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NO.2074(2012年3月5日号)
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田中製作所
アルミ高機能部品を効率生産
冷間鍛造・プレス多層筺体技術で
田中製作所はアルミ冷間鍛造技術およびプレス多層筺体技術により生産性向上と低コスト化を実現、スマートフォン・タブレットPCなどの「アルミ高強度・高機能部品」の製品化を目指す。このほど、経済産業省中国経済産業局から「新連携計画」に認定された。
高精密加工の田中製作所(鳥取県鳥取市、田中博文社長)は同社が開発したアルミ冷間鍛造技術及びプレス多層筺体技術により生産性向上と低コスト化を実現、スマートフォン、タブレットPC、デジカメなどの筺体分野での製品化を目指す。アルミ冷間鍛造は従来のダイカストや押出成形に必要であった切削加工の工程を省くとともに、品質は従来品と同等以上であり、高付加価値製品に対応した加工技術を実用化する。
核となるプレス多層筺体技術は異形状加工を施した部材の多層プレス一体成形加工技術。従来、機械加工で行われていた筺体部品製造を、複数のプレス部品を接着接合する方法で、各層の材料を自由に組み合わせることによりデザインおよび機能の向上が可能となる。これまで切削加工でしかできなかった複雑・薄型の筺体を可能とし、かつデザイン性の付与や低コスト化を実現する。
この技術は2010年度の「戦略的基盤技術高度化支援事業」で「プレス多層筺体成形技術の開発」として採択され、携帯電話用フレームを開発。国内メーカーのスマートフォンのサイドフレーム部品として採用された。今回、より軽量で高強度な部材を低コストで求める国内外のモバイル機器分野に同技術を用いた製品を提供し、事業化を図る。
「新連携事業」は田中製作所をコア企業に、ニッシンエイピーエム(大阪府八尾市)が高精度鍛造プレス金型の製作で連携。さらに、TSS(東京都港区)は国内外セットメーカーへの販路開拓と技術営業を担当する。また、技術面で鳥取県産業技術支援センター、販路面で鳥取県産業振興機構がそれぞれ支援する。
11年Al製品総需要384.9万d
2%減、輸送148万d・5%減
日本アルミニウム協会のまとめによると、11暦年のアルミ製品総需要は384万9,077d、前年比2.2%減となった。マイナスは2年ぶり。3年連続での400万d割れで、過去最高である06年の444万8,854d比86.5%の水準にとどまった。内需が363万8,893d、1.3%減と低迷したのに加え、輸出が21万2,184d、15.7%減と大きく落ち込んだ。
製品別では輸入製品が24.9%増と大幅に増えたのを除いて、軒並み前年実績を下回った。用途別では38%を占める輸送向けが148万194d、5.3%減となったほか、一般機械、電気機械などがマイナスを記録。一方、建設は8.8%増で2年連続でプラスとなった。
1月の圧延品出荷、0.1%減
板類8%減、押出類12%増
日本アルミニウム協会がまとめた2012年1月のアルミ圧延品生産・出荷統計によると、板・押出の合計では生産が15万1,425d(前年同月比2.3%減)、出荷が15万6,455d(同0.1%減)となった。マイナスは生産が11ヵ月連続、出荷が8ヵ月連続。
板類は生産が8万1,082d(11.5%減)、出荷が8万4,734d(8.2%減)となった。ともにマイナスは8ヵ月連続。
出荷の内訳では缶材が2万7,364d・1.8%減と6ヵ月連続で前年同月実績を下回った。ノンアルコールビールは好調であったが、寒波や大雪などの天候不順によるビール系飲料の減少が響いた。一方、エコカー補助金制度復活などによる自動車生産の好調により、自動車向けは1万1,793d・3.7%増と、2ヵ月ぶりプラス。また、輸出は1万3,232d、14.7%減。世界的な景気減速により東南アジア向けを中心に落ち込み、12ヵ月連続のマイナスとなったが、タイ洪水の影響は和らぎ、減少幅は前月の23.8%から縮小した。
