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NO.2265(2016年6月20日号)
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安田金属工業 ドイツ製押出プレスを導入 設備更新で生産性が大幅向上
従来のプレスに比べて押出に使用するエネルギーは最大55%削減でき、20%の生産性向上が見込める。
老舗アルミ押出メーカーの安田金属工業(安田立明社長、本社=大阪市中央区)はこのほど、同社岐阜工場(岐阜県不破郡垂井町)にドイツ・SMS
Meer押出プレス「HybrEx14」を新規に導入した。7月中に据え付け工事を終え、試運転を行って本年10月から本格操業に入る段取りである。今回
一連の投資総額は約6億円。 1969年4月から47年間にわたって稼働してきた老朽1500d押出プレス(日本鉄工製)の廃棄・更新を図ったも
ので、新機は、横型油圧式ダイナミック電動サーボドライブ仕様最大押出力14.5MNという、小型ながらも最新テクノロジー技術が織り込まれた高性能な機
械であり、製品の品質改善と生産性向上が大きく得られる。 例えば、従来のプレスに比べて押出に使用するエネルギーは最大55%削減でき、20%の生産性向上が見込める。年間処理能力は約5000dに及ぶ。 また、この機械は長尺形材を押し出す際に油圧を利用。押出プレス機の補助動作で使用するダイナミック電動サーボドライブは、従来比で2倍速の秒速約1000mmとなる。非生産時間を考慮した場合、年間100dの生産増となる。 「HybrEx14の稼働で、ヒンシツガかなり向上する。ブリスター(加熱の際に生じる水ぶくれのような欠陥現象)の低減が期待でき、押出工程での圧力の微調整が可能なため、形状の差を縮めることもできる…」 同工場には、このほか宇部興産製の1800dプレス、滋賀工場には1800dブレスを保有しており、2015年4月〜2016年3月期の生産量は11600dで、稼働率77%であった。需要先は建材が85%、電気通信、機械金属、日用品がそれぞれ5%である。
LIXILグループが役員半減 実績重視の文化醸成へ
貝IXILグループは、LIXILグループの執行役会および貝IXIL(以下LIXIL)の取締役会の承認を受け、7月1日より新しい経営管理体制に
移行する。この決定は、企業規模に応じた適切な経営幹部の数にLIXILグループおよびLIXILの体制を近づけるためのものであり、現在進めている企業
ガバナンスの強化、経営責任の明確化および意思決定プロセスの合理化を進める施策の一環として実施する。 今回の移行に伴い、従来の執行役員の役
職を廃止する。新体制では、経営管理を社長兼CEO、副社長、専務役員、常務役員、理事の5階層の経営幹部で行う。これらの経営幹部は1年間の委任契約と
し、契約更新は実績を考慮の上行うこととする。新体制の導入は、経営幹部の重責に対する意識を高めると共に、実績を重視する文化を醸成することを狙いとし
ている。体制の移行によって、経営幹部の数は114名から53名となり、54%の減少となる。経営管理体制の簡素化は、才能ある若手社員が機会を得ること
にもつながる。 加えて、当社が現在進めている本社部門の効率化と経費削減政策に基づき、LIXILグループの常勤取締役および執行役は基本報酬
を減額することを報酬委員会に提案した。これらおよび3月7日に発表済みのその他の施策を実施すると、経営幹部の報酬の約25%の削減が見込まれる。また
同様に、LIXILの社長兼CEOである瀬戸欣哉は、向こう1年間は基本報酬を全額LIXILグループの株式にあてることを報酬委員会に提案した。
一方、実績をベースとした報酬制度である短期インセンティブ(STI)と長期インセンティブ(LTI)を含む経営幹部の基本報酬体系に変更はない。また、
連続する3期を対象とした総実績目標によって定義される、長期インセンティブの支給については現時点では保留されているが、会社が定めた目標に達しない限
り、発生しない。 LIXILグループCOOの瀬戸欣哉のコメント 「効率的でシンプルな組織を構築することで、LIXILを価値創造型企
業としてさらに成長させることを目指しています。実績を重視した企業文化の醸成を促すためには、まずは経営陣がその姿勢を見せることが大切です。将来を見
据えた適切な経営管理体制は、ガバナンスや効率化といった面だけでなく、才能ある若手社員に活躍の場を提供する意味でも要となります。本日発表した経営管
