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NO.2166(2014年1月27日号)
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「アルミ合金材料工場塗装工業会」 塗装25社で発足、会長に宮越氏 塗装品質向上と環境保全仕様の普及
宮越工芸などアルミ塗装の全国25社は14年1月1日付で「アルミニウム合金材料工場塗装工業会」を設立した。アルミ塗装の品質向上と環境配慮型仕様の普及を図る。初代会長に宮越工芸の宮越一郎社長(写真)が就任した。
同工業会(英文名Aluminum Alloy Baking Enamel Coaters
Association=ABA)の設立目的は以下の4点。@建築用アルミ合金材料に対する塗装品質の確保と向上、A地球環境の保全と人間の健康・安全に
配慮した塗装仕様の普及、B日本建築仕上学会編「塗装標準仕様書」の活用促進、C上記@〜Bの活動による社会貢献。アルミ建材などの外装塗装は欧米・中国
など海外は粉体塗装が広く普及するが、日本は陽極酸化皮膜塗装が一般的だった。しかし、意匠性や環境配慮の観点から、国内でも粉体塗装の普及が急速に進
む。 このためアルミ塗装関係各社は12年11月に「アルミニウム合金建材焼付塗装評議会」を立上げ、「建築用アルミ合金材料焼付塗装標準仕様・
同解説書」の活用促進、アルミ合金建材への粉体塗料の活用促進−などを検討してきたもの。同評議会を発展的に解消し、ABAを設立した。 ABAの初代会長には宮越工芸の宮越一郎社長が就任した。また顧問にはものづくり大学の近藤照夫名誉教授が就任。事務局は潟}ルシン(埼玉県北葛飾郡松伏町田島東1-1)に置き、専務理事はマルシンの後藤善光取締役が、常務理事は大塚金属の大塚明朗氏が担当する。
会員は正会員・賛助会員・名誉会員の3種がある。正会員は@金属材料の加熱硬化型塗装に必要な工場設備を保有し、要求品質を満足する塗装が可能で、塗装製
品の製造に実績のある企業、A金属材料の加熱硬化型塗装に密接な関連を有する企業−に該当する必要がある。賛助会員は金属材料の加熱硬化型塗装に必要な材
料や補助材料などを製造もしくは販売する企業。名誉会員はABAに功労のあった者で、理事会の推薦により総会の承認を得た個人。 具体的な活動は塗装技術勉強会や研究発表会、討論会の開催、日本建築仕上学会への入会と同委員会への参加・協力、研究・調査・技術開発及び成果の発表、内外関連団体・研究機関との交流、塗装作業に関する指導・技術相談など。加盟25社は別表の通り。
貝IXIL Gが年始記者懇談会 藤森社長「成長を加速、飛躍」
グローバルシナジーなど4点強調 LIXIL
グループは1月14日、東京霞ヵ関で記者団との初めての年始懇談会を開催し、藤森義明社長CEO(写真)以下の執行役がそれぞれの担当部署の新年に賭ける
抱負を述べた。藤森社長CEOの話の要点は@グローバルシナジーの追求、Aリフォーム事業へのさらなる移行、Bホームセンター事業の拡大、Cポスト「C-
30PJ」の策定・実行。要旨は以下の通り。 「13年度は2つの大きな海外企業の買収を実施し、経営目標である海外売上高1兆円が見えてきた。また現中継のコスト削減目標の1,100億円も達成できる見込だ」
「14年度は革新とチャレンジを促進し、成長を加速させて飛躍する年としたい。すなわちグループ入りした海外企業とのインテグレーションを強化し、グルー
プ全体のシナジー効果を高める。つまりグローバルに展開できる商品開発を進めるとともに、効率的でグローバルのサプライチェーン構築していく。国内では
ホームセンターのLIXILビバ・建デポが好調で、売上高は2ケタ以上の伸びが続く」 「14年度から新中計をスタートするが、まず企業文化とし
て<ダイバシティ><イコールオポチュニティ><メリットクラシイ>を定着させたい。国内の新設住宅着工はマンションが堅調な反面、戸建てはやや減少し、
90〜95万戸を見込む。国内ではリフォーム市場を取り込み、業界平均以上の成長を期待する。海外はグローバルシナジー効果の早期実現を目指す」 「経営の効率化ではポストC-30プロジェクトを策定し、実行する。つまりキャピタル・コンバージョン・サイクルを向上させ、キャッシュフローを3ヵ年で1,000億円創出する」
