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NO.2136(2013年6月10日号)
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元旦ビューティが初のチタン成形瓦を施工 素材は神鋼、高耐久・軽量性両立 本願寺鹿児島別院の屋根改修、2,947u
金属屋根施工の元旦ビューティ工業(舩木亮亮社長)はこのほど、チタン素材の成形屋根材「本瓦棒元旦84(チタン瓦)」を開発、本願寺鹿児島別院の屋根改修工事に採用した。チタン瓦は一般の粘土本瓦に比べて重量が14分の1と極めて軽量なため地震に強い。
素材としてチタン成形屋根材用に特殊表面処理を施した薄板を神戸製鋼が開発、元旦に供給した。特殊表面処理チタン板は表面に酸化皮膜を生成させることでい
ぶし銀調で和瓦風の落ち着いた色調が得られ、変色を防止するなど優れた耐候性・耐久性が特徴。チタン板は極めて硬度が固く、プレス成形しても元に戻るバッ
クリング性が強いため加工が難しい金属だが、神鋼の開発品はプレス成形性に優れるので生産性も高いという。 元旦の「バッキング工法」は屋根を頭
頂部の棟側から下の軒先側に下がりながら葺く工法。屋根は軒先側から棟側に葺き上げる工法が一般的だが、元旦の工法は全く逆。これにより@全面足場が不要
なため経費節減、A既存躯体への重量負担を軽減、B施工済みの屋根を踏むことがないので汚したり、傷つけないなどのメリットがある。鹿児島の場合は桜島の
火山灰も室内に侵入しない。 施主は浄土真宗本願寺鹿児島別院。設計は地元鹿児島の鞄件設計。施工は清水建設、屋根施工は元旦ビューティ。チタン屋根施工面積は2,947u、チタン使用量は約15d。
なお、チタン成形本瓦の開発・施工ではチタン薄板が新日鉄、チタン成形瓦の製造・施工が潟Jナメ(宇都宮市)・小野工業所(東京都)という組み合わせが先
行する。例えば新日鉄・カナメは東京・浅草の浅草寺本堂の屋根改修工事を実施。この工事は施工面積3,097u、チタン使用量約15dの大型工事だった。
元旦と神鋼によると、寺社仏閣など宗教建物、文化財など歴史的建築物の屋根改修には耐震対策・美観向上などの観点から、高耐久・軽量のチタン屋根の採用が
増え、今後も期待されるという。
コロナ工業が民事再生 内外需要の不振で、2度目
アルミ表面処理のコロ
ナ工業(横浜市金沢区、資本金8.75億円、吉田大助社長)はこのほど、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。11年5月、伊藤忠プラスチック、企業再
生支援機構(現地域経済活性化支援機構)などが出資し、事業再生途上にあったが、予想以上の内需の縮小と海外売上の低迷で2度目の民事再生適用に至った。 負債総額は31.7億円。直近の13年3月期の業績は売上高13.54億円、純損失1.70億円。今後新たなスポンサーのもとで再生を目指す。
同社は「滑驪ニ再生支援機構51%、伊藤忠プラスチック(CIPS)49%の出資により11年8月に事業再生をスタートした。その後ベトナム工場の稼働や
アルプラスの拡販などで売上増を図る一方、名古屋工場の閉鎖によるコスト低減など必死の経営努力を行った。しかし予想以上の内需の縮小、海外売上高の低迷
などにより収支改善が図られず、事業継続は困難と判断した。機構及びCIPSの負担による貸付を受け、新スポンサーを探しつつ民事再生手続きの中で事業再
建を目指すことになった」とリリースを発表した。
旭テックがラオス進出 現地BMMと合弁会社を設立
年商15億バーツのダイカスト会社
アルミダイカスト大手の旭テック(丹治宏彰社長)はこのほど、ラオスの現地資本BMM Group Co.Ltd(Phisith
Banyadith代表)との間で同国サワナケート県にアルミダイカスト部品製造の合弁会社を設立することで合意したと発表した。同社の海外拠点はタイの
4ヵ所に加え5ヵ所目。 新会社はBMM Asahi Tec
Co.Ltdで、5月にも設立予定。資本金は16億バーツ(約51億円)で、旭テック50%、BMM50%の対等出資とする。従業員は376名。生産品目
