ではPDP向けの機能性アルミ板材ST60が好調な上に、新しい生産品目である5052材の販売が増。両製品合わせて年間2,300d、前年比10%増となった。市場シェア40%の電解コンデンサー用箔の昨年の国内市場は月約3,500dの水準で05年比7%増。今期も4%増を見込んでいる。
 押出・機能材事業部の出荷量は05年比若干の増加。LBP用感光ドラム(ED管)はカラー用・モノクロ用ともに2桁の販売増が続いている。
 TPM活動の効果及びクレーム類の半減などで約8億円のコストダウンを実現。今期も同額のコスト削減を目指す。
 小山工場では総投資額10数億円で鋳造設備の更新工事を進めており、今年夏に完成の予定。鋳造から押出までの一貫生産により品質及びコスト面での強化につながる。
 ショウティック事業部の06年生産量は2万6,000d。販売量、営業利益ともに05年比増加した。今期も生産量は5%増を見込むが、原材料価格の製品価格転嫁が懸念される製品があり、営業利益は横ばいの予想。
 熱交換器事業は、主力の自動車熱交はNRTVコンデンサー、チューブ型エバポレーターの新製品は量産がスタートし、販売数量は計画通り推移。ただ、原材料、アルミの高騰については約半分程度しか価格に反映できなかったことに加え、自動車メーカーからの値下げ要求に応えざるを得なかったため、営業利益は05年をさらに下回る結果となった。課題の米国子会社は販売数量は伸びているものの、価格の低下で損益の改善は進まなかった。タイ、チェコの拠点は数量、利益ともに順調。
 アルミ缶は数量減による減収に加え、地金価格高騰を売値に転嫁できなかったことで減益となった。昨年秋以降、一部ユーザーに価格是正を認めてもらったものの、収益改善には至らず、2桁の営業損失となった。


サミット昭和アルミの青柳社長が方針
4工場・月産1.5万dで最適生産
量的拡大より「新塊合金」で勝負

 06年7月1日付けで昭和電工100%子会社の昭和軽合金と住友商事傘下のサミットアルミが統合して誕生したサミット昭和アルミの青柳勝社長は9日、東京・千代田区の東京支店で記者会見に応じ、現況と今後の経営方針などを明らかにした。