理体制の移行は、自ら掲げた課題の解決を強力に推進していることを示すものです。また、私の基本報酬をすべて当社の株式にあてるという提案は、私自身が
LIXILの輝く未来を強く信じている証です」
5月末軽圧品市況 全国軽金属商協会調べ
5月末日時点での軽圧品の市況投票を実施したところ、次のとおりの結果となった。 東京地区はアルミ大板・63S形材は据え置き、アルミ小板・56S丸棒は10円上昇、52S板は5円上昇、快削棒は5円下落と、まちまちの結果となった。大阪地区についても6品種すべてが据え置きとなった。
最近のニュースでは、消費税率10%への引き上げの延期発表と秋に総合的かつ大胆な経済対策を講じるとの考えが示されたことで、目先ではプラスになる見解
がある一方、アベノミクスが難航しているのではとのマイナスの見解も報じられている。今後の景気動向には十分注視していく必要があると思われる。 次に平成27年4月のアルミニウム圧延品の生産・出荷動向は以下のようになった。 「板類」の出荷では、缶材についてはボトル缶の好調により、6ヶ月連続でプラスとなった(+1.4%)。 自動車については、軽自動車を除く国内乗用車生産台数の増加(3月の軽を除く乗用車生産台数:621千台、前年同月比:+9.5%)、アルミパネルの需要増により、3ヶ月連続でプラス(+9.1%)。 輸出は、海外関連工場への素条輸出の減少により、8ヶ月連続でマイナス(▲16.8%)。 全体としては〈生産〉〈出荷〉ともに2ヶ月マイナスとなった(生産:▲0.4%、出荷:▲3.0%)。 「押出類」の出荷では、新設住宅着工戸数は増加している(3月の着工戸数:75,744戸、前年同月比:+8.4%)が、輸入品の増加、アルミ・樹脂複合サッシの増加などにより、2ヶ月連続でマイナス(▲3.3%)。 自動車は、トラック架台の好調により、7ヶ月連続でプラス(+1.9%)。 全体としては〈生産〉〈出荷〉ともに3ヶ月ぷりにマイナスとなった(生産:▲1.2%、出荷:▲1.5%)。この結果、板類+押出類の「アルミニウム圧延品合計」は〈生産〉〈出荷〉ともに2ヶ月連続でマイナスとなった(生産:▲0.7%、出荷:▲2.4%)。 「はく」の出荷では、コンデンサ向けは2年ぶりに3,000d台となり、回復基調が鮮明。リチウムイオン電池向け(車載用他)が過半を占める「その他の電気機器」の需要も堅調に推移(+8.7%)。 食料品は、前年同月比プラスとなったが、前月と合わせるとほぼ前年並み(+7.7%)。 全体としては、〈生産〉は5ヶ月ぷりにマイナス、〈出荷〉はプラスに転じた(生産:▲2.3%、出荷:+6.2%)。
旭テックタイ子会社 アルミ事業分社化
旭テックは、同社グループ体制の強化を目的として事業部自立化の検討を進めてきたが、この度、同社 100%タイ子会社「 旭テックアルミニウムタイランド」(以下「ATA」)のアルミ事業(以下「ACT」)を 2016年 7月に分社する。 1.分社化および子会社設立の背景および理由
事業部自立をさらに進め、事業ごとの最適なビジネスモデルづくりを通して競争力のある事業体への変革を目指す当社基本方針のもと、アルミカンパニー事業を
支える経営層の育成と強化をはかり、既に 5月 2日に分社したアルミカンパニー技術部門(国内)である
ATAキャスティングテクノロジージャパン(「ACJ」)との連携をこれまで以上に進め、対象事業のグローバル成長戦略を加速させる体制を構築することが
目的。また、本件分社により、ATAはアルミホイール事業(※)会社となり、当該事業においても事業部自立の目的を達成するための体制構築を加速すること
になる。今回の分社を以て、同社グループの全事業が分社することとなるが、各事業が自立するための基盤の整備をさらに進め、差別化できる技術でグローバル
市場における成長を目指すことのできる経営につなげていく。 2.分社化のスケジュールおよび新会社概要
現在 ATAのアルミ事業(ACT: 社内カンパニー)を、16年 7月
1日付(予定)で受け皿会社(ACT)に事業譲渡を実行し、同日から ACTとして事業開始の予定。なお、ACTは ACJの
