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NO.2235(2015年10月12日号)

日軽金アクト
初の車道用アルミ合金床版
緊急時使用の架設橋にと

日軽金アクト梶i社長:安達章、本社:東京都品川区)は、緊急時に使用する仮設橋の車道用アルミニウム床版をこのほど納入した。

  国土交通省近畿地方整備局が、南海トラフ地震による橋の流出に備えて、60m級の橋を3日以内に架設する方法を開発、その中で軽量で施工性に優れるアルミ ニウム床版が採用された。この用途の車道用の床版には従来主に鋼製の製品が使用されてきた。しかし、アルミニウム床版は鋼製床版パネル(覆工板)の約 1/2の重量を実現し、アルミニウム合金製大型形材を最新のFSW(摩擦攪拌接合)技術によってユニット化することで、軽量かつ高強度の床版を開発した。 床版ユニットは幅2.18m、支間長4.48mで覆工板と比べ長スパンを実現した。耐食性に優れているのでメンテナンスも最小限に抑えられる。日本軽金属 グループでは2011年に日本で初めてアルミニウム製道路橋床版を自社工場内に施工し、今回初めて国土交通省からの受注に成功した。
 これを機会に、日軽金グループではアルミニウム製道路橋床版の普及をめざし、老朽化した既設コンクリート床版の架け替え、軽量化ニーズが必要な橋梁、緊急仮設橋、海浜地区などでの新たな市場開拓を行う。
 施主:国土交通省 近畿地方整備局(施工:葛井ハルテック、橋長:61m、総幅員:4.5m、床版:アルミニウム床版)


YKK AP
「EXデザイン施工フォトコンテスト」

 YKK APは、第5 回「エクステリアデザイン施工フォトコンテスト」の審査を行い、YKK AP大賞には潟jュートラル(名古屋市)の施工作品を選定した。仕様商品はリレーリア(独立式)。
  同コンテストでは、エクステリアを通じた快適で豊かな住環境の向上を目的に、エクステリアを舞台に家族で楽しんでいる風景、家族の温かさを感じる作品、ま た創造性があり建物と調和がとれたエクステリアの設計・施工作品の写真を募集。5 回目となる今回は、2,231件の応募から、大賞および5部門における各賞の全39作品が受賞した。
【YKK AP大賞 受賞者のコメント:穫eutral(ニュートラル)】
 『庭にリビングをつくる』というコンセプト。「リレーリア」の直線を美しく見せ、浮遊感のあるデザインを意識した。水盤と、ルイス・バラガンを彷彿とさせるアクセントカラーで海外リゾートのようなガーデンを実現した。
【審査委員 GRAN FACE デザインディレクター 大熊一幸氏 の評価コメント】
  この作品は、パティオの価値を明確にするデザインであったことが審査員の高評価を集めた。明確なコンセプトを打ち出しシンプルな構成でも美しくまとめ上げ た空間には気品と拘りのセンスが漂っている。内外空間をつなぐ装飾性を持った独創性のあるパーゴラや、水盤の周辺にメキシコの建築家を思わせるビビットな ピンクを採用するなど、動きのあるデザインは設計者の想いと力量が感じられた。設計に共感したオーナー様が、楽しみ癒される様子が伺えるような作品。


トヨタの新型プリウス
Al合金多用等で約60kg軽量化

 トヨタ自動車が2015年12月に発売する「新型プリウス」は、高張力鋼板やアルミニウム合金を多用することで、ボディー質量を現行の3代目モデルより約60kg軽くした。


大日本塗料が製作・協賛
早大出展のモデルハウスに

 大日本塗料梶i大阪市、岩淺壽二郎社長)は、 『エネマネハウス2015』に 早稲田大学が出展しているモデルハウス「ワセダライブハウス」に同社の遮熱塗料「エコクールマイルドU」を提供し、協賛した。
 同展示会は、経済産業省が主催となり、大学と民間企業が連携して、「学生が考える、将来の家」をテーマに、「エネルギー」「ライフ」「アジア」の3つのコンセプトのもと、先進的な技術や新た
な住まい方を提案したモデルハウスを展示。出展校は、早稲田大学・関東学院大学・芝浦工業大学・山口大学・立命館大学の5校。
  早稲田大学が出展するモデルハウスには、同社遮熱塗料 「エコクールシリーズ」 の中で環境に配慮した弱溶剤形ウレタン樹脂系遮熱塗料「エコクールマイルドU」が塗装されており、その性能は、優れた遮熱機能を基本ベースとし、耐久性・ 色彩においても幅広いバリエーションを備え、作業性や仕上がりについてもユーザーから満足を得ている、同社が自信をもって奨める高機能商品。


