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NO.2271(2016年8月8日号)
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アルミ公共資材・景観材料市場・企業の最新動向 15年度総市場405億円、1%減 公共資材主力企業の業績がダウン
アルミ公共資材・景観材料を全国展開する9社のこの部門の15年度売上高合計は405億4,000万円で、14年度比1%減と低迷した。16年度は6%増の430億円を計画している。
アルミ公共資材・景観材料を全国展開する9社のこの部門の15年度売上高合計は405億4,000万円で、14年度比1%減と低迷した。公共投資予算がら
みの橋梁・道路・土木・公園資材など公共資材をメインに事業展開する企業(住軽日軽エンジニアリング、神鋼建材工業、天野アルミニウム)、住宅・マンショ
ンや大型商業施設、工場などの大型門扉、引戸などエクステリアを中心に事業展開する企業群(四国化成、三協立山・三協アルミ社、LIXIL)、アルミポー
ル2社(昭和電工アルミ販売、サンポール)、防災・仮設建物の不二サッシの4グループ社に分類できるが、15年度は公共資材がメインのグループの業績が低
迷した。 景観材料中心企業が業績を伸ばす アルミ公共資材・景観材料市場は、日本の高度経済成長時代は公共投資予算が拡大し、業績を拡大・成長できたが、21世紀に入ると様相が一変し、公共投資予算は減少の一途をたどった。
この分野のリーディング企業である住軽日軽エンジニアリングは、時代の変化にいち早く対応して誕生した。2000年8月に、アルミ公共資材の分野で
No.1とNo.2にあった日本軽金属の景観エンジニアリング事業部と住友軽金属・アーバンエンジニアリング事業部が経営統合、新会社を設立してスタート
した。合併当時175億円の売上げだったが、16年3月期の売上高は121億円。公共資材・景観材料の市場は、それだけ激変したということだ。 アルミ公共資材・景観材料の15年度の企業業績は、得意分野によって差が大きく出た。公共資材を中心に事業展開する住軽日軽エンジニアリングの売上高は7.6%減、天野アルミニウムも20%減と苦戦した。 四国化成のシェアが27.6%にアップ 15
年度は売上げを伸ばした企業と落とした企業もあって、シェアの変動が大きかった。1位の住軽日軽は、売上げを落としシェアは32.1%から29.9%に低
下。2位の四国化成工業は売上げを伸ばし、25.6%から27.6%にシェアアップした。その差は2.3ポイントに急接近した。14年度6.5ポイント差
が2.5ポイントに縮まった。 3位の三協アルミ社と4位LIXILのシェアも三協アルミ社が売上げを若干落とし、LIXILが売上げを少し増やしたことからLIXILが12.5%→12.8%にシェアをアップ、その差は2ポイント(14年度は2.9ポイント差)となった。 16年度は6%増の430億円の計画
アルミ公共資材・景観材料9社の16年度売上げ計画は、6.1%増の430億円。高い伸びを計画しているのは、天野アルミニウムの25%増、住軽日軽の
15%増、不二サッシの15%増。住軽日軽、天野アルミは15年度落ち込み分の挽回を目指す。不二サッシは15年度も17.6%増、16年度も15%増と
高い伸びを計画している。仮設建物が中心で、仮設店舗や仮設住宅などを手がけているが、この分野を成長分野と位置付け拡大中だ。 16年度市場に
ついては、「明るい」とするのは2社。「横ばい」1社、残る6社は「不安要素がある」と回答した。政府は景気がよくないことを理由に消費税10%を30ヵ
月先送りした。円高はプラスマイナスあるが、輸出企業にとってはマイナス。海外も中国やタイなどアジアの景気後退、欧州も英国がEU離脱を決定するなど不
安要素がいっぱいである。 16年度のプラス要素 もちろん不安要素だけではない。プラス要素もある。どんなことがプラス要因なのかを列挙してみる。「東京オリンピック・パラリンピック」「ラクビーのワールドカップ」「近接目視による検査」「地方創生」「リニア中央新幹線」「更新需要の本格化」など。