【生産体制】4工場体制で生産能力は月1万5,000d/年18万d。4工場の設備、生産能力、主要製品は下表の通り。旧・昭和軽合金(千葉県市原市)は2工場で月約7,000dを生産していたが、2次合金の工場を閉鎖、残りの新塊合金約3,000dの生産を移管した。従業員数は旧昭和軽合金出身の約30名を含め260名(うち、正社員208名)。
 07年3月期の生産量は約16.4万dを見込んでいる。06年7月以降、旧サミットアルミの月1万1,000〜1万1,500d(うち、新塊合金1,000〜1,500d程度)に加え、旧昭和軽合金の約3,000dが含まれている。
【業績推移】06年4〜12月期売上高は366億円、営業利益率は4%前後となった。通年度では売上高510億円(前期実績312億円)を見込むが、営業利益率は昨年10月以降大幅に低下しており、10〜12月期は3%を切る水準。原料価格が上がる一方、製品の売値が追いつかない状況。加えて、昨年の期初に比べると、燃料費だけで`当たり約3円、運賃など販管費も含めると5円程度アップ。売値には転嫁できず、今年度下期以降の大きな採算圧迫要因となる。
 07年度の生産量見込みは月1万4,500d・年17万4,000d。製品の内訳は30%新塊合金、10%RSI・その他、35%ADC、25%AC。売上高は市況によって変動するが550億円〜600億円程度、税引き後利益は4〜5億円を目指す。
【経営の基本方針】表面的な販売数量だけではなく、生産、販売、人材など中身の充実を図ることで内部の統合効果を実現していく。量の拡大を追求するという路線は考えておらず、日本の国内で発生するスクラップ、日本の国内の需要に見合った「最適生産・最適販売」が基本。無理してたくさん作ろうとすると海外から原料を多く買ってこなければならず、また、無理して売ろうとすれば当然安く売らなければならない。
 原料調達、ユーザーへの供給などを考慮して各工場間の効率的な生産の割り振りを考え、「最適な生産体制」を構築する。さらに製品の販売構成の見直しを行うが、新塊合金の比率を高めていくのが統合の目的の一つ。
 07年度はその第一ステップとして全体の30%程度を新塊合金の生産に充てる。ダイカスト用合金や鋳造物用合金は品種が限られているため差別化が難しく、勢い価格勝負になる。これに対し新塊合金は種類も多く、新合金開発の余地が極めて広い。昭和電工と当社の合金技術をミックスさせて、新塊合金の開発を意欲的に展開する。
 また、「環境問題・安全問題・コンプライアンス」は先んじて進めていく考えで、特に安全対策では「守る安全から作る安全」がスローガン。これらの課題はいずれもきちんと実行するためには設備・人の面でもコストがかかるが、内部統制の強化にも取り組む。
【設備投資】生産設備の増強など大型投資の計画は目下考えていない。設備の修繕・補修は4工場合わせて10数億円の規模になる。
 茨城工場の建屋の改修が昨年終わったが、今年は5月から新城工場の建屋の修繕・補強を行う。投資金額は1億円程度。
【溶湯供給・海外進出】溶湯供給は日本で初めてやったのは当社だが、売る方も買う方も冷材よりもコストアップになることが分かったため、止めた。また、自動車メーカー・ダイカストメーカーが中国、ベトナム、インドなどに進出していく中で、これまでのように国内だけで頑張るというスタンスで良いのかどうか。溶湯供給、海外進出いずれも選択肢の中に入っているが、自動車メーカーと組んでやるなど当社にとってメリットがあり、事業として伸びていくかが判断のポイントである。


住生活グループ、水谷社長が退任
飛田・潮田・伊奈各氏も、後任未定
 住生活グループは13日、水谷千加古代表取締役社長が6月下旬に開催する定時株主総会を経て退任すると発表した。同日開催した取締役会で、役員年齢の上限を定めた「役員の定年に関する内規」を改定したことに伴うもの。
 併せて、飛田英一取締役副会長、潮田健次郎取締役、伊奈輝三取締役も退任する。後任人事など新任候補者、その他の退任予定者は決定しだい発表するとしている。


古河スカイの4〜12月期連結
営業利益、25.5%増に
 古河スカイの06年4〜12月期連結決算は、▽売上高1,793.52億円(前年同期比15.5%増)▽営業利益125.58億円(同25.5%増)▽経常利益115.76億円(同30.4%増)▽純利益68.33億円(同67.0%増)となった。
 自動車関連が引き続き堅調に推移。LNGや液晶・半導体製造装置向け厚板材の需要拡大もあり、販売数量が増加。地金価格高騰の影響もあり増収となった。原油及び原材料関連の価格上昇により製造コストが増加したものの、増益を確保した。
 通期見通しは、▽売上高2,400億円(前期比14.6%増)▽営業利益177億円(同23.0%増)▽経常利益165億円(同29.0%増)▽純利益92億円(同37.8%増)で、昨年5月発表の予想を変えていない。

古河電工・軽金属部門連結決算
 古河電工の06年4〜12月期連結決算における軽金属部門の収益は、売上高が1,828億円(前年同期比13.1%増)、営業利益116億円(同31.8%増)となった。
 10〜12月期のみでは、売上高630億円(前年同期比11.3%増)、営業利益46億円(同109.1%増)。


