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NO.2270(2016年8月1日号)
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本誌アンケート調査…『アルミホイール市場の最新動向』 15年度は国内生産も輸入も微減 自動車国内生産台数の減少が響く
本誌はこのほど国内主要メーカーを対象にアルミホイールの生産・出荷状況を調査した。15年度の総生産は1,792万個で0.4%減、総販売は1,793万個で0.7%減と、いずれもやや低調に推移した。増税の関係で乗用車の国内生産が減少したことが原因。
2015年度統計の概略
アルミホイールメーカー11社で構成する日本アルミ協会車輪委員会がこのほどまとめた2015年度(2015年4月〜2016年3月期)におけるアルミホ
イール統計によると、生産は17,927,266個で0.4%減、販売は17,937,532個で0.7%減となっている。生産の減少は、軽自動車税増税
の影響により自動車国内生産台数(日本自動車工業会統計:四輪車)が4.2%減少したことによるもの。 生産の内訳は、国内が乗用車用
11,009,727個+その他用200,394個=11,210,121個(前年比1.7%減)、輸入が乗用車用6,673,462個+その他用
43,683個=6,717,145個(前年比1.9%増)である。なお、「輸入」とは、国内アルミホイールメーカーによる、海外現地子会社及び協力工場
からの輸入のこと。 販売の内訳は、国内が乗用車用17,163,081個+その他用248,702個=17,411,738個(前年比1.9%減)、輸出が乗用車用のみで525,749個(前年比 65.7%増)である。 結果として、3月末ホイール在庫は、乗用車用 733,283個+その他用11,963個=745,246個(対前年比 1.9%減)となった。 8社が生産量減少 各社別の表を見ると、今年は光軽金属工業が姿を消している。
生産量は、BMBが3,000個→1,500個、日立金属が
230,000個→200,000個、ワークが10,000個→7,000個、TAN-EI-SYAが四輪車用15,000個→10,000、バス・ト
ラック用1,200個→800個、エンケイが四輪車用260,000個→240,000個、二輪車用
50,000個→20,000個、エンケイオートモーティブが25,000個→22,200 個、遠菱アルミホイールが
105,000個→80,000 個、三鷹光器が3,000個→2,000個といずれも減少、他は昨年と同じ。 増設計画については、「あり」 が TAN-EI-SYA、新日鐡住金(いずれも鍛造ホイールメーカー)、トピー工業は生産性改善の投資あり。 今後の需要動向の変化を見ると、「やや伸びる」 が BBS ジャパン、新日鐡住金、中央精機、TPR アルテックの4社、「ほぼ横ばい」 が 10 社、「やや鈍る」 が4社となった。 海外プロジェクトを見ると、エンケイのENKEI FLORIDA INC.が消え、PT. ENKEI MARUTOYO PAINTING INDONESIA(アルミホイールの塗装) が追加された。
住軽日軽16年3月期決算 過去最高益を3年連続更新 今期は売上高15%増を計画
住軽日軽エンジニアリングは7月20日、15年度決算並びに16年度事業計画を発表した。16年3月期決算は、売上高7.6%減の121億4,000万
円、営業利益3.7%増の11億8,000万円、経常利益3.5%増の11億8,000万円、当期純利益7.4%増の7億7,000万円と減収も増益を達
成した。これで3期連続して過去最高益の更新である。 売り上げの減少は、公共投資減額の影響続。こうした環境の中で過去最高益を更新した要因について佐久間勇三社長は次のように語った。
「昨年度は拠点工場と一体となってコストダウンに取り組むとともに、クレームの削減に尽力した。1円でも多くの利益を削り出すように努力したことが増益に