国土交通省は建設後50年以上を経過する施設についての更新費用の推計を行っているが、2006年時点で建設後50年以上を経過する施設の割合は河川で
10%(800施設)、2016年には23%(1,800施設)、2026年には46%(3,800施設)に、道路も2006年6%(8,900橋)が
2016年20%(28,700橋)、2026年には47%(68,200橋)となる見込み。海岸・海湾、下水道、空港なども更新需要が期待される。新規
需要は少なくなるがストックの維持・管理・更新需要は今後膨らむのは確か。維持管理そして更新が国民の安全・安心の確保の観点からも重要になるからだ。 とはいえ16年度に限定するとプラス材料にはなりえない。それが不安要素がいっぱいという見方になる。さらに言えば、少し先を見る人は、「オリンピック以降がどうなるのか」「建設投資のさらなる予算削減」などを心配する。 「オリンピックに向けたインフラ整備は、東京を中心としたもの。都市開発も首都圏中心である。あとは東北の復興、熊本の復興による特需。地域によって差が出てくる」と心配する声もある。 製品開発が課題に
アルミ公共資材・景観市場のうち、公共分野は、公共予算の縮減から減少が予想されるが、政府が推進する国土強靭化政策・社会インフラ整備計画・構造物の長
寿命化はプラス材料であるが、ビジネスにまだ結びついていない。維持更新需要の促進を促すためには、新たな製品開発が不可欠だ。価値創造する製品の開発が
必要となろう。 日本アルミニウム協会では、土木製品にアルミ利用を拡大するため、土木製品開発委員会を設置して方策の研究に取り組んでいる。アルミ発展の歴史は鉄の置換の歴史であるが、その突破口となる新しい製品開発が今、求められている。
QUASCAP 複合皮膜品質認証制度発足 協会取手試験所と中国有色金属質量
QUASCAP
Japan (菊池哲準備委員会委員長=軽金属製品協会元専務理事)とQUASCAP
China(孫洋明主任=中国有色金属研究総院測試技術研究所所長)はこのほど北京の中国有色金属研究総院において陽極酸化複合皮膜の国際品質認証制度=
QUASCAP(カスカップ)を発足させることで合意した。 陽極酸化皮膜上に電着塗装した複合皮膜は、日本で開発され、JISH8602が制定
されて、アルミ建材の代表的な表面処理となった。現在では中国をはじめとする東アジア全体で大量生産されている。かねてより(一社)軽金属製品協会は、中
国有色金属標準化委員会と協力してJISH8602に対応するISO規格制定に向けた活動を行い、2013年にISO28340が制定された。これを受け
て日中の関係者の間でISO28340に適合する複合皮膜の国際認証制度を制定しようという機運が生まれ、日中両国にQUASCAP準備委員会を設立し
て、準備作業が行われてきた。QUASCAPとは“Quality Approval System for Combined coatings
of Aluminium
Profiles”の略である。アルミ表面処理の国際認証制度としては、これまでスイスのチューリッヒに本部を置くQUALICOAT(アルミ建材の粉体
塗装)とQUALANOD(建築用アルマイト)があり、日本においても既に認証事業を行っている。従来複合皮膜については日本国内ではJISH8602に
基づく認証が行われているが、生産と市場の国際化に合わせてISOに基づく認証が求められてきた。QUALICOAT、QUALANODの認証に加え
QUASCAP認証制度が発足することにより、屋外耐久製品のアルミ表面処理の国際品質認証制度が出揃うことになる。 なお、ISO28340と
JISH8602は基本的に同等であるが一部試験方法に若干の違いがある。このQUASCAP制度では日本の需要家向けの海外複合皮膜向上のために
JISH8602に基づく認証も行えることとしている。(詳しくはアルミプロダクツ2016夏号:8月1日発行を参照)
HOUSE VISION 2016が開幕 LIXILやYKK APなど12社出展