不二サッシが400台納入へ 都市ゴミ焼却用飛灰処理設備
約600施設が更新期、海外も 不二サッシは1月16日、都市ゴミ焼却施設用の飛灰処理設備の納入が13年度中に400ヵ所に達すると発表した。都市ゴミ焼却施設は全国に約1,200ヵ所あるが、大都市圏をはじめ全ての都道府県の自治体に納入実績があるという。
同社は1975年にアルミサッシの製造工程で発生する廃棄物を有効利用した下水汚泥用の固化剤及びそのプラントの開発・製品化で、環境事業に進出。その後
1991年に廃棄物処理法の改正により、都市ゴミ焼却灰が重金属の規制対象となったことで飛灰処理設備へも参入、プラント・薬剤のハード・ソフト両面で事
業展開し、飛灰処理設備の納入が今年度中に400ヵ所に達する。 同社は2011年に飛灰処理設備の主要部である混練機の電気容量を50%以下に
抑制し、Co2抑制にも貢献する「エコ混練機」を開発、省エネ・環境配慮型製品として発売し、目下市場で人気製品の一つとなっている。都市ゴミ処理施設は
全国の約1/2の600施設が更新期にあり、好調な販売が期待されるという。また海外の都市ゴミ焼却施設へも9件の納入実績があることから、経済成長の著
しい東南アジア中心に海外でも積極的に展開する計画。
日本サッシ協会が賀詞交歓会 「省エネ法改正」など課題山積
日本サッシ協会・カーテンウォール・防火開口部協会は1月17日、東京・信濃町の明治記念館で合同の賀詞交歓会を開催した。席上、藤木正明理事長(三協立山取締役会長)は要旨以下の通り挨拶した。
「昨年は久しぶり明るい年明けだったが、今年はそれに手ごたえが加わり、より明るいものとなった。アルミ地金やエネルギーのコスト上昇問題もあるが、住宅
着工数が前年を大きく上回り、消費税増税の反動減も税制優遇制・給付金制などである程度抑制されよう。東京五輪開催や国土強靭化政策・産業競争力強化策な
ど政府政策に業界を挙げて取り組んでいく」 「業界課題は13年度制定の省エネ法の改正、それに関連する住宅性能表示制度見直し、14年から実施される建材のトップランナー制度、更なる省エネなどである。また社会保険加入も推進する。課題だった住宅用防火戸は13年末までに個別認定への切り替えを完了した」 「今年は日本サッシ協会創立60周年、CW・防火開口部協会創立50周年の節目を迎える。5月に記念式典を企画する」 その後、次期理事長に就任予定の堀秀充副理事長(YKK AP社長)が乾杯の音頭を取った。
元旦ビューティ工業が実証研究 屋根一体型両面発電「Sun・Both」
白州技術センターの更改工事を機に
元旦ビューティ(舩木亮亮社長)は13年12月10日に白州技術センターにおいて、太陽光発電設備の更改工事に着手した。これを機に同社オリジナルの両面
発電太陽光発電システム「Sun・Both(サンボース)」搭載屋根の発電実績などを確認し、同業他社製品との差異化を実証する。完成は14年2月中旬を
予定。 白州技術センター(山梨県北杜市)は同社の新製品開発及びその試作、性能試験、実証試験などを行う研究開発拠点。今回南面勾配屋根、北面
折板屋根に「Sun・Both」一体型金属屋根材「ノンシャドウ」「マッタラルーフ」を施工する。さらに空気流動による、温度上昇に起因する発電効率の低
下を抑制するアルミ屋根部材「元旦ウィング」など自社製品と、一般的な太陽光発電装置との比較研究も実施する。 「Sun・Both」は太陽電池表面は直射光で、裏面は反射光で発電する両面発電ソーラーパネル。発電量は片面発電の既存品比20%増という。モジュールを棟側のアルミ横桟に差し込み、軒下側を金具で固定するだけの簡易施工も特徴の一つ。 「元旦ウィング」は太陽電池パネルが高温になると発電効率が低下するため、パネルの裏面の高温の空気を流動させることで温度上昇を抑制する同社独自のシステム工法。折板・角波・瓦棒など各種の屋根に設置が可能。 今回設置する太陽電池の年間発電量は約7万kWhで、発電電力は白州技術センターの年間使用電力約3万kWhの一部を賄うとともに、余剰電力は売電する。設置工事は施工協力会で全社ネットの「山梨元旦会」が行う。
