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NO.2260(2016年5月16日号)

神戸製鋼所
米国に押出・加工品会社設立
自動車向けアルミ部材の量産体制

1990年代に日系自動車メーカー向けにアルミバンパー材を納入して以来、20年以上にわたり日本市場で経験と実績を積み上げてきた。長年の事業経験の中で培った高強度7000系合金開発力と断面設計技術力を両軸とした当社独自の軽量化提案。

  神戸製鋼所は、自動車向け押出事業を手がける溶解から加工までの一貫生産拠点を、米国ケンタッキー州ボーリンググリーン市に設立し、2016年の夏より建 設を開始する。2017年後半の加工工程稼動開始後、2018年後半に溶解・押出工程の稼動を順次開始する予定であり、自動車のバンパー材や骨格材などを 製造・販売する。
 北米は世界第2位の自動車市場であり、今後も自動車生産台数は増加を続ける見込み。加えて、2025年に向けた燃費規制 (CAFE規制※1)強化への対応から、大型車中心に車体の軽量化ニーズが加速してきており、バンパー材や骨格材などで、アルミ押出材需要の大きな拡大が 見込まれている。
 同社は、1990年代に日系自動車メーカー向けにアルミバンパー材を納入して以来、20年以上にわたり日本市場で経験と実 績を積み上げてきた。長年の事業経験の中で培った高強度7000系合金開発力と断面設計技術力を両軸とした独自の軽量化提案は、ユーザーから高い評価を受 けている。
 今回米国に新拠点を設立したことにより、自動車向けアルミ押出材の大きな需要拡大が見込まれる北米市場でも、日本同様、高品質の 押出・加工品を現地供給することが可能となる。今後、積極的な軽量化提案を通じて、現地のユーザーの信頼を獲得すると共に、日米両極でのアルミ押出・加工 品の供給体制を強化していく。

◆新会社の概要
社  名:Kobelco Aluminum Products &        Extrusions Inc.
設  立:2016年4月21日
資  本  金:24百万ドル
出  資:神戸製鋼100%(Kobe Steel USA       Holdings Inc.を予定)
総投資額:46.7百万ドル
従業員数:約110名(2019年)
主要設備:溶解・鋳造ライン1機、押出プレス1機、    バンパー加工ライン2機
生産能力:約500d/月
※1:CAFE規制
 「Corporate Average Fuel Economy:企業別平均燃費」の略。
米国において自動車製造企業ごとに算定する平均燃費が、基準値を下回らないことが義務付けられる。


東洋アルミニウム
MMP社と合弁契約

 東洋アルミニウムは2014年9月に発表した通り、インド共和国MMP INDUSTRIES LIMITED(以下、MMP社)との事業共同化検討の結果、取締役会にてMMP社との合弁契約を締結することを決定した。
 アルミニウムパウダー・ペーストの製造・販売において、国内外で高いシェアを持つ同社と、インド国内に製造拠点を持つMMP社が協力し、インド国内およびグローバル市場で互いの強みを活かして競争力を伸ばすため合弁契約を締結した。
 合弁会社概要は以下の通り。
 今後の展開としてはアルミニウムパウダー・ペーストの製造工場を現地に建設し、1年後の稼動開始を目指す。