東洋機械金属
BD-200V6 EX-H受注開始

 東洋機械金属鰍ヘ、ハイサイクルモデルBD-200V6 EX-Hの受注を開始する。
 同製品は200dの型締力を持ち、125dに迫る鋳造サイクルを実現するもの。
  仕様と特長は、超低速から超高速まで正確かつ自在に射出可能な「新・マルチインジェクションシステム」▽低速射出速度0.03〜1.0m/s▽高速射出速 度1.0〜9.0m/s▽高速加速性能7m/s/0.01s▽ハイサイクルを支える「高剛性型締装置」「高剛性フレーム」▽マシン性能をフルに引き出す新 制御「SYSTEM600」初搭載▽見やすく操作しやすい15インチカラータッチパネル▽タブレットで条件変更、モニタ情報の閲覧が可能(オプション)。
 問い合わせは、東洋機械金属 営業企画部マーケティンググループ 森川氏(TEL:078-942-2345)まで。


軽金属7大賞の受賞者が決定
小山田記念賞に日軽金Gの7氏

女性未来賞にYKK水林さん
  【15年度軽金属論文賞】@「6111アルミニウム合金のリジング発生に及ぼす加工熱処理の影響とCube方位粒形成過程」、九州大学池田賢一氏・同宮田 幸昌氏・同吉原隆浩氏・同中島英治氏・東京工業大学高田尚記氏、A「放射光三次元計測した局所ひずみに基づくアルミニウム合金の変形集合組織形成シミュ レーション」、豊橋技術科学大学大学院河野亜耶氏・豊橋技術科学大学小林正和氏・同三浦博己氏・九州大学・戸田裕之氏、B「Al-Fe-Mn合金箔の硬化 現象に及ぼす低温熱処理の影響」、三菱アルミニウム蒲髢リ貴史氏・同中西茂紀氏・同崔祺氏
 【平成27年度軽金属論文新人賞】@「放射光三次元計 測した局所ひずみに基づくアルミニウム合金の変形集合組織形成シミュレーション」、豊橋技術科学大学大学院河野亜耶氏、A「タンデム式縦型高速双ロール キャスト法で作製した4045/3003/4045アルミニウム合金クラッド材の組織と機械的性質」、東京工業大学大学院中村亮司氏、B「均質化法に基づ く結晶塑性有限要素法による5000系アルミニウム合金板の二軸引張変形解析と実験検証」、東京農工大学大学院橋本圭右氏、C 「Precipitation Sequence in the Mg-Gd-Y System Investigated by HRTEM and HAADF-STEM」、富山大学大学院(現:豊田鉄工梶j松岡祐輝氏
 【第50回小山田記念賞】「中性子吸収MAXU
S(マクサス)(炭化ホウ素含有アルミニウム基複合材料)の開発」、日軽新潟葛゚藤琢年氏・同Clausse Xavier氏・日軽金アクト且R崎俊明氏・同本望秀樹氏・東洋アルミニウム鞄c中昭衛氏・日本軽金属鰹繿コ雄介・同長澤大介氏
 【第38回高橋記念賞】@涯ACJ篠崎滝義氏、Aトヨタ自動車樺田亮一氏、B潟fンソー山田勝氏、Cマツダ叶ウ木久氏
 【第14回軽金属躍進賞】@涯ACJ浅野峰生氏、A千葉大学糸井貴臣氏、B竃L田中央研究所大石敬一郎氏
  【第33回軽金属奨励賞】@「巨大ひずみ加工法により形成された微細結晶粒を有する時効硬化型アルミニウム合金の研究」、富山大学李昇原氏、A「アルミニ ウムの変形特性に及ぼす環境とひずみ速度の影響に関する研究」、防衛大学校山田浩之氏、B「自動車用アルミニウム合金板材の組織形成に関する研究開発」、 涯ACJ山本裕介氏
 【第7回軽金属女性未来賞】YKK叶林舞氏