押出類は生産が7万343d(11.0%増)、出荷が7万1,721d(11.5%増)となった。プラスは生産が4ヵ月連続、出荷が6ヵ月連続。主力の建設向け出荷は4万7,547d、22.1%増。新設住宅着工戸数の回復やタイ洪水の影響による国内での代替生産などにより18ヵ月連続でプラスとなった。自動車も1万1,193d、7.1%増と6ヵ月連続で増加した。
箔出荷、27.5%減
箔は生産が6,524d(28.9%減)、出荷が6,680d(27.5%減)となった。マイナスは生産が5ヵ月連続、出荷が4ヵ月連続。コンデンサー向け出荷は1,493d、53.6%減。コンデンサーメーカーの在庫調整、薄型テレビなど家電製品の販売減などにより、4ヵ月連続でマイナスを記録した。食料品も2,166d、12.9%減と、5ヵ月連続で前年同月を下回った。インスタント及びレトルト食品メーカーの在庫調整、新製品の減少などが響いた。
1月のAl二次合金出荷、5%減
日本アルミニウム合金協会がまとめた2012年1月のアルミ二次地金・同合金地金需給統計によると、生産は6万3,890d、前年同月比2.4%減、出荷は6万2,213d、4.9%減となった。マイナスは生産が3ヵ月連続、出荷が2ヵ月ぶり。過去最高であった08年1月(生産:8万9,016d、出荷:8万9,087d)に比べると、生産は71.8%、出荷は69.8%の水準にとどまった。11年12月比では生産が1.6%減、出荷が6.8%減。
部門別出荷では押出が11.6%増となったのを除いて、各部門とも前年同月実績を下回った。
1月の住宅用サッシ生産、47.8%増
1月のアルミ建材生産・出荷速報(室内建具を除く)によると、サッシは生産が前年同月比25.0%増、出荷が2.0%減となった。内訳では住宅用の生産が47.8%増、出荷が0.1%増。一方、ビル用は生産が0.7%増、出荷が0.6%と伸び悩んだ。
軽金属学会賞に千葉工大茂木氏
功労賞に古河ス・九州三井・三協マ
一般社団法人軽金属学会(山内重コ会長)は2月28日、軽金属学会各賞を以下の通り決定した。5月19日に九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)で開催の軽金属学会第122回春期大会定時総会において表彰式を行う。
【第15回軽金属学会賞】茂木徹一千葉工業大学名誉教授(70歳):これまで一貫して、鋳造凝固の基礎研究を通して凝固組織形成過程を解明し、軽金属の学理および材料開発において極めて重要な知見を見出した。その研究過程で独自の凝固現象観察法を駆使し、長い間不明であった柱状晶-等軸晶遷移機構を明らかにしている。そしてこの成果に基づき微細等軸晶の生成機構を明らかにするとともに、均質な等軸晶からなる鋳塊の連続製造方法を開発した。
【第14回軽金属学会功労賞】石川和徳古河スカイ技術部主査(59歳):長年にわたりアルミ接合、熱交材料開発、腐食研究に従事し、高強度・高耐食性アルミラジエータやカーエアコン材料に関する材料研究を残したほか、自動車ボディシート材料の拡販に従事、アルミニウム合金の研究を精力的に継続した▽三久保滋九州三井アルミニウム工業技術顧問(62歳):軽金属学会凝固部会およびアルミニウム溶湯と耐火物に関する研究部会では結晶粒微細化メカニズムおよび結晶粒微細化剤の種類やその効果等についての試験調査を行い、その技術向上に貢献した▽山下友一三協マテリアル執行役員(57歳):20余年に亘りアルミニウム合金の押出ならびに鋳造に関する技術開発に携わってきた。中でも小径ビレットの開発に当たっては実操業に生かす技術開発に成功して、商標名「TG-bar」として量産。さらにMg合金ビレット鋳造システムの試験ラインを導入し、実稼働の基礎を築く。