2015年度(4〜3月期)
アルミニウム圧延品生産・出荷

 日本アルミニウム協会は15年4月〜16年3月までのアルミ圧延品の生産・出荷動向について調査した。
 それによると板は生産・出荷とも2年連続でプラス。押出は生産・出荷とも2年連続でマイナス。はくは生産・出荷とも3年ぶりにマイナスとなった。
・板類(主な分野のコメント)
※数字は出荷量。カッコ内は前年同期比。
 (1)缶材 435,478d(3.9%):ボトル缶の好調及び一部コーヒー缶のアルミ化による需要増により、2年連続でプラス。
 (2)自動車 154,566d(5.1%):軽自動車を除く国内乗用車生産台数が、ほぼ前年並となる中(4〜2月期の軽を除く乗用車生産台数:5,722千台、前年同期比:+0.2%)、アルミパネルの需要増やトラック架台の好調により、3年連続でプラス。
 (3)輸出 217,340d(△1.6%):下期からの海外関連工場への素条輸出の減少等により、マイナスに転ず。
・押出類(主な分野のコメント)
  (1)建設 451,017d(△5.7%):新設住宅着工戸数は増加しているが(4〜2月期の着工戸数:844,793戸、前年同期比:+4.2%)、 輸入品の増加、国が進める省エネ化に伴う断熱性能の高いサッシ(アルミ・樹脂サッシ、樹脂サッシ)の増加等により、建設全体としては2年連続でマイナス。
 (2)自動車 132,974d(△0.6%):トラック架台は好調であったが、熱交換器向け押出材の板材への移行があり、2年連続でマイナス。
・はく(主な分野のコメント)
 (1)電機機械器具 48,686d(△4.2%):コンデンサ向けは、太陽光太陽光発電の出荷低迷等によりマイナス。
 リチウムイオン電池向け(モバイル機器用及び車載用)が過半を占める「その他の電気機器」の需要は年間を通じて堅調で、過去最高を記録した前年度とほぼ同数字。
 (2)食料品 28,801d(△1.8%):年間を通じて需要は弱含みで、2年連続マイナス。


日本アルミ協会の正副会長人事
会長にM地昭男社長

副会長UACJ岡田満社長・アルミネ竹内猛社長
 日本アルミ協会は4月28日、16年度の正副会長を内定したと発表した。
 会長には三菱アルミニウムM地昭男社長(写真)が、副会長にはUACJ岡田満社長と、アルミネの竹内猛社長がそれぞれ就任する。5月27日に開催予定の定時総会とその後の理事会で正式に決定する。


理研軽金属工業
不燃材料認定を取得   

 理研軽金属工業は、アルミ製スパンドレルおよび内外装ルーバーの仕上げ色として、新たに木目調シート仕上げを7色ラインナップし2016年5月より販売を開始した。
 新たに発売した「高耐候 内・外装用不燃シート仕上げ」は、腐食しにくい軽量なアルミ押出形材に、耐候性に優れたオレフィンシートを被覆した構成で、国土交通省の不燃材料認定を取得している。(認定番号:NM-4239)
 高級感と木のぬくもりが感じられる意匠性だけでなく、不燃材料認定を取得していることで、不特定多数の人が使用する屋内など内装制限が適用される部位での使用が可能となる。
 また、表面に特殊なコーティングを施したオレフィンシートを使用しているため耐候性に優れ、屋内だけでなく屋外でも使用ができ、屋内と屋外の連続したデザインが可能。
 同社が2007年に3色のラインナップでスタートした木目調シート仕上げは、意匠材として人気が高く、今回新たに発売した「高耐候 内・外装用不燃シート仕上げ」はホワイト系からダーク系までバラエティに富んだ木目柄を7色ラインナップしている。
 対象製品はスパンドレル9型と内外装ルーバー70型で、豊富な形状ラインナップとパネル同士の自由な組み合わせで幅広い建築デザインのニーズに応える。
  もともと施工性に優れた定評のある同社製品に、新たな仕上げとして「高耐候 内・外装用不燃シート仕上げ」が増え、様々なイメージを演出できる。ナチュラルで美しい木目の色が創り出すあたたかい空間は、駅舎や学校などの公共建築の 他、オフィスやマンション、商業施設等に適している。