エネマネハウス参加3大学で
LIXILのハイブリッド窓が採用

 LIXIL では、“学生が考える、将来の家”をテーマに、先進的な技術や新たな住まい方を提案する「エネマネハウス2015」(主催:エネマネハウス事務局、共催: 横浜市、後援:国土交通省、一般社団法人日本建築学会)において、本年度参加の5大学のうち、早稲田大学、立命館大学、関東学院大学の3大学のコンセプト を実現するための建材として、LIXILのアルミと樹脂のハイブリッド窓が採用された。
 「エネマネハウス2015」は、大学と民間企業の連携に より、“学生が考える、将来の家”をテーマに、“エネルギー”、“ライフ”、 “アジア”の3つのコンセプトの下、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデルハウスを実際に建築し、実証および展示公開を行う事業。
 ネッ ト・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の推進による多様な価値の創出、さらに質の高い生活を実現する住まいの提案、革新的アイデアを生むプラットフォー ムとしての産学官連携を狙いとして、世界の課題解決に貢献する「日本のエネマネ技術」を標榜し、大学と民間事業者等との協働によるコンペティションとして 実施されます。
 2回目の開催となる今年は、審査で選ばれた関東学院大学、芝浦工業大学、山口大学、立命館大学、
早稲田大学の5校が参加している。
  今回、早稲田大学、立命館大学、関東学院大学の3大学で、コンセプトを実現するための建材として、LIXILのアルミと樹脂のハイブリッド窓が採用されて いる。LIXILでは、省エネルギー基準の義務化やZEHの促進を見据えた省エネルギー住宅の加速化に対応すべく、熱の流出入への影響が大きい開口部の断 熱性能向上に取り組んでおり、今回、これらの製品の断熱性能や、デザイン性、採光性、実用性といった点が総合的に評価され、採用に至った。
<採用商品名>
・早稲田大学、立命館大学:高性能ハイブリッド窓「サーモスX」
・関東学院大学:アルミ樹脂複合窓「シンフォニーマイルド」


三和ホールディングス
ドア製造のミタカ工業を譲受

 三和ホールディングスは、三和ミタカ鰍新たに設立し、潟~タカ工業(札幌市東区、三浦鐵夫社長)からドア事業の譲受を実施することとなり、2015年9月30日に事業譲受を終了した。
1. 事業譲受の理由
  三和HDグループは多品種化の一環として、ドアの商品ラインナップ拡大を図っている。このたび老健 ・介護施設向け木製ドアを得意とし、北海道内でも知名 度の高い同社事業をグループ企業で譲受を することで、スチールドア中心の同社ドア事業に木製ドア事業の製造・販売ノウハウを取り込み、 北海道を中心に 福祉施設への販売を拡大し、さらなる事業基盤の強化に努める。
2. 事業譲受先の概要
 平成27年3月期
 売上高325百万円
 営業利益15百万円
 総資産151百万円
 (1) 商号 株式会社ミタカ工業
 (2) 代表者 代表取締役 三浦鐵夫
 (3) 所在地 札幌市東区丘珠町712番地80
 (4) 設立年月 平成15年4月
 (5) 主な事業の内容 老健・介護施設向けアルミ/木/樹脂の複合ドア製造および設置販売
 (6) 決算期 3月末日
 (7) 従業員数 14名(2015年3月31日現在)
 (8) 資本金 1,500万円
 (9) 大株主及び所有割合 三浦 鐵夫100%
 (10) 直近事業年度における業績の動向
 平成27年3月期   
 売上高325百万円
 営業利益15百万円
 総資産151百万円
3.新設会社の概要
  (1)商号 三和ミタカ株式会社
  (2) 設立年月 平成27年9月4日
  (3)代表者 代表取締役社長 冨山良司
  (4) 所在地 札幌市東区丘珠町712番地80
  (5) 資本金 3,000万円
4. 日程
 平成27年9月15日 事業譲受契約調印
 平成27年9月30日 譲受完了日


アルミ協会「アルミと未来」
絵画コンクールの作品募集

  日本アルミニウム協会では、「あったらいいな、こんなアルミ」と「未来のアルミ」をテーマにした絵画・イラストを募集している。「アルミでこんなことがで きれば」「こんなところにアルミを使えばかっこいい」など、豊かな想像力でアイデア豊富な夢のある絵画・イラストに期待する。
 応募資格:小学校5・6年生と中学生(日本国内居住の者に限る)
 募集期間:2015年10月1日(木)〜2016年1月31日(日) (当日消印有効)
 応募規定:八つ切りサイズ(270o×380o、縦横自由)の画用紙を使用。画材は問わないが、貼り絵、デジタル使用は不可。
 作品送付先:郵便番号104-0061 東京都中央区銀座4-2-15塚本素山ビル・日本アルミニウム協会 絵画コンクール事務局
詳しくはアルミニウム協会HP:http://www.aluminum.or.jp/