【第10回軽金属功績賞】小野幸子工学院大学教授(64歳):アルミニウム、マグネシウム、チタンなどの表面にアノード酸化や化成処理で高い耐食性や機能性を付与する新規な処理方法を開発するとともに、それらの機能発現のメカニズムを基礎的に解明した▽福富洋志横浜国立大学教授(60歳):軽金属材料を対象に高温変形機構の解明と高温加工に基づく集合組織の制御に関する研究に邁進し、特に粒界構造理論に基づく結晶粒界挙動の実証的検証、高温変形中の粒界移動が組織形成に果たす役割などについて数多くの成果を上げる。
11暦年の国内マグネ供給量
4.1万d・3%増、需要4.2万d
日本マグネシウム協会がまとめた2011暦年の国内マグネシウム需給統計によると、供給は4万1,444d、前年比3.3%増となった。2年連続のプラスだが、06年実績の5万417.6dに比べると82%の水準にとどまった。
供給(輸入)の内訳は地金が3万5,114.9万d、前年比3.3%増で、構成比は84.7%。地金のうち純マグネは2万7,252.5d(前年実績2万5,366.9d比7.4%増)で、中国からの輸入が2万6,685.9d(同2万5,123.9d比6.2%増)と98%を占めた。またマグネ合金の輸入量は7,865.8d(同8,631.3d比8.9%減)で、そのうち中国からの輸入が7,816.6d(同8,584.2d比8.9%減)となり、全体の99%に達した。
一方、需要はマグネシウム協会推計で4万2,371.3d、5.2%増となった。2年連続で前年実績を上回ったものの、07年の4万7,435.0dに比べると89%の水準に落ち込んだ。
アルミ塗装材「ファスコート」
サーバーに採用、古河スカイ
古河スカイは2月27日、同社が開発した高導電性アルミ塗装材「ファスコートルバースシリーズ」がサーバー筺体及びサーバーに挿入するパネルに採用されたと発表した。
「ファスコート」はアルミ素材の表面に各種機能性塗膜を付与した材料。軽量で耐熱性・熱伝導性・リサイクル性が高いというアルミ本来の特性に各種機能性塗膜を組み合わせることで、さまざまなニーズに対応可能にした。コイルの状態で加工するため、加工後に一つ一つ塗装する製品に比べて品質が安定しており、低コスト化が可能。
「ファスコートルバース」は樹脂皮膜に導電性を付与したもので、ボディアースや電磁波シールドが必要な用途に最適な材料で、PC用ドライブケースなどに採用されてきた。
今回のサーバー用では、新たな要求であるレーザー加工性を考慮。塗膜種類、塗膜厚さを適切に選定することで、成形性、導電性、耐指紋性、耐傷付き性、耐食性は従来通りの一方、レーザー加工部の切断面、外観などを良好に保つことに成功した。
東洋アルミが吸収合併
子会社の昭和アルミパウダー
東洋アルミ(山本博社長)は2月24日、同社100%子会社で、アルミペーストメーカーの昭和アルミパウダー(SAP、奈良県御所市室410、資本金2億円、徳田精徳社長、従業員約100名)を4月1日付で吸収合併すると発表した。
東洋アルミは11年4月28日、SAPを完全子会社化。自動車用、家電用、インキと幅広いメタリック顔料市場での両社の得意分野・得意技術を統合することでグローバル市場における国際競争力・ブランド力を更に高め、両社の経営基盤を強化することを狙っていた。
今回、SAPを合併するのは、シンプルな組織による経営効率の向上、品種統合による市場効果の捻出およびコストの削減を図るのが狙い。合併は東洋アルミを存続会社とする吸収合併方式で行い、SAPは解散する。
神鋼、トヨタから「技術開発賞」
電磁成形ステイ貫通型バンパー
神戸製鋼所はこのほど、トヨタ自動車から「電磁成形ステイ貫通型バンパーシステム」(次頁・写真)で技術開発賞を受賞し、12年2月23日に開催されたグローバル仕入総会で表彰された。同賞は世界をリードする際立った新技術及び新製品の開発によりトヨタ自動車の商品力向上に大きく貢献した企業に贈られる賞。