つながった。この数年、製造現場でのムダを省くとともに、物件ごとの原価、損益管理を徹底して行ってきた。その取り組みが全社的広がり、3年連続の利益
アップ、過去最高益につながった。社員の意識改革に取り組んできたのが大きい」。 今期(17年3月期)の計画は、売上高15.2%増の140億円、営業利益9.9%減の10億7,000万円、経常利益9.9%減の10億6,000万円、当期純利益6.9%減の7億2,000万円の計画。これまでの減収増益から増収減益を予想する。
「個人消費や中国の経済不安など先行き不透明感もあるが、東京オリンピックに向けた建設需要の高まりが期待できる。将来にわたる更なる成長・発展を図るた
めに売上げ目標を高く設定した。この1、2年新製品開発に注力してきたが、今年5月に3製品が日本アルミニウム協会賞の開発賞を受賞した。新製品の市場浸
透を期待している」(佐久間社長)という。 3つの製品とはいずれもアルミ合金製の「ケーロ」(検査路)、「キュウサ」(常設作業パネル)、「アルツォ」(残存型枠)。この3商品のほか注力するのは「アルミ製波かえし」と眺望を拓く防護柵。 今年、作成した中期経営計画で、売上高を160〜170億円、経常利益で13〜14億円を掲げるとともに海外進出を計画する。「これからは国内だけでは難しい。できるだけ早く進出したいと考えている。東南アジア進出を中期計画に盛り込んだ」と語った。
東北大学 超軽量形状記憶Mg合金の開発 従来材に比べ約70%の軽量化
東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の小川由希子博士後期課程学生、須藤祐司准教授、安藤大輔助教、小池淳一教授の研究グループは、形状記憶
特性を示すマグネシウム合金の開発に成功した。本発明形状記憶マグネシウム合金の比重は、従来の形状記憶合金(ニチノール)に比べて約1/3と極めて軽
く、航空・宇宙材料など軽量性が求められる工業製品への適用が期待できる。 この研究はサイエンス誌2016年7月22日号に掲載された。
研究グループは、マグネシウム(Mg)にスカンジウム(Sc)を添加したMg-Sc合金が従来Mg合金の結晶構造である最密六方構造(hcp)に加え、体
心立方構造(bcc)を取り得る点に着目し、その相変態を利用したMg合金の高機能化に関する研究を行ってきた。Mg-Sc合金は、従来のhcp型Mg合
金に比して高強度・高延性のバランスに優れる事を見出してきている。その研究の中で、bcc型Mg-Sc合金がマルテンサイト変態を起こし、形状記憶特性
(超弾性効果、超弾性効果)を発現することを見出した(図1)。Mg-20 at%
Sc合金の場合、-150℃の低温下において4%以上の超弾性歪みを示すことを確認している。 これまでに、チタン‐ニッケル系、銅系、鉄系、
ニッケル系、コバルト系およびチタン系など、様々な合金系において形状記憶特性が見出されてきたが、マグネシウムなどの軽量元素を主体とする超軽量合金に
おいては、未だ報告はなかった。本発明形状記憶マグネシウム合金は、従来の形状記憶合金(ニチノール)に比べて約70%軽く、航空・宇宙材料など軽量性が
求められる工業製品への適用が期待できる。 形状記憶合金とは、ある一定温度で変形しても元に戻る超弾性効果や変形後一定温度に加熱することで元
に戻る形状記憶効果といった特異な現象を示す合金を指し、携帯電話のアンテナや眼鏡のフレームといった私たちの生活に身近な所から、カテーテルガイドワイ
ヤーやステントといった医療製品まで幅広い分野で使用されている。更に、近年では、ロケットや宇宙船などの振動吸収部品や自己展開可能なフレームとして注
目されている。一方、ロケットや宇宙船の燃費向上や打ち上げコスト削減のために材料部材の軽量化が切望されている。 一般的に、航空・宇宙 輸送システムの燃費は軽量化により飛躍的に向上し、また、ロケットの宇宙への打ち上げコストは、1kgの軽量化で100万円程度削減できると言われている。通常、材料を薄く・細くすれば軽量化が可能だが、強度不足が懸念される。 本発明の形状記憶Mg合金の比重は2程度と、従来合金よりも70%程度軽く、また、従来Mg合金よりも高強度かつ高延性を示すことが既に分かっている。 それ故、材料強度や加工性を犠牲にすることなく、形状記憶合金部材の軽量化が可能であり、航空・宇宙産業の発展に大きく寄与すると考えられる。特に、低温下での使用が必要となる宇宙用材料としての応用は大いに期待できる。