100%子会社となる。 ■新会社概要(予定) 社名:ATA CASTING TECHNOLOGY CO.,LTD.(略称:ACT) 本社所在地:361 Moo1,Rattanaraj Rd.,Bangna-Trad Rd., Km 27, Tambon Bangbor, Amphur Bangbor, Samutprakarn (現在と同じ) 代表者:代表取締役社長 廣瀬 信夫 主な事業内容:自動車及び産業建設機械等のアルミダイカスト部品および加工品製造、販売 資本金:約 45億円 ※ACT分社後の ATAの概要(予定) 社名:ASAHI TECALUMINIUM(THAILAND)CO.,LTD.(現在と同じ) 本社所在地:700/145 Moo 5,Klongtamharu, Muang,Chonburi 20000,Thailand(現在の同社ホイール事業拠点と同じ) 代表者:代表取締役社長 小田 重章 主な事業内容:自動車(4輪車及び二輪車)のアルミホイールおよびアルミ鋳造部品の製造、販売 資本金:約 49億円(現在と同じ) 3.今後の見通し 新会社(ACT)へは対象事業に属する資産が譲渡される予定であり、引き続き同社グループの一員として十分な供給体制が図れる。
モリタ宮田工業 業界初 アルミ製粉末消火器3kg台に
モリタ宮田工業は、アルミ製蓄圧式粉末消火器 「ALTESIMOU MEA10A」
を開発、7月下旬より発売を開始する。「アルテシモ」は11年9月に発売したアルミ製蓄圧式粉末消火器 で「ALTESIMO
アルテシモ」の総質量を業界初の3kg台に軽量化した「ALTESIMOU MEA10A」を開発した。7 月下旬より販売を開始する。 この度開発した「アルテシモU」は、アルミ素材の採用による、継ぎ目(溶接)のない一体成型容器で、圧漏れリスクを大幅に低減させるという特徴はそのままに、今後の高齢化社会を見据え、総質量においては業界初となる3kg台を実現した消火器である。 【特長】 ●10型消火器の総重量を、業界最軽量の3kg台へ。強度は更に向上。 部品一つ一つから設計を見直すことで、3kg台を実現。更なる軽さを実現しながら、新素材の使用により、容器強度は30%向上(※当社従来品比)。 ●一体成型容器で圧漏れリスクを大幅低減 アルミ素材を採用し継ぎ目(溶接)のない、より安全な一体成型容器で、圧漏れリスクを軽減した。 ●耐食・耐候性に優れる粉体クリア塗装 耐食・耐候性に優れるアルミの質感を生かし、容器表面にはメタリック調カラー塗装キャンディレッドの粉体クリア塗装を施している。 ●本体底部の耐食対策 底部には樹脂加工を施し、床面を傷から守ります。またマジックホール構造により、サビなどの劣化原因となる湿気を底部から逃がす。 ●ユニバーサルデザインへの取組み “人間工学的手法”に基づき、あらゆる人が容易に持ち運びやすく、また、ラベルを見やすく、 読みやすいデザインとなっている。 ●エコマーク認定消火器 再生消火薬剤を40%以上使用、回収およびリサイクルシステムを持つ消火器として、エコマーク認定を取得。グリーン購入法に対応している。
新会長に石村和彦氏(旭硝子会長) 日本建材・住宅設備産業協会
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会(藤森義明会長)は6月14日、定時総会並びに臨時理事会を開催、新会長に石村和彦氏(旭硝子代表取締役会長=写真)を選出した。 また、副会長についても一部改選が行なわれ、LIXIL代表取締役兼CEOの瀬戸欣哉氏、旭ファイバーグラス代表取締役社長の柳川匡史氏が就任した。
石村新会長は総会後の懇親会で次のように挨拶した。「昨年度の新築住宅着工戸数は92万戸、13年度に及ばないものの14年度比4万戸増加した。ただ内容
を見ると、賃貸住宅の比率が高まるなど従来とは違う厳しい市場環境の変化を感じさせられる結果。このような状況の中でリフォームが注目されているが、住宅
ストック6,063万戸を対象とした総需要と比べればはまだ十分とは言えない。当協会ではリフォームビジネスの拡大、グリーン建材普及促進基盤構築事業、
電子カタログ事業を3本柱事業展開しているが、優良断熱材認証活動、VOC表示審査・調湿建材表示事業についても鋭意展開するとともに、従来の環境・健
康・快適といったキーワードだけでなく防災・安全といった機能についてもどう関与していくか検討していきたい」と抱負を述べた。
アイシン精機 西尾ダイカスト工場の能力増強
アイシン精機は5月26日、得意先の需要拡大に対応するため、西尾地区の敷地内にアルミダイカスト工場を増築する。
国内向けのエンジン用クランクケースなどやA/T用トランスミッションケースなどのアルミダイカスト部品については西尾ダイカスト工場で生産を行っている
が、さらに生産量の拡大が見込まれるため、西尾地区の敷地内にアルミダイカスト工場新建屋11.5千平方メートルを増築する。それにともない、生産能力の