トウネツとパイロテック アルアンダー炉の世界供給で合意
最新型NewLPを含め商品力を拡充
工業炉を中心に機械設備事業を展開する潟gウネツ(静岡県富士宮市、望月俊二社長)は13年末、米国のPYROTEK Inc(ワシントン州スポーケン
市、Allan Roy CEO)とアンダーヒーター型溶湯保持炉(以下アルアンダー炉)の製造・販売に関する新たな合意書を締結したと発表した。これに
よりトウネツは高品質のアルアンダー炉を世界のほぼ全域に提供できる体制を整えた。 両社は11年10月に技術提携を締結済み。すなわちトウネツ
がノウハウを持つアルアンダー炉について、@パイロテックが北米(アメリカ・カナダ・メキシコ)において、その製作技術の一部または全部を採用したキャス
タブル式の高圧鋳造炉またはその予備品の製造販売、Aトウネツが北米で納入したアルアンダー炉の保守・点検を行うことに合意済み。それに基づいてトウネツ
はパイロテックへの技術指導及び現地築炉工場への技術者派遣などを行ってきた。 今回の合意はトウネツが、パイロテックがキャスタブル式アルアン
ダー炉だけでなく、@ボードバス式アルアンダー炉、またトウネツの最新製品のNewLP(ノンストーク型定湯面式低圧鋳造用三槽炉)の製造・販売、Aトウ
ネツの子会社及び関連会社のない地域(南米・一部アジア・EU地域など)の日系・非日系企業への販売を行うことを了承したもの。 これによりトウネツは世界のほぼ全地域にこれら多彩な工業炉製品群の供給体制を整えたことになり、ユーザーの利便性を大幅に向上した。また海外に進出する日系企業の現地製作・現地調達要請に素早く応える体制も整えた。 アルアンダー炉は横浸漬型ヒーターを使用した簡易保持炉を指す。ヒーターが全て溶湯の中に浸かっているため、縦浸漬型ヒーター保持炉や上部輻射型保持炉に較べて熱効率が非常に高く、省エネや湯境の酸化物の減少に大きな効果がある。トウネツの技術差異製品の一つ。
涯ACJが盛大に新会社披露会 160社360名招く、賀詞交歓会も 年商7千億円・社員1万名が始動
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年10月に発足したUACJは1月15日、東京・丸の内のパレスホテル東京に関係160社・360名を招き、盛大に新会社披露会と14年賀詞交歓会を開催
した。山内重コ会長CEOが冒頭の挨拶を述べるとともに、岡田満社長CEOが乾杯の音頭に立った。以下両CEOの話の概要。 【山内会長CEO
(写真・下)】「新会社発足後3ヵ月の今日、賀詞交歓会を兼ねて新会社の披露会をも催すことになった。人的融合は予想以上にうまく運んでいるが、今年は真
の統合の意味が問われる年だ。今後3ヵ年中計を実行していく。ただアベノミクス効果はまだアルミ業界には及んでいない。消費税増税後の反動もあろうが、そ
れを乗り越えて景気が本格回復することを望む」 「閑話休題、野球の話に移る。巨人は今年も多くのベテランをスカウトしたが、人材が多すぎて使い
場所に困るのではないか。余剰人員を抱えているわけで、人の使い方のノウハウに疑問がある。一方、我がロッテ(山内CEOはロッテの大ファン)には涌井が
入団した。これで3本の矢とも言うべき3本柱が揃ったので、今年は期待できる」 【岡田社長CEO(写真・下)】「年商規模7,000億円超、従業員1万人超のUACJが始動して3ヵ月、まずスムースなスタートが切れた。ともに危機意識を持って経営統合したわけで、真の統合効果が今年は問われる」
「最大の課題であるタイ圧延工場は目下日本から100名以上を派遣して、垂直立ち上げに総力を挙げている。今年1月から一部稼働し、3月には開所式を行う
予定だ。スラブ・溶解鋳造、熱延からの一貫化は15年の予定で、その実現に全力投球していく。年初来当社の株式は400円超に値上がりし、幸先良い出足と
なった。顧客がUACJと付き合っていて良かったという会社にする」
【三菱アルミの人事異動】1月1日付。▽圧延事業本部長兼富士製作所長、取締役副社長古柴豊▽原料本部長、常務執行役員加藤安秀 ▽生産技術部長、貞神喜秋▽原料本部長補佐兼同鋳造工場長、佐々木明