はアルミダイカスト部品で、タイ及び東南アジアに供給する。生産計画では16年下期に月間約610dを生産し、年商15億バーツを予定する。BMMは免税
店などの小売業、不動産開発、レストラン、ゴルフ場などを手掛ける同国有数の企業グループという。年商規模は11年度2.64億米j。 旭テック
は1989年にタイにアルミダイカスト部品の生産拠点を設置して進出。タイの生産拠点はバンボー工場(月産能力1,200d)など4ヵ所がある。高度経済
成長の続くタイではアルミダイカスト需要が好調なため、タイ及び周辺国への供給を目的にラオスに進出したもの。この結果、同社の生産能力は月間1,810
dに50%アップする。
12年度の圧延品統計 総出荷195.3万dで2.3%減
板1.2%減、押出3.7%減と低調
日本アルミ協会がこのほどまとめた12年度の圧延品生産・出荷統計は生産が195万1,515dで11年度比1.9%減、出荷が195万3,377dで
2.3%減となり、ともに2年連続の減少、2年連続の200万d台割れとなった。過去のピークだった1996年度に比べ生産は22.9%減、出荷は
22.8%減と依然低調な水準が続く。 用途別の詳細出荷内訳は次頁・表の通りで、板類は116万1,849dで1.2%減。過去のピークの04
年度比17.0%減。構成比37.1%を占める缶材は41万5,317dで0.1%の微増。ビール飲料系は減少したが、コーヒー向けボトル缶、ノンアル
コールビール向けが好調で、2年連続の増加。構成比11.9%の自動車向けは13万7,725dで0.4%の微減。エコカー補助金の打ち切りで下期に減少
した。 大きく変動したのはプラスが船舶・航空・鉄道車両用の23.3%増、電子通信機器の13.1%増など。マイナスは一般機械の33.3%減、その他電気機器の14.3%減、箔用の13.3%減など。
押出類の出荷は79万1,528dで3.7%減。過去のピークの96年度比では37.1%の大幅減。構成比62.9%を占める建設向けは49万8,022
dで4.2%減と3年振りにマイナスとなった。しかし、前年度はタイ大洪水の影響で国内の代替生産が高かったためで、建設用の需要は依然堅調という。構成
比16.6%の自動車は13万1,769dで1.1%の増加。用途別で大きく伸びた分野はなく、電気機械器具15.1%減、一般機械9.7%減と低調な出
荷が目立つ。
12年度のアルミ箔の生産・出荷
日本アルミ協会はこのほど12年度におけるアルミ箔の生産・出荷
をまとめた。それによると生産は9万4,848dで15.2%減と大きく落ち込み、2年連続減。過去のピークの00年度比では38.3%減。出荷は9万
3,028dで15.3%の大幅減で、これまた2年連続減。過去のピークの00年度比39.5%減と顕著なマイナス。 詳細な出荷内訳は表の通り
で、構成比31.0%と最大部門の食料品は7.9%減、同23.8%のコンデンサ向け35.1%減と2大需要部門が不振を極めた。このほか医薬品包装の化
学工業向けも3.0%減、日用品も4.8%減と低調で、プラスはその他電気の1.0%増だけと12年度は需要不振が際立った。 ただコンデンサ用
は需要家の在庫積み増しなどで12年12月を底に回復基調にあり、13年3月単月では2,122dと9ヵ月ぶりに2,000d台に回復。食料品もヨーグル
ト各社が販売好調と新製品の市場投入により増設するなど、3月単月2,594dで前年同月比13.2%増となり、用途によっては回復傾向が見られるとい
う。
LIXIL国際大学建築コンペ ハーバード大学に最優秀賞
(公財)LIXIL住生活財団(潮田洋一
郎理事長)はこのほど、東京・虎ノ門の霞ヵ関ビルプラザホールにおいて、「第3回LIXIL国際大学建築コンペ」の最終公開審査を行い、最優秀賞に米国・
ハーバード大学の「HORIZON HOUSE」(写真)を選出した。同作品は実施設計を経て北海道・大樹町の「メム
メドウズ」敷地内に建設、10月に完成する。 同コンペは次世代のサステナブル住宅の技術を模索・検証し、社会にその技術を発信することを目的に
開催。第3回目のテーマは「RETREAT IN
NATURE(大自然のリトリート)、日常生活から離れるための隠れ家」。世界11ヵ国12大学から応募があり、最終選考で上位3大学の中からハーバード