世界トップクラスの300W出力
高耐久・高出力太陽光パネル

 LIXILは、新技術の採用により、世界トップクラスの300W出力と効率的な発電を実現した高耐久・高出力太陽光パネル「ソーラーパネル デイズ」を6月1日より発売する。
 また、パワーコンディショナ RLEタイプ(屋内用)専用の出力制御対応モニター「カラーモニター Rタイプ」、ならびに太陽光パネルと蓄電池のパワーコンディショナを一体化した「ハイブリッド蓄電システム」を5月2日より先行発売した。
 「ソーラーパネル デイズ」は、太陽光をセルの中で効率よく発電させる「PERC」技術と、光吸収リボン「LCR」を組み合わせた新技術の単結晶セルを採用することで、世界トップクラス最大300Wの出力を実現した高出力太陽光パネル。
  この新技術による単結晶セルは低照度特性が高く、季節や天気に左右されることなく、太陽の光が弱い場合でも効率よく発電することができるため、日差しの弱 い曇りの日や、入射角の低い冬や早朝、夕方でも効率よく発電することが可能となり、1年を通じて安定した発電を実現する。また高出力で狭小地など限られた スペースでも、多くの発電量を確保できるのも特長。
 LIXIL のソーラー発電システム※「ソーラールーフ」「ソーラーラック」「ソーラーベース折板タイプ」に対応し、戸建住宅やオフィス、工場など、様々な場所へ設置できる。
※ソーラーパネルと架台をセットにした「太陽光発電システム」としての販売となる。
  さらに、「ソーラーパネル デイズ」には、標準サイズのFサイズに加え、約80%の大きさのSサイズ も用意している。2種類のサイズのパネルを組み合わせることにより、敷設面積に対するむだなスペースを少なくすることで発電量を大幅に向上させることがで きる。さらにセルを補強することによって従来品以上の強度を実現しており、Fサイズは150cm、Sサイズは200cmまでの積雪にも対応するなど、積雪 地域でもたっぷりと発電が可能。


第14回東芝機械グループ
ソリューションフェア2016開催

 東芝機械は、「東芝機械グループソリューションフェア2016」を、同社沼津工場(本社)・御殿場工場にて、5月19日(木)から21日(土)の3日間開催する。
 本フェアは、同社のこの1年間の開発の成果、新商品、新技術についてご紹介するとともに、幅広い分野に展開する商品群およびそれらを連携させた最適ソリューションのご提案を同時に見られる、昨年は国内外より5,507名が来場し、好評を得ている。
  今回のフェアの開催コンセプトは、「“確かな未来”への挑戦〜最先端技術で次世代モノづくりに貢献〜」である。「光学」「ナノテク」「エレクトロニクス・ IT」「エネルギー・環境」「自動車・航空・輸送機」など成長する幅広い分野において、「確かな未来」を実現するための最先進技術、新商品およびソリュー ションを紹介する。
 また、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、微細転写装置、精密加工機、工作機械、産業用ロボット、電子制御装置、鋳 造・機械加工、レトロフィット・アフターサービスなど豊富なラインナップのみならず、それらを繋げるIoT技術、インテグレートするシステムエンジニアリ ングから生み出されるソリューション提案により、さらなる向上を目ざし、現状での市場が抱える問題点を解決する取り組みもみられる。
 業界関係では、新ダイカストマシンDC800R-EHを発表し、実機を展示する。
<主な特長>
・ハイサイクル生産の実現
 電動型締を採用することで、従来の油圧型締機と比較して、短時間でスムーズな加減速制御を実現。同社従来機比較で28%短縮のハイサイクル生産を実現した。
・金型設計の自由度向上
 特に欧米系自動車メーカでニーズの高い射出上下機構に対応(オプション)。射出口の高さが調整可能になり、製品形状に合致した金型への柔軟な対応が可能。
・ユーザー視点の豊富な新機能を装備
 操作性に優れた高解像度大画面15インチモニタ、故障診断機能を備えた新制御装置TOSCAST-888を搭載するなど、ユーザーの現場視点に立った新機能を装備した。


MADOショップ
『涼活』2016始動

  YKK APとパートナーシップを結ぶ全国のMADOショップ※1では、夏場に涼しく快適な窓辺を実現するための生活の知恵や、“熱中症”の対策にもなる窓や玄関 のリフォーム手法を地域の方へ発信する『涼活』を、例年より1ヵ月早い5月14日(土)から、8月末まで実施する。
 先日発表された気象庁の5〜7月の平均気温見通しによると、全地域で平年並か高い見込みが出ており、今年も昨年以上に“熱中症”対策が重要。
  今年で4回目となる『涼活』では、住宅内での“熱中症”と窓の意外な関係性や、窓辺の対策について、地域のユーザーに認知してもらうと共に、環境省推奨の 『熱中症予防声かけプロジェクト』への参画、打ち水イベントや各種ワークショップの開催など、MADOショップ各店での取り組みを一層強化する。
  暑さへの警戒心が薄い5月でも、既に日差しの強さは真夏と同程度といわれている。窓や玄関のリフォームによる“熱中症”対策や、通風・防虫効果の高い網戸 への交換などは、早めの対策が必要。5月14日(土)開催の全国一斉相談会では、小(ロー)エネで快適な夏の住環境を実現するために、様々な提案を行な う。
※1:「MADOショップ」とは
 「ニッポンの窓をよくしたい」という理念のもと、YKK APとパートナーシップを結ぶ建材流通店が全国に約1000店舗展開する窓リフォームの店。「窓際が暑い・寒い」、「外の騒音が気になる」、「窓の開け閉 めに力がいる」、「冬場の結露が憂鬱…」など、窓や生活に関する悩み・困りごとに対して、“窓のプロ”がアドバイスをする。