昭和電工、広島大、大陽日酸 燃料電池自動車用水素燃料を製造
アンモニアから燃料電池自動車用高純度水素を製造する実用可能な技術の開発に世界で初めて成功し、アンモニアを原料とした水素ステーション(アンモニア水素ステーション)の実現に向け大きく踏み出した。
内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」の委託研究課題「アンモニア水素ステー
ション基盤技術」において、国立大学法人 広島大学、昭和電工、国立研究開発法人
産業技術総合研究所、豊田自動織機、大陽日酸は共同研究により、アンモニアから燃料電池自動車用高純度水素を製造する技術の開発に成功した。 ア
ンモニアはNH3で示されるように、多くの水素を含んでおりエネルギーキャリアとして期待されている。しかしながら、アンモニア水素ステーション実現のた
めにブレイクスルーしなければならない大きな技術障壁としては次の3点があった。@高活性高耐久性アンモニア分解触媒
A残存アンモニア濃度を0.1ppm以下にでき、再生が容易なアンモニア除去材料 B水素純度99.97%を達成できる精製技術。 今回、世界トップレベルのアンモニア分解用ルテニウム系触媒の調製、アンモニア除去材料の作製及び水素精製技術を確立することにより、それらを用いたアンモニア分解装置、残存アンモニア除去装置及び水素精製装置を実証システムの1/10スケールで開発した。 これらの装置を組み合わせることで、世界で初めてアンモニアを原料とした燃料電池自動車用水素燃料製造が可能となった。現在、当チームでは昭和電工叶崎事業所においてシステムの実証を行うべく、プロセスの検討を行っている。 今回の成功は、アンモニアを燃料電池自動車用水素燃料へ利用するための技術の大きな進展であり、将来、アンモニアを利用する燃料電池自動車用水素ステーションの実現が期待され、ひいてはCO2削減に大きく貢献することになる。 この技術の詳細は、7月20日に日本科学未来館で開催されたSIPエネルギーキャリア公開シンポジウムで発表された。
神戸製鋼が供給開始 着陸装置用チタン大型鍛造品
神戸製鋼は7月15日、航空機用着陸装置製造の世界最大手であるサフラン・ランディング・システムズ社(Safran Landing
Systems本社:フランス)向けに、エアバス社の最新鋭中型ワイドボディ機「A350
XWB」の着陸装置に使用されるチタン大型鍛造品の量産供給を開始致した。同社は13年にサフラン社と供給契約を締結し、開発・認定作業に取り組んでき
た。このたび計画通りに同社より認定を取得し、量産供給を開始する事ができた。これを記念し7月11日より英国ファンボローにて開催されたファンボロー航
空ショーにて、そのうちの1部品を展示致した。 今回、量産供給を開始したチタン大型鍛造品は、同社と日本エアロフォージ(本社:岡山県倉敷
市、社長:岡野正之、以下、Jフォージ)で製造を行う。Jフォージは鍛造工程を担当し、それ以外の工程及び製品の工程設計、品質保証は同社が担う。J
フォージは、同社と日立金属等との合弁会社として11年1月に設立され、世界最大級の50,000d油圧プレスを保有し、今後、世界で需要拡大が見込まれ
る航空機向けなどの大型鍛造品の製造を行っている。同社及びJフォージはこの度、日本で初めて着陸装置用チタン大型鍛造品の開発・量産に成功致した。
同社は、チタン及びチタン合金を溶解から鍛造まで一貫で生産できる、日本におけるチタン製造のリーディングカンパニーであり、60年以上にわたり、航空機
産業及び一般産業向けにチタン鍛造品、板製品、溶接管製品を供給してきた実績を持つ。今後は、これまで培ってきた航空機産業への豊富な供給実績を活かした