YKK AP樹脂窓「APW 430」
「内倒し」「内開き」が可能

 YKK APは、樹脂窓「APW 430」ツーアクション窓を10月5日から発売した。この窓は操作用のハンドルの位置(角度)により、「内倒し」「内開き」の2つの開き方を可能にした。
 ハンドルを90°回転させることで室内側に倒すことができる「内倒し」と、180°回転させることで室内側に開く「内開き」の2つの操作(ツーアクション)ができる窓。
  ツーアクション窓の「内倒し」時は、障子(窓のガラス面)が手前に傾いて開くため、安全に自然換気ができ、小雨や防犯にも配慮してる。「内開き」時は、障 子が室内側に開くため、窓の外側を簡単に掃除することができる。いずれも、室内側に開くため、室外に身を乗り出すことなく操作でき、清掃時や子供のいる家 庭でも安全。また、室外側に「アウターシェード」(日よけ)や「多機能ルーバー」(目隠し)など、窓まわり商品を取り付けることも容易。
 本商品は、冬の寒さや夏の暑さ、結露に強い高断熱・高気密性能の樹脂窓である上に、使用用途に合わせて開き方を使い分けることで、日常生活の中における窓に関するさまざまな困りごとを解決できる窓。


「庭de暮らしアップキャンペーン」
LIXILがスタート

 LIXIL は、“ガーデンルーム” “テラス囲い”“テラス”“ウッドデッキ”の購入者を対象に、抽選で総計200名さまにオイルヒーターやふとんクリーナー、高圧洗浄機などが当たる「庭 de暮らしアップキャンペーン」を10月1日(木)から12月29日(火)まで開催中。
 LIXILでは、このキャンペーンを通じて、庭を活用することで、自然の恵みをふんだんに取り入れながら“自然浴生活”を楽しむことができる、憧れの空間づくりを応援していく。
 1.キャンペーン期間:2015年10月1日(木)〜12月29日(火)※応募締切:2016年1月15日(金)消印有効。
 2.対象商品:
<ガーデンルーム賞>ガーデンルーム:ココマII、暖蘭物語、ジーマ、フィリアII
<テラスルーム賞>テラス:スピーネ(10月新発売)シュエット(10月新発売)
テラス囲い:サニージュ(12月新発売)
ウッドデッキ:樹ら楽ステージ、レストステージ
 ・問い合わせ先:フリーダイアル 0120-900-104
※土・日・祝日、夏季・冬季休暇を除く、10:00〜17:00
   ・ 応募用紙FAX送信先:0120-193-194
    ・ 応募用紙Eメール送信先:kurashiup@jimukyoku-cp.jp


日本アルミ協会と軽金属商協会
「アルミニウム技術研修会」

11月に東京・大阪・名古屋で開催
 日本アルミニウム協会と全国軽金属商協会は、東京・大阪・名古屋の3ヵ所で第54回「アルミニウム技術研修会」を開催する。要領は以下のとおり。
日時・場所
 東京:11月4日(水)、きゅりあん
 大阪:11月11日(水)、OMMビル
 名古屋:11月12日(木)、名古屋銀行協会
 時間:いずれも12:30〜16:25
 定員:東京300名、大阪100名、名古屋120名
 参加費:2,100円
 問い合わせ先:日本アルミニウム協会(担当:飯田氏、電話03-3538-0233)
プログラム
 @「サスティナブルモビリティに向けたトヨタの取り組みと非鉄金属への期待」谷澤恒幸(トヨタ自動車材料開発部金属材料室長)
 A「世界の航空機産業の動向とアルミニウムの果たす役割」川合勝義(ASK代表)
 B「アルミニウム合金と鋼材の異材接合用フラックスコアードワイヤの開発」東京:松本剛(神戸製鋼所アルミ・銅事業部門技術部接合技術研究室主任研究員)、大阪・名古屋:橋村徹(神戸製鋼所技術開発本部機械研究所上席研究員)
 C「着除霜性に優れたプレコートフィン材の開発」笹崎幹根(UACJ技術開発研究所第五研究部空調熱交材料・伸銅品開発室主事)。    