大学の作品が選ばれた。 最優秀賞作品は土台に枕木など廃材を使用して建築資材からのエネルギー発生を抑制。また積雪を考慮して高床式として隠れ家のイメージを表現し、満場一致で選ばれた。
YKK APが新提案 「小エネ(ローエネ)で暮らそう」
YKK APは小さなエネルギーで快適に暮らす新コンセプト「小エネ(ローエネ)で暮らそう」を提案する。樹脂窓「APW330」など高い断熱性能を持つ窓を中心に、光や風、熱や水をコントロールして、極力エネルギーを使わずに快適に過ごせる暮らしを目指す。 「窓には住まいの性能や快適さを左右する大切な役割がある。窓を通じて四季それぞれに光や風、熱や水に巧みに賢く付き合い、自然の力を上手に利用しながら、小さなエネルギーで快適に暮らす、それが当社の新提案」 「小エネ(ローエネ)」のポイントは以下の4点。@光を取り入れたり遮って、明るさと熱をコントロール、A自然の風を自在に操り、心地よさをアップ、B熱の出入りをしっかり抑え、心地よい室内をキープ、C水と上手に付き合い、快適な暮らしをサポート。
昭和電工が竣工 「川内高原農産物栽培工場」
昭和電工はかねて福島県川内村に「川内高原農産物栽培工場」を建設していたが、このほど完成した。植物育成用LED素子や高速栽培技術「Shigyo法
TM」採用した完全閉鎖型の植物工場で、リーフレタスなど葉菜類を1日最大8,000株以上収穫できる。アルミ栽培棚などアルミ製品も多用された。
採用されたのは植物育成に最適な600nmの波長を世界最大の輝度で発光できる同社独自開発の赤色LED素子と、山口大学と共同開発した高速栽培法
「Shigyo法TM」を組合わせた植物育成システム。蛍光灯を使用する従来法に比べ2倍以上の収穫量が可。LED素子は発熱量が少ないので空調用の電気
代を節約、採算性が高い。 11.3.11の東日本大震災の被害を受けた川内村の復興策や経済活性化の一環として同村に立地した。
貝IXILが6月発売 防音・断熱のインテリア内窓
強化木材初使用、電力代2割減 LIXILは6月1日からリフォーム用の防音・断熱のインテリア内窓「インプラス」に「インプラスウッド」を加え、全国発売する。オリジナル開発の強化木材「WOOD+(ウッドプラス)」を採用し、デザイン性と木目の質感を高めたのが特徴。 「インプラス」は樹脂製内窓で、1窓当り1時間程度の工事で窓の断熱・防音・防結露が可能。高い省エネ性に加え、10年に住宅エコポイントの対象となり販売数を大きく伸ばしたという。
「WOOD+」は同社のインテリア建材の加工工程で発生するMDF(中密度繊維板)の木粉に樹脂を混練して木の手触り感を実現したエコ素材。表面に凸凹を
付けた浮造り調仕上げで木の感触を強調。また正面から錠の見えない「框内蔵アジャストロック」、重量感のある「金物調引手」を採用するなど高いインテリア
性を実現した。 品種は2枚建て引違い窓。対応ガラスは遮熱高断熱複層ガラスなど4種。対応サイズは幅550〜3,000o、高さ450〜450o。参考価格は引違い2枚建て(幅1,650o×高さ1,100o)・一般複層ガラス込み完成品7万6,650円。
三協立山・三協アルミ社 売れ筋形材門扉を増機種
三協立山・三協アルミ社は人気機種の形材門扉「ニューエクモアハイタイプ」に新デザインを増機種した。フェンスやスクリーン、カーポートなどとのコーディネートが豊富になった。 「ニューエクモア」は形材門扉の主力機種。幅は800o・900o・1,000o・1,100oの4種で、高さは一般の1,600oの他、防犯を意図した「ハイタイプ」の1,800o・2,000oを用意する。 今回新たに木調デザイン2機種をラインアップ。「横板格子デザイン」と「横目隠しデザイン」。ともにナチュラルな木調色と形材色のコンビネーションが一際引き立つ。 本体参考価格は写真(両開き、幅800+800o×高さ1,800o、錠前スタンダードタイプのタッチ錠)で27万3,400円。
日本アルミ協会が講演会 アルミ鉄道車両2万両達成記念
10月24日に東京で、50周年祝賀会も
日本アルミニウム協会アルミニウム車両委員会は、13年度早々にアルミ合金製鉄道車両が累計2万両を達成する見込みにあることから、下記の要領で「進化す