「第6回 エクステリアデザイン
施工フォトコンテスト」開催

 YKK APは、同社のエクステリア製品を使用した施工作品を募集する「第6回 エクステリアデザイン施工フォトコンテスト」を開催し、2016年5月9日から募集を開始する。
■「第6回 エクステリアデザイン施工フォトコンテスト」概要
  このコンテストは、エクステリアを通じて快適で豊かな住環境づくりや、エクステリア商品を用いた提案力・設計力の向上を目的に、エクステリアの設計・施工 が優れ、生活の喜びが感じられる作品や、創造性や統一性があり建物と調和がとれたエクステリアの設計・施工作品の写真を募集。
 提案と設計が施主の要望に応えており、好適な施工や優れた技術力が現出している作品を第三者視点で評価し、その授賞作品を通して多くの方の暮らしの気づきにつながることを願い実施する。
■募集要項
 同社のエクステリア製品を使用して施工を依頼したユーザーと、設計・施工プランを担当した事業者様が対象となる。専用ホームページからエントリー。受賞作品結果発表は、2016年10月を予定。
●応募条件
 ・YKK AP製品が使用されていること。
 ・2015年4月以降の完工・設置物件であること。
●募集期間
 ・2016年5月9日(月)〜2016年7月29日(金)


アルミ系複合材廃棄物から
水素を発生させる検証プラント

 NEDO プロジェクトにおいて、アルハイテック鰍ヘ、アルミ系複合材廃棄物から水素を発生させる検証プラントを完成させ、4月22日、稼働を開始した。本検証プラ ントにおける水素発生量は、今後最大で1時間当たり約5kg(燃料電池車走行距離約700kmの充填量に相当)に増やすことを予定している。
 なお、稼働開始にあたって、同日、朝日印刷兜x山工場内にてプラント完成披露会を開催した。
1.概要
  アルハイテックは、リサイクルが困難と言われていたアルミ系廃棄物からアルミを分離し水素を発生させ、発電に利用する画期的なシステムを独自に開発し、 2014年12月からNEDO「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において、アルミ系廃棄物再生プラントの実用化に向けての開発に取り組んできた。
 今般、本プロジェクトにおいて、同社は、朝日印刷の協力を得て、朝日印刷富山工場内に、アルミ系複合材廃棄物から水素を発生させる検証プラントを完成させ、稼働を開始した。
  完成した検証プラントは、パルパー型分離機、乾留炉、水素発生装置からなり、これまでに工場から排出されるアルミ系端材等を使用した動作確認を実施してお り、1時間あたり2kgの水素を発生させることに成功している。今後、水素発生量は最大で1時間当たり約5kg(燃料電池車走行距離約700kmの充填量 に相当)に増やすことを予定している。また、処理の過程で取り出されるパルプ、油、水酸化アルミについても有効利用と経済性について検証を行うとともに、 その他の技術的課題解決や省エネルギーの検証についても、引き続き実施していく予定。
 本技術は廃棄物の削減を可能にするだけでなく、エネルギー と水素を生み出し、有効利用可能な水酸化アルミなどの副産物が得られるなど、装置稼働により企業の収益性向上にも寄与することが期待できることから、これ らの取り組みを通じて、国内外を問わず導入顧客となり得る印刷工場、パッケージ工場、金属工場等に対し、立案しビジネス展開を目指す。