軽金属学会 第 96 回シンポ
「鉄道車両軽量化技術」

 一般社団法人軽金属学会では、 第 96 回シンポジウム 「鉄道車両軽量化技術 〜高速鉄道車両用の軽金属材料・現状と将来展望〜」 を以下の要領で開催する。
日時:平成 27 年 11 月 6 日(金) 10:00〜17:05
会場:千葉工業大学 津田沼キャンパス5 号館 6 階 大会議室 (千葉県習志野市津田沼 2-17-1)
プログラム
 10:00 開会の挨拶 (企画委員長 相浦直)
 10:05〜11:05 「1. 鉄道車両の軽量化のための設計・製造技術」 (鉄道車両は営業速度向上のために軽量化が常に求められている。 軽量化に関するこれまでの変遷、 現状、 将来について述べる。) 川崎重工業 杉本直
 11:05〜12:05 「2. 鉄道車両用アルミニウム合金押出形材の製造技術開発」 (鉄道車両用アルミニウム合金押出形材の諸特性および車両構造の軽量化技術に対する形材製造技術開発の現状を紹介する。) 日軽新潟 岩瀬正和
 12:05〜13:05 昼食
 13: 05〜14:05 「3. 難燃性マグネシウム合金を鉄道車両部材に適用するための研究開発」 (難燃性マグネシウム合金を鉄道車両部材に適用するための研究開発について、 合金開発の状況や特性評価法の検討状況を中心に紹介する。) 国立研究開発法人産業技術総合研究所 千野靖正
 14:05〜15:05 「4. 摩擦攪拌接合技術を用いた難燃性マグネシウム合金の接合」(難燃性マグネシウム合金の摩擦攪拌接合における各種接合条件が機械的特性および結晶組織に与える影響を系統的に説明する。)茨城県工技術センター 行武栄太郎 
 15:05〜15:20 休憩
 15:20〜16:20 「5. JR東日本の新幹線車両技術と将来展望」(JR東日本の新幹線車両で実用化されている技術を紹介するとともに、さらなる高速化に向けて必要とされる技術について展望する。)東日本旅客鉄道 藤野謙司
 16:20〜16:30 休憩
 16:30〜17:00 パネルディスカッション「鉄道車両への軽量化材料適用の課題と展望」世話人・講師全員
 17:00〜17:05 閉会の挨拶(企画委員長 相浦直)
 参加費:正・維持会員15,000円、学生会員1,000円、非会員25,000円、学生非会員6,000円(協賛学協会員の方は会員扱い)
定員:80名


ライトメタル表面技術部会
60周年記念例会のご案内

 一般社団法人表面技術協会・ライトメタル表面技術部会は昭和30年(1955年)発足以来、満60年の還暦を迎えた。同部会ではこれを記念して、アルマイト産業の持続的・永続的発展充実を着実にスピーディになすために書籍『アルミ表面技術 百問百答』を発刊した。
 その披露を兼ねて、同当書籍の狙い・活用法そして各項の要点ポイントを解説する記念例会を下記の要領で開催する。
 テーマ:1日で“軽金属表面技術のプロに”
 日時:平成27年11月9日(月)13:30〜17:00
 会場:大田区産業プラザPiO特別会議室(大田区南蒲田1-20-20)
 講演:発刊書籍『アルミ表面技術 百問百答』の披露と要点解説(アルミ表面処理現場の問題点をQ&A形式に簡潔に解説する。)
プログラム
 開催挨拶「60周年記念事業・書籍発刊に当たって」LM部会 代表幹事 酒井茂(ミックラボ)(60年もの伝統・LM部会だから出来た書籍。発刊の狙いと活用法)
 講演…1.「アルマイト・機能アルマイトのことはお任せ」前嶋正受(前嶋技術士事務所)(ダイカストはなぜ難しい。皮膜剥離はなぜ。寸法精度、硬さ・摩耗)
 2.「封孔処理の疑問を解く」板花正(板花技術士事務所)(なぜ封孔するの。低温封孔のポイント・粉吹きの原因は)
 3.「電解着色がマスターできる」田中義朗(田中技術士事務所)(色合せ、色むら、スポーリングはなぜ起こる。電解着色のコツ伝授)
 4.「染色アルマイト不良をゼロ化」原健二(奥野製薬工業梶j(染色バラツキ、白点・黒斑点、染料カブリの原因は)
 5.「化成処理を上手にするには」金子秀昭(カネコ技術士事務所)(どのように化成されるの、クロムフリー・塗装下地・自己修復性)
 6.「21世紀アルミ塗装の動向・なぜアルミ腐食」鈴木清隆(ECO-KS技術士事務所)(環境対応の静電粉体塗装・日本ではなぜ少ないのか。ALがなぜ腐食するの)
 参加費:(AL研究会誌含む・・講演用パワーポイント資料、LM部会活動の歩み)LM部会・普通会員、協賛企業 無料(2名まで)、資料会員1,000円、当協会会員・シニア会員2,000円、一般10,000円
  申し込み:氏名、所属、会員種別、書籍購入の有無・冊数を記載して、下記あてに電子メールまたはFAXで。申込先・問合せ先:(一社)表面技術協会『ライ トメタル表面技術部会』事務局・上野(e-mail:ueno912@sfj.or.jp、TEL:03-3252-3286、FAX:03-3252- 3288) 



図・表・写真は本誌でご覧ください。