る鉄道、未来へ、〜アルミニウム車両とともに〜」と題した2万両達成記念講演会を開催する。1962年に日本で初めて車体の骨組みがアルミ合金製の電車が
山陽電鉄に採用されて以来、50周年を迎えた記念の意味合いも含む。 この50年間にアルミ合金製車両の軽量性・高耐食性・リサイクル性が鉄道関係者に広く認識され、通勤車両から新幹線車両まで幅広く普及。毎年製造される車両の約1/2がアルミ車両という。 ◎開催日、10月24日午後1時30分から ◎場所、KKRホテル東京(東京都千代田区大手町1-4-1) 日本アルミ協会会長、国土交通省・経済産業省の代表の挨拶の後、7件の記念講演が行われ、午後5時からは祝賀会が催される。
演題と講師は次の通り。@「今後の国内、海外の鉄道事業計画について」、国土交通省、A「アルミ合金製構体50周年の経過」、川崎重工業、B「東京メトロ
のアルミ車両の変遷」、東京地下鉄、C「新幹線車両の変遷」、東海旅客鉄道、D「JR九州クルーズトレイン・
ななつ星」、E「ナノ組織制御によるアルミニウム合金の特性改善」、鉄道総合技術研究所、F「車体強度小委員会活動報告」、アルミニウム車両委員
神鋼アルミ・銅事業部門の業績 売上9.6%減、経常利益35.7%減
自動車・IT・液晶半導体用が不振
神戸製鋼は4月26日、12年度の決算を発表した。そのうちアルミ・銅事業部門の業績は売上高2,622億円で9.6%の減収、経常利益39億円で
35.7%の大幅減となった。売上高経常利益率はわずか1.5%。11年度2.1%から0.6ポイントの低下で、10年度の4.8%から2年連続大きく後
退。 「アルミ圧延品の販売量は12年度上半期まで堅調に推移した自動車向けが、第3四半期以降減速、IT関連分野も需要低迷が継続したため、
25万9,000d、2.6%減となった。アルミ鋳鍛造品も液晶・半導体製造装置関連の需要の落ち込みが厳しく、250億円で12.0%減となった」「銅
圧延品の販売数量は、銅管はタイの洪水からの回復などがあり若干増加した。しかし銅板条は半導体向けが低迷し、11.3%減と2ケタ減」 アルミ・銅とも販売価格に転嫁される地金価格が下落したため、数量減以上に売上高が減少し、損益悪化要因となった。同時に地金市況下落に伴いアルミ・銅とも在庫評価損約40億円を計上したことも響いた。 13年度は経常利益90億円へ 13
年度の業績予想は売上高が4.9%増の2,750億円、経常利益が2.31倍の90億円を予想する。但し経常利益にはアルミ・銅の在庫評価益35億円を見
込むので、真水の経常利益は55億円で41%増に留まる見通し。「アルミ圧延品・銅圧延品とも、円安を背景とした国内需要家の競争力の回復や輸出の増加が
見込まれることから、出荷数量はともに12年度を上回る見通し」とコメントした。
【貝IXILグループの役員人事】 〔貝IXILビバ〕6月14日付▽監査役、多田章▽退任(監査役)長坂泰郎 〔叶島織物セルコン〕6月19日付▽監査役(取締役執行役員)、近藤忠▽同、多田章▽退任(監査役)山本幸男▽同(同)長坂泰郎 〔貝IXIL住宅研究所〕6月11日付▽監査役、多田章▽退任(監査役)長坂泰郎 〔ハイビック〕6月18日付▽取締役営業本部長、依田勝則▽監査役、白岩二郎▽退任(取締役副社長)山田豊 〔貝IXILリアルティ〕6月11日付▽監査役、伊藤政広 〔潟Nラシス〕6月11日付▽監査役、多田章▽退任(監査役)長坂泰郎 〔LIXILグループファイナンス〕6月11日付▽監査役、多田章▽退任(監査役)長坂泰郎
【住友軽金属の役員人事】6月または10月1日付 ▽監査役(常務執行役員管理本部副本部長)阿部和史▽UACJ相談役(取締役会長)舛田和彦▽住軽伸銅社長(取締役常務執行役員)池田洋▽住軽テクノ特別技術顧問(監査役)毛利英一 ▽UACJ特別顧問(取締役専務執行役員生産本部長)上野順一郎▽同(同)安藤誠▽UACJ顧問(常任監査役)畑原純治▽退任(非常勤監査役)原田哲也