LIXILグループ16年3月期決算
リフォーム、海外が牽引し増収

売上高10%増の1兆8,451億円に
 LIXIL グループは5月9日、16年3月期決算を発表したが、連結売上高は、前期比10.3%増の1兆8,451億円、営業利益8.9%増の562億円と増収増 益。しかし経常利益は16.3%減の484億円、純利益は186億円の赤字(前期220億円の黒字)となった。増収要因は国内リフォーム事業(9%増)、 海外事業(42.3%増)の拡大。
 経常利益は急激な円高から為替差損が拡大、純利益は関係各社投資関連損失、株式売却評価損など特別損失を計上したことによる。
 17年3月期予想は新基準(国際財務報告基準を任意摘要)による計画数字。売上高1兆8,800億円、営業利益560億円、税引前利益510億円、当期利益305倶円、新会社の所有者に帰属する当期利益260億円を見込んでいる。
 瀬戸欣哉COO(6月にLIXIL グループの社長兼CEOに就任予定)は、決算説明会で次のようにコメントした。
  「今年1月に着任してから当初100日間は主要10ヵ国における数多くの拠点や工場を訪問し、様々な部門の役員や社員と意見交換した。対話を通じてグロー バルに事業を展開するLIXILグループの将来に大きな期待が寄せられていることがわかった。成長を確実なものにしていくためにシナジーの最大化、コンプ ライアンスの強化、機動力のあるフラットでシンプルな組織の構築といった基礎固めに注力していく。国内は売上げの3分の2を占める最重要市場。商品優位 性、高い品質で成長の基盤をつくっていく。メーカーとして成功するために、工事をより早く、簡単にする必要がある。早くて簡単なLIXIL商品をつくって いく」とした。 
 部門別の業績と今期見通しは次の通り。
 ウォーターテクノロジー事業の16年3月期売上高は前期比54%増の6,377億円、事業利益は同100%増の521億円。17年3月期売上高は1%減の6,300億円、事業利益は5%増の545億円の計画。
ハウジングテクノロジー事業の16年3月期売上高は、前期比2%減の6,046億円、事業利益は同16%増の403億円。17年3月期の売上高は1%増の6,080億円、事業利益8%増の435億円を見込んでいる。
 ビルディングテクノロジー事業の16年3月期売上高は前期比5%減の3,320億円、事業損失は56倶円。17年3月期は売上高3,190億円と4%の減収予想も事業利益は3%を計画。
キッチンテクノロジー事業の16年3月期売上高は前期比3%減の1,121億円、事業利益は18億円。17年3月期は、売上高2%増の1,140億円、事業利益14%増の20億円の予想。
  流通・小売り事業および住宅・サービス事業はそれぞれ堅調に推移。流通・小売り事業の売上高は3%増の1,688億円、事業利益は過去最高の73億円。 17年3月期は、売上高2%増の1.730億円、事業利益3%増の75億円の計画。住宅・サービス事業は16年3月期637億円、事業利益43億円、17 年3月期売上高は7%増の680億円、事業利益29%増の55億円の見通し。


ライトメタル表面技術部会
アルマイトのポイントとは

  ライトメタル表面技術部会は6月7日午後1時からHORIBA東京分析センター会議室(千代田区神田淡路町2-6神田淡路町2丁目ビル)において、「アル マイトのさらなる前進に向けてのポイントとは」と題した第312回例会を開催する。席上、以下の3件の講演が行なわれる。
@「アルマイトはお任せ?」、平山技術士事務所・平山良夫
A100問100答シリーズより「電着塗装の理論と実務」、神東塗料梶E徳田武雄
Bアルマイトの歩みより「新しい機能アルマイト」、練馬区立谷原中学校・水木一成
 参加費はLM部会・普通会員:無料(1社2名まで)、資料会員:2,000円、表面技術協会会員:4,000円、シニア会員:無料(但し、資料代2,000円)、一般:15,000円。
 申し込みは同協会LM部会事務局上野まで(ueno912@sfj.or.jp、FAX03-3252-3288)。


平成27年度日本Al協会賞「功績賞」

 日本アルミニウム協会は協会賞「功労賞」に神戸製鋼所 アルミ・銅事業部門技術部長の相浦直氏を推薦した。
 相浦氏は延べ13年2ヵ月にわたり、協会技術企画関連の委員長職を歴任した。 



図・表・写真は本誌でご覧ください。