不二サッシの組織改正と人事異動
戦略統括本部長に岡野執行役員 不二サッシは1月1日付で組織改正と人事異動を発令。14年度からスタートするグループ3ヵ年中期経営計画の必達に向け、戦略立案とグループ事業運営の強化を図る。目玉は戦略統括本部の設置で、本部長には岡野直樹執行役員が就任した。
【組織改正】@戦略統括本部を設置し、戦略統括部を置く、Aシンガポール支店を海外事業部直轄とする。B営業本部にビル営業本部と建材営業本部を置く、C
中低層建材部を中低層・フロント事業部と改称し、特約店推進部とフロント推進部を置く、Dビル営業本部は国内支店・積算部・施工管理部・開発営業統括部・
設計統括部を統括、E建材営業本部は中低層・フロント事業部・住宅建材営業部・特需事業部・LED事業部を統括、F生産本部生産管理部を再編し、生産企画
部・生産管理部・発注統括部・生産技術部に分割、G技術本部商品開発部を再編し、商品開発一部・商品開発二部に分割。 【人事異動】▽取締役常務
執行役員営業本部建材営業本部長、大江敬文▽取締役執行役員営業本部長兼ビル営業本部長、吉田勉▽執行役員建材営業本部中低層・フロント事業部担当、大橋
光夫▽執行役員戦略統括本部長、岡野直樹▽執行役員管理本部総合企画部長兼経営管理部長、濱高和長 部長級▽戦略統括本部戦略統括部長、北沢克己▽建材営業本部中低層・フロント事業部長、田村義弘▽生産本部生産企画部長、新野伸宏▽同生産管理部長兼生産技術部長、斎藤伸二▽同発注統括部長、中川智博▽技術本部商品開発1部長、土井和之▽同商品開発2部長、渡辺正夫
三協立山の第2四半期業績 売上4.1%増、営業益21.1%増 3事業とも好転、営業利益率は5.4%
三協立山が1月10日に発表した14年5月期第2四半期業績は売上高1,412億円で4.1%増、営業利益75億円で21.1%増、経常利益71億円で
20.7%増、四半期純利益62億円で22.3%増と増収増益をマークした。同社は13年8月に山下清胤社長体制となったが、まず順調な出足となった。 詳細は次頁・表の通りで、建材・マテリアル・商業施設の主要3事業はともに増収増益となった。期中主要資材のアルミ地金は円安で一時上昇気配があったが、ここ6ヵ月はs当り240円弱で推移し、大きなマイナス材料とはならなかった。以下3事業部門の業績概要。
【建材事業】13年4〜9月の新設住宅着工は49.9万戸で12.7%増、非住宅着工床面積は4,457.1万uで12.1%増と好環境にあり、需要は堅
調。それら需要増を取り込むとともに、販売網の強化やリフォーム需要の拡大などにより、2.8%の増収、33.6%の増益となった。 【マテリアル事業】アルミ形材及びビレットの国内市場は輸送・一般機械分野を中心に持ち直しの動きが見られた。太陽光発電関連の需要は好調を持続。アルミ地金市況連動の販価上昇もあって売上高は8.8%増、営業利益も13.7%増の増益。 【商業施設】大規模小売店舗立地法の届出件数や、店舗着工床面積など増加傾向が続いた。コンビニなど積極的な新規出店、店舗改装など好調な需要を取り込み、7.7%の増収、55.4%の大幅増益をマークした。 【増益分析】営業利益は13億円の増益だが、@増益要因は売上増減構成差14億円、収益改善9億円、その他6億円の計29億円、A減益要因は資材・地金12億円、開発・生産投資4億円の計16億円。 通期売上高2,860億円、利益率4.2%
三協立山の14年5月期業績見通しは売上高2,860億円で5.2%増、営業利益120億円で0.6%減、営業利益率4.2%の見通し。営業利益は上期
76億円に対し、下期44億円と固く見た。「建設市場は消費増税の反動減や、円安による輸入資材の価格上昇など懸念材料がある。しかし引き続き復興需要が
見込まれ、政府の金融・財政面での政策効果、東京五輪関連需要の高まりなどが予想され、市場全体として概ね堅調に推移する」 経営課題の@「改
装・リフォーム需要の強化」では、集合住宅・医療関連施設の環境・省エネ需要を取り込むとともに、リフォームネットワークの「一新助家」を拡充する。A