今回受賞した「電磁成形ステイ貫通型バンパーシステム」はバンパービームと取付部品であるステイを、従来は溶接や、ボルト締めなど機械的に接合して組み立てていたのを同社が世界で初めて開発・量産化した電磁成形加工法を利用した、かしめ接合により一体で組み立てもの。初の量産車用として今年1月26日発売の新型「レクサスGS」向けに納入を開始した。重量は約2s。従来品に比べて大幅な軽量化とコストダウンを実現するとともに、衝突時の衝撃吸収率も高く、安全性にも優れているという。
SUSが創立20周年記念で製作
アルミ押出フレーム使用自転車
SUS(静岡市、石田保夫社長)はこの6月に会社創立20周年を迎えることを記念して、アルミ押出材をフレームに使用したオリジナルの「アルミ自転車」を製作した。デザインはレーシングカーデザイナーとしえ有名な由良拓也氏が代表を務めるMooncraftが担当。
製作した自転車は20インチモデルと14インチモデルの2種類で、各モデルとも折りたたみができるタイプも製作。主要部には自社製のアルミ押出フレームを使用し、重さ約11sと一般的な自転車よりも40%の軽量化を実現した。アルミ最大の特性である「軽さ」を生かしつつ、剛性、耐久性のある製品に仕上げた。なお、同自転車は創立20周年記念製品のため、一般への販売は予定していない。
IHI子会社が台湾CSアルミから
アルミ熱間仕上圧延機4基受注
IHIの関連会社であるIHIメタルテック(江東区豊洲)はこのほど、台湾最大のアルミ圧延メーカーであるC.S.アルミニウム(中鋼業股有限公司、台湾・高雄市)から、同社が高雄市に所有するアルミ工場向けにアルミ熱間仕上圧延機を受注したと発表した。今回、受注した熱間仕上圧延機は4基で、生産能力は年産35万d。引渡しは2014年の予定。
C.S.アルミは3C(コンシューマエレクトロニクス、コミュニケーション、コンピューター)及びアルミ缶などの市場への販売強化と新製品開発のため、既存の粗圧延機と今回の仕上圧延機を統合し、熱間圧延のフルラインへ増強する。
IHIメタルテックが同社から熱間圧延機を受注したのは今回が初めてだが、過去同社工場向けにアルミ箔圧延機2基、関連会社である寧波華揚アルミ科技有限公司(中国浙江省)向けに冷間圧延納入1基を納入した実績がある。今回、IHIが持つ総合的技術力、国内外におけるアルミ熱間仕上圧延機の豊富な納入実績と品質の高さが評価された。
「アルミニウム鍛造技術賞」
ワシマイヤーとTAN-EI-SYA受賞
アルミニウム鍛造技術会(櫻井久之会長)はこのほど、2011年度(第20回)アルミニウム鍛造賞受賞者を以下の通り決定した。
【特別技術賞】ワシマイヤー鰹ャ野光太郎氏「永年にわたるアルミ・マグネ鍛造ホイールの技術開発及び需要拡大により業界の発展に大きく貢献」【技術賞】概AN-EI-SYA・新川博一氏/荒木順治氏「鍛造及びスピニング加工の利用によるフランジ(ツバ)付一体型のラッパ形状製品の開発」
なお、3月16日午後1時〜4時45分、日本大学理工学部駿河台校舎でアルミニウム鍛造賞表彰式及び受賞記念講演会を開催する。
鍛造賞受賞両氏による受賞記念講演に続いて、▽基調講演「自立・戦略的な研究・技術開発に活用すべき鍛造技術指針(学者の視点から鍛造企業技術力強化のために)」(東京大学生産技術研究所教授柳本潤氏)▽鍛造技術指針に基づく戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)の活用事例と今後の展開(参加企業は交渉中で、三協マテリアル、栗林製作所、上板塑性、宮本工業、長野鍛工、協業組合菊水フォージング等)を行う。
日本自動ドアが社長交代
吉原二郎専務が社長昇格
自動ドア中堅の日本自動ドアは2月18日付で吉原利美社長が会長に就任、後任社長に吉原二郎専務取締役(写真)が昇格するトップ人事を発令した。二郎氏は利美会長の次男で、大学教授の長男と01年に体調を崩した会長に代わり、実質同社の経営トップにあった。