増強を図るとともにアルミダイカスト事業の競争力強化を図っていく。 新工場の概要は以下のとおり。 西尾ダイカスト工場 増築 1. 所 在 地 : 愛知県西尾市南中根町小割80番地 2. 建屋面積 : 11.5千平方メートル 3. 竣工予定 : 2017年3月(予定) 4. 生産開始 : 2017年4月(予定) 5. 生産品目 : (A/T用)トランスミッション ケース 6. 投資額 : 建屋、設備含め111.4億円
三和シがガラス防火戸 スチール開き戸発売
三和シヤッターは、ガラス防火戸「ファイヤードS“スチール開き戸タイプ”」を6月13日より全国発売する。
防火戸は、防火区画に開口部を設ける場合に設置が 義務づけられており、近年では防火シャッター、鋼製
防火ドアに加えて耐熱ガラスを使用した防火戸も主流
になっている。ガラス防火戸「ファイヤードS」シリーズでは、耐熱ガラスを特殊樹脂で貼り合わせたガラスを採用しており、耐熱衝撃性および衝撃安全性を強
化している。 従来は広く安全ガラスとして知られている耐熱強化ガラスを使用していたが、より高い安全性能を付加した
耐熱合わせガラスを採用することで、昇降路の壁または
囲いにも適した製品となった。また、この度発売する“スチール開き戸タイプ”はドアと欄間を一体で特定
防火設備の大臣認定を取得しており、開口の高い場所で も設置することができる。 「ファイヤードS」シリーズでは、すでに“オートドアタイプ”
や“FIXタイプ”を発売している。“ステンレスタイプ”などのバリエーションについても今後順次ラインアップしていく予定。
軽金属溶接協会が各賞決定 協会賞にIHIのLNGタンク
(一社)軽金属溶接協会(山内重コ会長)はこのほど15年度における各賞の受賞者を決めた。表彰式は6月23日、東京ガーデンパレス(東京都文京区湯島1-7-5)で開催する第6回定時総会の席上で執り行われる。各賞の受賞者は以下の通り。 <協会賞> 受賞者:大賀 進、山中 聡、野々村将一、佐山 満(蟹HI海洋・鉄構セクター) 題名:「海洋事業における大型LNGアルミタンク(40級)の製造プロセスの開発と実用化」 <軽金属溶接論文賞> 受賞者:岡田俊哉(涯ACJ)、内田壮平、中田 一博(大阪大学接合科学研究所) 題名:「摩擦重ね接合によるアルミニウム合金と樹脂材料の直接接合特性に及ぼすアルマイト皮膜処理の影響」 掲載誌:軽金属溶接・53巻(2015)、8号p298〜306 <軽金属溶接技術賞> 受賞者:堀久司、瀬尾伸城(日本軽金属潟Oループ技術センター) 題名:「中空形材へのフローティングボビンFSWの適用」 掲載誌:軽金属溶接・53巻(2016)、3号p83〜89 受賞者:前田知宏(輝創梶j 題名:「ポジティブアンカーによる軽金属とプラスチックの直接接合」 掲載誌:軽金属溶接・53巻(2015)、10号p391〜395 <功績賞> 受賞者:成願茂利(元昭和電工アルミ販売梶j「協会委員会活動及びアルミニウムの接合技術に対する顕著な功績」 受賞者:安田克彦(職業能力開発総合大学校)「協会委員会活動及びアルミニウムの接合技術に対する顕著な功績」 <軽金属溶接マイスター> 受賞者:石田久雄(住友精密工業梶j、若色正人(涯ACJ)
日本マグネシウム協会 通常総会において協会賞表彰
日本マグネシウム協会は6月8日、通常総会を開き、総会後の懇親会で加藤数良会長が以下の通り挨拶した。 「15
年の国内マグネ需要は4万1,000d、前年比2.5%増となった。16年も4万2,000dを予想している。今後もマグ需要拡大のため市場開拓や技術開
発活動に力を入れていく。各種輸送機器分野(自動車・高速車両・航空機)ならびに医療分野、エネルギー関連分野などにおけるマグネの適用拡大に向けた調
査、技術開発やそれらに応用できる基礎データの収集・整備を進める。」 「標準化に関する活動については、JISやISOの国内審議団体として、マグネ合金の燃焼特性方法規格の検討、マグネ合金材料および分析関連の規格改正など、各種規格の制定・改正に対応する。」「そのほか協会会員サービスの拡充、環境問題、安全対策などに対応する。」 総会では「第19回日本マグネシウム協会賞」の表彰式が行われた。各賞受賞者は次の通り。 <特別功労賞> @杉原晋(元鞄穴C理化 代表取締役専務)「永年にわたる自動車用マグネシウム合金ダイカスト部品の普及と日本マグネシウム協会の運営発展」 A中田成(株R焼合成 代表取締役社長)「永年にわたるマグネシウム合金切削加工技術の育成と日本マグネシウム協会事業への協力」 <技術功労賞> ○梅原博行(前産業技術総合研究所 主任研究員)「マグネシウム合金表面処理性能の評価研究と 研究開発の推進」 <功績賞> ○井上誠(富山高等専門学校 教授)「高純度マグネシウムの製造研究とマグネシウムリサイクル技術の促進」 <奨励賞> @森貞好昭(大阪大学 接合科学研究所 特任講師)「マグネシウム材の利用拡大に資する新規表面改質・接合方法の開発」 A野田雅史(権田金属工業 マグネシウム部 課長)「革新的高強度厚板マグネシウム合金材の 加工プロセス制御技術の開発」 B菊池鉄男(中央工産 小山工場 技術開発室 課長)「各種マグネシウム材料の製造促進」 <技術賞> @ヤマハ発動機 塚本健二氏「マグネシウム製 ダイカストホイールの開発」 Aジャパンファインスチール梶A竃{田技術研究所 家永裕一氏「マグネシウムの制振性を生か したスピーカーケーブルの開発と実用化」 Bミリオン化学 代表者:田部修士、松村健樹氏「マグネシウム合金板材採用製品の量産化を 成功させた表面処理システム開発」
ライトメタル表面部会 第36回サマーセミナー
第36回ライトメタル表面技術部会サマーセミナーが「問題解決の糸口をQ&Aによって実務に活かす」と題して以下の要領で開催される。 日時 :平成28年7月15日(金)9:50〜19:00 会場:工学院大学 新宿キャンパス(28階)大会議室(新宿区西新宿1-24-2) 交通:「新宿駅」西口下車,徒歩5分 内
容:@ 「アルミ材料とアルマイト」アルミ材質の組成・組織の差によるアルマイト性は(元古河スカイ
松尾守)、A「アルマイト染色での染色不良・不具合の事例解説」どうして染色不良が生じるのか(花見化学梶@小林貴之)、B「アルマイト試験の実施要領の
ポイント」アルマイト試験方法を実施する上での注意点を伝授・交渉中C「塗装下地処理としてのアルマイト処理はここがポイント」アルミ塗装には下地処理が
鍵・・・・処理条件は・交渉中D「アルマイトを上手に仕上げる前処理のコツ」優良なアルマイト仕上げには,前処理が大事(有限会社ミック・ラボ 酒井
茂) [応用技術・研究編] E「孔制御した結晶性ナノポーラスアルミナメンブレン」機能アルマイト「メンブレン」処理技術を紹介(工学院大学 阿相 英孝) グループ討論・発表 実際の表面処理現場の問題把握と対処に役立つと評判の高い討論の場 テーマ1:前処理による不良と対策、テーマ2:染色不良と対策、テーマ3:電解着色の不良と対策、テーマ4:塗装下地の問題と対策、テーマ5:表面処理の今後をみつめ(新規、需要、用途、開発) ミキサー 講師の先生も交えて、情報交換:“聞いて、話して、名刺交換。「質問票」も活用できる。” 参加費:(税込) LM部会・普通会員 20,000円、 LM部会・資料会員 25,000円、表面技術協会・会員 30,000円、一般 35,000円 *書籍「アルミ表面技術の百問百答」定価3,800 円付、セミナーテキスト・昼食・ミキサー代を 含む。 定員:40名(先着順) 申込締切:平成28年7月1日(金) 申し込み先・問い合わせ先:「ライトメタル表面技術部会」事務局・上野(E-mail:ueno912@sfj.or.jp、TEL:03-3252-3286、FAX:03-3252-3288 )
「第20回 機械要素技術展」出展
日軽松尾は、『第20回 機械要素技術展』に、一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(以下、AREC)を中心とした上田市近隣企業9社合同ブースにて出展する。 今回の技術展では同社の持つ鋳造製法(重力金型 鋳造・PFダイカスト・C&F)を展示しており、その製法に基づいた製品の性能や仕様を説明する。 ※ARECは信州大学繊維学部・長野県工科短期 大学校・長野高専を中心とした組織で、地域企業との産学ネットワーク作りを行っている。 ■出展概要 名称:第20回 機械要素技術展 会期:2016年6月22日(水)〜 6月24日(金) 開場時間:午前10時〜午後6時まで ※最終日は 午後5時まで 会場:東京ビッグサイト 東6ホール 東35−34 主催:リードエグジビションジャパン ホームページ:http:/www.mtech-tokyo.jp ※日軽松尾のブースは東6ホール 東35-34。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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