品質・工程・設計技術に加え、Jフォージが持つ最先端の鍛造設備により、高品質のチタン鍛造製品を世界の航空機産業向けに供給していく。
「第10回キッズデザイン賞」 受賞作品297点発表
キッズデザイン協議会は「第10回キッズデザイン賞」の受賞作品297点を発表した。 キッズデザイン協議会は07年の創設以来、応募作品が年々増え続けており、昨今の「子どもの安全」「子どもを産み育てやすい社会づくり」への興味・関心の高まりが伺える。この度の受賞作品発表により、10年間の累計の受賞作品は2,155点となっている。 今回からこれまで8つあった応募部門をより理解しやすいよう、デザインミッションに基づいた3部門に集約した。@「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」A「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」B「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」。 なお、「内閣総理大臣」「経済産業大臣賞」「少子化対策担当大臣賞」「消費者担当大臣賞」「男女共同参画担当大臣賞」「東京都知事賞」などは8月29日に発表される。 弊誌関係会社の受賞作品は以下のとおり。 【三協立山・三協アルミ社】4商品受賞、アルミ樹脂複合サッシ「アルジオ(ALGEO)」・玄関ドア タッチ錠「e・エントリー」・電池錠付き門扉・インテリア建材「ウッデリアVS」室内引戸「両側ソフトクローズ機能付」 【三和シヤッター工業】積水ハウスと共同開発した「玄関ドア指はさみ防止仕様」 【文化シヤッター】電動窓シャッター用「ワイヤレスタイマースイッチ」 【LIXIL】5商品受賞、採風、採光シャッター「エアリス マルチ電動」・住宅用シャッターシリーズ「イタリヤ マルチ電動」・幼児用シャワーパン・幼児用バス・壁材エコカラット クシーノ/エコカラットプラス クシーノ 【LIXIL住宅研究所】本田技研と共同提案し取り組んだ「『家+X』Powered by Honda」 【大
建工業】「hapia(ハピア)シリーズ クローク収納
引戸ユニット」・「スマートレバーハンドル」・ららぽーと海老名キッズプレイエリア「ウッドキューブ」・「ここち和座
置き敷きタイプ」(畳)・「hapia premier(ハピアプレミア)シリーズリビングドア」 【YKK AP】4商品受賞、高断熱樹脂窓「APW430」ツーアクション窓・樹脂窓「APW431」大開口スライディング・テラス窓「EXIMA31」かまち用保護カバー・開口部のリフォーム工法「かんたんマドリモ」&「かんたんドアリモ」 【日本自動ドア】子ども目線ステッカー
三協アルミ社 「エネマネハウス2015」山口大学
三協立山・三協アルミ社は、昨年10月に横浜市みなとみらいにて開催された「エネマネハウス2015」において、同社製品を採用し優秀賞を受賞した山口大学の提案作品「やまぐちさんの風の家」を、三協立山本社内に移築した。<建物名称:DI+smartNAV実験棟> 実験住宅では、省エネ効果・最適な制御・快適性などの実証データを採取し、開口部やその周辺建材の新技術開発に活用する。同時に同社の新しい開口部技術やその試みを紹介・提案する場として、ハウスメーカーやビルダーなどへの公開を予定している。 ◆エネマネハウス
大学と企業が連携し、“学生が考える、将来の家”をテーマに、『エネルギー』『ライフ』『アジア』の3つのコンセプトの下、ZEH(Zero
Energy
House)の推進による多様な価値の創出、さらに質の高い生活を実現する住まい方の提案を図り、各大学がモデルハウスを建築・展示するもの。2014年
1月に第1回が開催され、昨年で2回目の開催となった。 ◇建物名称:DI+smartNAV実験棟 ◇延床面積: 76.39u ◇設計:龍環境計画(山口大学/内田教授) ◇施工:デキノヤホーム、トピア(協力) ◇竣工:2016年7月8日 ◇
概要:山口大学「やまぐちさんの風の家」のコンセプトである、太陽からエネルギーを受ける“3つの屋根”と、ダイナミックな風の動きを誘発する階段状の空