印ヒンダルコ、ノベリス買収へ
総額60億j、板能力320万dに
 インド最大のアルミ・銅製錬メーカーであるヒンダルコ・インダストリーズと米ノベリス社は11日、ヒンダルコがノベリスを買収することで合意したと発表した。ヒンダルコは36億jを投じ、ノベリスの株主に対して1株当たり44.93jの現金を支払う。ヒンダルコはノベリスの負債約24億jも引き受け、買収金額は総額約60億j。すべて現金で行われる。
 買収が実現するためにはノベリスの株主の3分の2の承認を得る必要があるが、07年第2四半期までに完了する見込み。
 ノベリスは05年1月、アルキャン社のアルミ圧延部門が分離独立した企業。アジア、欧州、南米の世界11カ国で事業展開しており、板材の年産能力約300万d、世界市場シェア約19%の最大手。一方、ヒンダルコはコングロマリット企業であるアディティア・ビルラ・グループの中核企業で1958年の設立。アルミ地金製錬で約42万d、板材で約20万dの能力を持つ。
 ノベリスの06年1〜9月期業績は売上高が74億jで前年同期比17.5%増となったが、最終損益は1億7,000万jの赤字。価格高騰により地金購入コストが3億5,000万j増加したことが響いた。一方、ヒンダルコの06年4〜12月期売上高は1,356.4億ルピー(1ルピー=約2.7円)で、前年同期比75%増、純利益は184.3億ルピーで79%増と好調。
 「ヒンダルコとノベリスが一緒になることで、低コストのアルミナ及びアルミ地金により高品質圧延製品が生産可能なアルミ一貫企業が誕生する」としている。


東洋ア、Alペースト値上げ
3月1日出荷分から`60円
 東洋アルミニウムは7日、3月1日出荷分からアルミペーストの販売価格を引き上げると発表した。値上げ幅は`当たり60円。
 アルミ地金価格の高騰を受けて、昨年来2回の値上げを打ち出したが、その後もさらに地金が上昇。生産性の向上、経費削減、業務効率化などコスト削減に努めているものの、限界を超える状況にあるため、値上げ実施を決めた。

不二サッシの4〜12月期連結
 不二サッシの06年4〜12月期連結決算は、前年同期比4.1%の増収ながら、営業、経常、最終の各損益とも赤字幅が拡大した。
 昨年度から原材料価格の高騰によるコストアップ相当分の値上げを要請。その効果が徐々に現れ、受注価格の下落傾向に変化が見え始めたのに加え、アルミ加工品・アルミ精密加工品の形材外販事業が健闘した。ただ、主力のビル建材事業の売上計上が例年期末に集中するため、利益面では厳しい内容となった。
 通期見通しは表の通り、昨年11月発表の予想を変えていない。


三菱マテ・アルミ事業の3Q業績
25%営業減益、原料高・ボ缶低迷
 三菱マテリアルの06年4〜12月期連結決算におけるアルミ事業部門の業績は売上高1,245.4億円(前年同期比17.3%増)、営業利益28.48億円(同24.8%減)となった。
 アルミ缶は、05年10月の北海製罐(現ホッカンホールディングス)との事業統合効果の他、「第3のビール」向け販売が順調に推移したことで販売数量は増加。ただ、アルミボトル缶の販売が低調に推移したことに加え、原料価格が高水準で推移したことによる製造コストの上昇で増収減益に。
 一方、アルミ圧延・加工品は、板類など圧延品や自動車関連向け押出品の販売が順調に推移。原料価格高騰に対応する製品価格の改定を実施したことで増収増益となった。


白銅の第3四半期連結
営業利益3.9%増
 白銅の06年4〜12月期連結決算は、▽売上高274.39億円(前年同期比25.5%増)▽営業利益21.72億円(同3.9%増)▽経常利益22.33億円(同2.5%増)▽純利益13.62億円(同2.0%増)となった。
 旺盛な需要を背景に数量が拡大。地金価格高騰に伴う販売価格上昇もあり増収を確保した。ただ、商品市況の高騰による仕入れ価格の上昇や工場の能力増強に伴い売上原価が増加、売上総利益率は19.6%と前年同期に比べ3.8ポイント低下した。
 在庫品販売額は177.25億円・前年同期比24.8%増(うちアルミは102.02億円・同17.0%増)、特注品販売額は97.13億円・同26.8%増(うちアルミは81.27億円・同26.7%増)。
 通期見通しは、売上高361億円(前期比19.6%増)、経常利益31.5億円(同11.2%増)、純利益18.6億円(同12.4%増)で、前回予想と変わらず。