「非建材事業の強化」では太陽光発電架台の拡販のほか、一貫生産の強みを活かしながら、13年末に子会社化した石川精機の持つ高度な加工技術を活用し、自
動車などへ事業領域を拡大する。B海外展開はASEAN地域で建材・非建材を含め製販体制を拡充する。
三協立山がタイに現地法人 技術・営業を配置、早期立上げ
三協立山は1月10日、1月中にタイ・バンコクに現地法人を設立すると発表した。同社は長期経営計画「VISION 2020」の第1次中期経営計画において、海外売上高を10%超とする海外展開の強化を打出している。タイ進出はその一環。 ターゲットは人口増、中間所得者増などにより高経済成長が見込まれ、製造業中心に日系企業の進出が続くASEAN地域。その初弾として産業集積度が高く、電力などインフラも充実するタイに進出する。技術・営業の人材を駐在させ、早期の事業拠点化を目指す。
貝IXILが今年も共催 「低炭素杯2014」全国決勝戦
LIXILは全国各地で展開する地球温暖化に防止に関する地域活動を報告しあい、優秀者を表彰する「低炭素杯2014」を共催する。2月14〜15日、東京ビッグサイトで開催されるもので、LIXILは初回の2011年から連続共催する。 「低炭素杯」は低炭素社会の構築に向けて学校・有志・家庭・NPO・企業など多様な主体が、全国各地で展開する地球温暖化防止に関する地域活動のプレゼンテーションを通じて報告しあい、連携の輪を拡大する環境保全活動。 今回は全国からエントリーされた1,620団体から選ばれた41団体が事例報告する。その中から最優秀の活動を行った団体に環境大臣賞のグランプリ1件、地域活動・企業活動・パートナーシップ・学生活動の4部門の優秀者に金賞4件を表彰する。
四国化成が結果発表 第20回施工作品コンテスト
最優秀作品5点など計65作品
四国化成工業は1月14日、第20回施工作品コンテストの結果を発表した。全国の販売工事店・設計事務所を対象としたエクステリア・塗り壁などの作品の中
から、5部門で同社製品を使用した優秀作品を表彰する制度。今回は応募1,838作品の中から各部門の最優秀賞、優秀賞、全国入選など65作品が選ばれ
た。今回は節目となる第20回を記念として、営業部7地区別に7点のエリア賞も創設。各部門の最優秀賞は以下の通り。 @アートウォール部門、潟Oリーンケアのファウンテンヒルズ仙台(宮城県)、「アートウォール」「デザインストーンAW」「パレットHG」 A住宅部門、(有)ブルームアンドブルームの個人邸(愛知県)、「F.リードカーポート」 B景観部門、長崎メタルの長崎港松ヵ枝国際ターミナル(長崎県)、「ライズルーフ」 C内装材部門、青木律典建築設計スタジオのシキリの形(神奈川県)、「ネオしっくい」 D清水建設一級建築士事務所の本門佛立宗佛立会館・京都佛立ミュージアム(京都府)、「けいそうファームコート外装」「スーパートップコート」
昭和フロントが募集開始 第45回ストアフロントコンペ作品
三和HD傘下でアルミストアフロント担当の昭和フロント(長谷川伸二社長)は1月14日、「第45回ストアコンクール」の作品を募集すると発表した。同コ
ンペは業界最古の歴史と実績を持つ表彰制度で、同社のアルミ建材を使用した優秀作品に授与される。応募締め切りは2月17日。 節目となる第45回を迎えたことから、従来の「店舗建築」・「一般建築」の2部門に「アイディア部門」を加え、3部門に枠を拡大。アイディア部門は店舗・建築に限定せず、モニュメントやエクステリアなどアルミ形材を多用し、その魅力と可能性を追求した作品に贈られる。 表彰対象は設計事務所、建築会社、販売店・施工店及び代理店。全部門の最優秀作品1点にグランプリが、各部門の最優秀作品に金賞・銀賞・銅賞各1点、優秀賞3点が選ばる。 アルミフロント、ステンレスフロントは建材大手が軒並みに進出し、この種のコンペを開催して製品の出来栄えと技術力の高さを競う。その中で昭和フロントのコンペが歴史・実績とも群を抜く。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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