間構成により自然光採光・自然換気を活用した「かたち」から省エネ設計を実現し、機械設備への依存度を極限まで減らしたZEH(ゼロ・エネルギー・ハウ
ス)。住宅の外皮性能Ua値0.34W/uKを実現し、北海道(1、2地区)のZEH基準Ua値0.4W/uKを超える高い外皮性能で、5年・10年先の
高断熱仕様を想定した住宅空間となっている。
東洋製罐、ミャンマーに合併会社
東洋製罐は7月4日、Loi Hein Co., Ltd.との間で、ミャンマーに合弁会社を設立したと発表した。
合弁会社設立の目的は、ミャンマーにおける事業基盤の構築および得意先との関係強化を目的として、Loi Hein Co.,
Ltd.との共同出資により、ミャンマーに飲料用空缶の製造販売を行う合弁会社を設立した。設立した合弁会社の名称はヤンゴン・キャン・マニファクチャリ
ング。所在地:ミャンマー Thilawa(ティラワ)工業団地内、代表者:緒方 友則、事業内容:飲料用空缶の製造販売、資本金:9,500
千米ドル(約973 百万円)、従業員数:約60 名(予定)、大株主及び持株比率:東洋製罐株式会社 75.3%・Loi Hein Co.,
Ltd. 24.7%、今後の予定としては平成29年12月に稼働予定。
日本アルミニウム協会の講習会 「橋梁用Al合金製制震ダンパー」
(一社)日本アルミニウム協会では、「橋梁用アルミニウム合金製制震ダンパーの実用化に向けて」と題する講習会を下記の要領で開催する。 趣旨:AL製制震ダンパー実用化検討小委員会では、平成26年4月1日から2年間、実用化に向けた現状と課題を抽出して調査研究活動を行ってきた。このたび、その成果であるテキストを用いて講習会を開催することになった。 日時:平成28年8月25日(木)13:20-17:00(受付は12:50から) 会場:東京都中小企業振興公社9F講堂(東京都中央区銀座2-10-18、TEL:03-3542-0121) 定員:100名(申込先着順) 申込締切:平成28年8月18日(木)【必着】 参加費:無料(テキストも無料)、要事前申込み 申込方法:添付申込書に必要事項を記入し、FAXまたはe-mailに添付で送付。 申
込先:(一社)日本アルミニウム協会「アルミ制震ダンパー講習会」係(担当:川畑)〒104-0061 東京都中央区銀座4-2-15
塚本素山ビル(http://www.aluminum.or.jp)、電話:03(3538)0221、FAX:03(3538)0233【E-
mail:t-kawabata@alkyo.jp】 プログラム: 13:20-13:25 開会の挨拶宇佐美勉(名城大学) 13:25-13:45 アルミニウム合金の適用に関する現状と課題 (1)異種金属接触腐食の回避方法伊藤義人(岐阜高専) 13:
45-14:45 制震ダンパー構造に関する現状と課題 (2)座屈拘束ブレース(BRB)およびせん断パネルダンパー(SPD)宇佐美勉(名城大学)▽
(3)ベローズダンパー頭井洋(摂南大学)▽(4)木造建物向け制震ダンパーと橋梁への適用の可能性斉藤栄徳(日軽金アクト) 14:45-15:25 制震ダンパーの設置方法および接合方法に関する現状と課題 (5)BRBおよびSPDの取り付け構造渡辺孝一(名城大学)▽(6)接着接合とスタッドジベル支圧接合の混合継手石川敏之(関西大学) 15:
40-16:40 制震部材の適用に向けた設計に関する現状と課題 (7)補強材(拘束材)を用いた既設部材の制震部材化田崎賢治(大日本コンサルタン
ト)▽(8)RC床版をアルミニウム床版に置き換え、アルミニウム製制震ダンパーを付与した制震橋野中哲也(名古屋工業大学)▽(9)実施例谷中聡久(横
河ブリッジ)、舟山淳起(八千代エンジニヤリング) 16:40-17:00 質疑応答/閉会の挨拶葛西昭(熊本大学)
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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