日アルの4〜12月連結決算
 日本アルミの06年4〜12月期連結決算は、▽売上高139.19億円(前年同期比4.6%減)▽営業損失2.42億円(前年同期は2.33億円の利益)▽経常損失4.17億円(同0.11億円の損失)▽純損失4.31億円(同0.38億円の損失)となった。
 売上高が第4四半期に集中するのに加え、予想を超える地金価格の高騰などにより赤字計上となった。なお、第3四半期(10〜12月期)だけでは、売上高51.06億円、営業利益1.89億円、経常利益1.39億円、純利益1.36億円と損益面で黒字化している。
 通期予想は、売上高235億円(前期比8.5%増)▽経常利益1.10億円(同9.1%減)▽純利益0.90億円(同21.1%減)で、中間決算発表時の予想を据え置いた。


新日軽、本社を江東区南砂に移転
 新日軽は今年5月付けで本社事務所を現在の品川区大崎から江東区南砂に移転することを決めた。新住所は東京都江東区南砂2-7-5鴻池ビル(
東京メトロ東西線「東洋町」駅から徒歩7分)
で、1階及び2階フロアの4,721uを使用する。
 移転するのは、住宅建材、ビル建材、エクステリア、素材の4事業本部及び管理本部、関東エクステリア支店、他。人員は総勢約700名。

マグネ取扱い安全講習会
 日本マグネシウム協会は3月23日10時〜17時、名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区)で「第26回マグネシウム取扱い安全講習会」を開催する。
 内容は、▽溶解・鋳造作業の安全対策(日本マグネシウム協会・杉浦泰夫)▽熱処理作業の安全対策(千葉工大・佐藤英一郎)▽機械加工の安全対策(嵯峨常生)▽切削用油について(出光興産・高木史明)▽マグネシウム粉塵爆発の原因と対策(米田 )▽溶解残滓及び切削屑の廃棄処理(中央工産)▽マグネシウムの燃焼と消火(都立工専・永井修次)▽マグネシウムの一般特性(技術士・伊藤 )。
 参加費は会員2万円、非会員3万円。問合せ・申込みは電話03-3538-0230、FAX3538-0233。

三和シが潜り戸付きガレージドア
 三和シヤッター工業はこのほど、潜り戸付きガレージドア「EUGA(ユーガ)」(写真)を新発売した。ドアパネルが天井に沿って収納されるオーバースライダータイプの住宅ガレージ用ドアで、欧州子会社のノボフェルム社製品を日本市場向けにアレンジ。オプションとして日本で初めてガレージドアに潜り戸を採用、ガレージドアを開けなくても人の出入りができるようにした。
 価格は幅3,000o、高さ2,400oで潜り戸・飾り窓付きが123万2,000円。初年度400セット・4億円の販売を見込む。


アルミEX施工例写真コンクール
最優秀賞にUBアルミバルコニー
 日本エクステリア工業会はこのほど、「第4回アルミエクステリア施工例写真コンクール」を実施、全国から寄せられた1,157点の応募作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞20点、佳作50点の71点の入賞作品を選出した。
 最優秀賞を受賞したのは「T邸」(UBアルミ、バルコニー施工技能士:内田達也)。「空中庭園とアネーロという種類の異なるバルコニーを連結するのに苦労した」という。
 このコンクールは、全国に約1万4,000名いるアルミエクステリア製品を施工するバルコニー施工技能士の技能向上とエクステリア業界における資格者としての位置付けを明確にすることを狙ったもの。







図・表・写真は本誌でご覧ください。