【住友軽金属の関係会社役員人事】 〔Pt.Yan Jin Indonesia〕4月25日付▽社長(副社長)高井美樹▽取締役(社長)八坂洋司 〔住軽テクノ名古屋〕10月1日付▽社長(住軽テクノ群馬社長)、高木茂義 〔住軽テクノ群馬〕同△社長(Sumikei Techno Czech s.r.o社長)佐藤文彦 〔Sumikei Techno Czech〕同▽社長(技術・品質保証部長)高橋辰巳 〔住軽テクノ〕10月1日付▽UACJ執行役員生産本部副本部長、松浦達郎▽FURUKAWA-SKY ALUMINUM THAI副社長、阿部禎一 〔住軽テクノ名古屋〕▽社長(顧問)高木茂雄 〔Sumikei Techno Thai〕同▽社長(住軽テクノ名古屋社長)正木克明▽退任(社長)田結荘洋▽同(非常勤取締役)松浦達郎
国家物資備蓄局が備蓄購入
中国の国家物資備蓄局(NDRC)は6社のアルミ製錬メーカーから30万dのアルミ地金を購入・備蓄した。買い上げ価格はトン当たり1万5,137元。そ
のうち、Aluminum Corporation of China(Chinalco、チナルコ)から10万d、China Power
Investment Group(中国電力投資集団公司)から9万d、Shenhuo Group(神火集団)、Yunnan Aluminum
Co., Ltd.(雲南アルミ業公司)、Qinghai Qiaotou Aluminum Power Co.,
Ltd.(青海橋頭アルミ電公司)から各3万d、Henan Wanji Aluminum Co.,
Ltd.(河南万基アルミ業公司)から2万dのアルミ地金を備蓄用に購入した。
南山軽合金が箔圧延機4台輸入
山東省のNanshan Light Alloy Co., Ltd.(南山軽合金公司)は、アルミ箔需要拡大に対応して増産を図るために、4台のアルミ箔圧延機を新規導入する。機械はドイツAchenbach社製。2013年7月から取付け工事を始める予定である。
漢江丹江口アルミが箔地を増産
湖北省・丹江口市のHanjiang Danjiangkou Aluminum Co.,
Ltd(漢江丹江口アルミ業公司)では、2億7,000万元を投資して建設中であった年産能力5万dの超広幅アルミ箔地製造設備が竣工稼動した。同プロ
ジェクトは溶湯アルミを原料として直接に超広幅アルミ箔地を連続的に鋳造圧延するもので、1,950 oに達することができる。 同プロジェクト内には4系列の2,200 o鋳造圧延生産ライン、1系列の2,100 o冷間圧延生産ラインなどの設置が含まれる。
北方重工設計が超薄アルミ箔を
河北省ZHUO ZHOU市のNorth China Heavy Machinery Design Co.,Ltd(北方重工設備設計公司)は、安徽省准渓県経済開発区内に高精度超薄肉アルミ箔の生産工場を建設することについて、既に契約を締結した 同プロジェクトは建設投資額が12億3,000万元、建設期間が36ヵ月である。竣工後、年間6万dの高精度超薄アルミ箔を生産できる。
経緯電材が特殊アルミ導線を開発
天津市のJingwei Electrical Materials Co., Ltd.(経緯電材公司)は、独自の研究技術によって特種アルミ導線の開発に成功した。現在、同製品は既に実用生産段階に入った。
同製品は18本のアルミ線をねじって作られ、乾式技術を採用し、伝統的な銅製導線に取って代わって±800KV超高圧送変電設備に応用され
ることができる。引き続き、同社は±1100KV超高圧送変電設備に用いる特種アルミ製導線を研究・開発している。
東陽光アルミが箔を大幅拡張
Guangdong Dongyangguang Aluminum Co.,Ltd(広東東陽光アルミ業公司)は、10億元の公募資金を使って88系列の電極箔生産ライン、72系列の電解コンデンサー用アルミ箔生産ラインを新規建設する計画
浩金アルミが超薄箔を開発
雲南省・昆明市のHaojin Aluminum Foil Co., Ltd(浩金アルミ箔公司)は、自主的知的財産権を持つ技術を利用して、厚さ0.0045/0.005 oの超薄アルミ箔の製造開発に成功したと発表。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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