96年に明治学院大学法学部を卒業して同社に入社。在籍のまま99年カリフォルニア大学デービス校、00年イリノイ大学(シカゴ)に留学。02年取締役、09年専務。内閣府認証NPO法人全国自動ドア産業振興会理事、明治学院大学学生支援担当役員、東京サイクリング協会会員、人工知能学会会員。
ミッションは「世界を変えるデザインを創る」「仕事と人生を通じて社会的課題を解決する」。座右の銘は「受けた恩は倍で返せ、受けた恨みは忘れてしまえ」(大山倍達)、「穏やかな心の持ち主は、常に愛され敬われます」(ジェームス・アレン)。尊敬する人物は法哲学者の尾高朝雄氏、日本文学者のドナルド・キーン氏。
趣味はロードバイクで、毎年開催の富士ヒルクライムのタイムが健康のバロメーターという。2日に1回のジョギングを欠かさず、09年には東京マラソンを5時間39分で完走した経験もある。旬のものを美味しく食する料理も得意。1971年12月22日の生まれの40歳。76歳の利美会長から36歳若返る。
11年のAlホイール供給、9%減
国内生産11%減、輸入4%減に
日本アルミニウム協会・車輪委員会がまとめた2011暦年のアルミホイール生産・販売実績によると、総供給量は1,561万1,466個、前年比8.8%減となった。マイナスは2年ぶりだが、07暦年の2,125.9万個に比べると約73%の水準にとどまった。
このうち、国内の生産量は1,039万6,572個、11.1%減。また、輸入量は521万4,894個、3.8%減となった。輸入品比率は33.4%で、昨年の31.7%に比べ1.7ポイント上昇した。
日軽、ナブテスコ等5社共同開発
新ゲートシステム、病院初採用
日本軽金属グループの日軽産業が森ビル、ナブコシステム、ナブテスコ、パナソニックと共同で開発した新ゲートシステム「Passmooth(パスムース)」がこのほど、帝京大学医学部付属病院(東京都板橋区)で採用された。森ビルグループ以外の運営物件で、またオフィス・商業ビル以外で採用されたのは初めて。
二重自動扉構造によって外気注入量を抑える「Passmooth」は高層ビルで風が吹き抜けるドラフト現象を抑制し、かつ空調効率を向上させる新入出口システム。軽量化した折戸により、素早い開閉と本質的な安全性をも両立した。
帝京大学医学部付属病院では自動ドアからの冬の冷気流入が問題となっており、正面入り口に「Passmooth」の導入を決定。12年初めから改修工事を行い、2月6日から運用を開始した。従来の風除室に代わり高い空調効率を実現している。
なお、森グループ運営物件では「上海環球金融中心」(中国・上海)、「六本木ヒルズ森タワー」の展望台出入口などに設置している。
Mg合金接合技術講習会&見学会
日本マグネシウム協会は3月16日、日本大学生産工学部(津田沼キャンパス12号館)で、「マグネ合金接合技術講習会&見学会」を開催する。主な内容は▽マグネ合金のSPR接合(長岡技術科学大学宮下幸雄)▽デジタル制御溶接機と難燃性マグネのアーク溶接(ダイヘン・上山智之)▽粉末冶金法で作成したマグネの特性(日本大学・久保田正弘)▽マグネ合金の摩擦接合(同・加藤数良)▽マグネ合金の溶融接合(同・朝比奈敏勝)▽接合実演見学(TIG、パルスYAGレーザー、プラズマ、摩擦圧接、FSW)。
不二サッシの役員人事
(2月29日)▽退任、3月1日顧問(執行役員品質保証部担当)北畠正実(3月1日)▽品質保証部担当兼務、取締役執行役員生産本部長外山敏昭▽営業本部開発営業統括部担当(同開発営業統括部長)執行役員本藤裕史。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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