企業と建築家・クリエイターとの協働で近未の住宅の提案するHOUSE VISION2016東京EXHIBITIONが7月30日、東京・お台場・青海駅前の特設会場で開幕した。近未来住宅を提案するイベントで、今回は12棟が展示されている。8月28日までの開催。 LIXIL、水回りを1ヵ所に集約、給排水管を上部に配置 LIXIL
の提案は、建築家・坂茂氏とのコラボレーションによる提案で、開発テーマは「凝縮と開放の家」。風呂・トイレ・洗面・キッチンの水回りをひとまとめに凝縮
して、給排水管を床下でなく上部に配置することで水回りコアを躯体から切り離し、部屋のどこにでも自由に配置できるようにした。 棚や机はハニカ
ムボード。構造体もハニカムボードを合板で挟んだPHPパネル(軽くて丈夫)。家型のフレームを土台に取付けるとあっという間に基本の骨組が完成する。家
の表面を覆うのは防水性のテント膜。家が洋服を着るようにジッパーで脱着でき、好きな色や柄をプリントできる。 室内は太い梁も大きな柱もない開放感のある空間。これまで重くて丈夫だった構造体を「軽くて丈夫」にしたことで短工期、簡単施工、輸送費もコストダウン。災害時の仮設住宅の利用も可能。 もう1つの注目点は広い開口部。大きいガラス窓を、水平になるまで跳ね上げたり、半分スライドさせた位置で、90度回転させ、家の側面に収納できるようにしている。窓をすべて開け放つと、テラスと室内が遮るものがなく1つにつながる大きなリビングとなる。 TOTO、YKK APは、窓を立体的空間にして新空間を提案 TOTO、
YKK
AP、建築家・五十嵐淳氏、家具デザイナー・藤森泰司氏の提案は「内と外の間/家具と部屋の間」。窓を単なる壁の開口部と考えるのをやめ、そこに新しい空
間を提案した。本来の窓は外と内を仕切るものだが、窓の中に住むという発想で外と内を繋ぐ空間として提案している。また、部屋に家具を置くという発想をや
め、一番近い家具から空間をつくるという、空間としての家具を模索したという。 展示ハウスはリビングを中心に5つの空間(食べる、の空間、くつ
ろぐ、の空間、眠る、の空間、思考する、の空間、入浴する、の空間)で構成されており、扇のような部屋から開口部へ向かう厚みのある窓空間が放射状に展開
されている。やすらぎも入浴も集中もダイニングもそれぞれを担う独立した空間、いわば窓家具として表現している。 窓と部屋の間を立体的空間にすることで、その空間はセカンドリビングになる。窓を奥行のあるものすることで新発想の空間を生み出している。 注目すべき未来型型住宅が数多く展示されているイベントして注目されている。
昭和電工 阪大の次世代半導体実装で成果
昭和電工が参画する大阪大学のプロジェクトは、SiCパワー半導体が300℃の高温域においても安定的に動作する基板構造を開発した。
本プロジェクトは、耐熱性に優れたSiCパワー半導体の基板構造の開発を目的に、菅沼教授が中心となって推進する産学連携のプロジェクト。菅沼教授はアル
ミニウムの耐熱特性に着目、アルミ材料と実装技術を開発し、-40℃から300℃の温度サイクル条件下でも欠陥が生じない材料構造を実現した。
同社はDBA基板および冷却器の材料開発と接合(ろう付け)、基板構造全体の放熱設計において本プロジェクトに参画している。本プロジェクトに採用された
同社の技術は、長年にわたるアルミ冷却器・熱交換器事業で培ったもので、本技術を活用したパワー半導体用冷却器は2010年に小山田記念賞を受賞してい
る。
YKK AP、自然換気窓に 「ライトシステム」追加発売
YKK APは、ビルの建物全体で自然換気を行うための換気窓「EXIMA(エクシマ)31(サンイチ) バランスウェイ」に、中小規模物件の少ない窓数の制御に適したシステム構成の「ライトシステム」を、7月29日から追加発売した。 15年4月に発売した「バランスウェイ」は、風の強さにあわせて障子が自然に可動し、逆風の吹込みを抑えることで風の通り道をつくり、建物全体で効率良く自然換気を行なうことができる。降雨、強風時はセンサーが感知し、開閉装置で閉鎖される。 この度、「バランスウェイ」を1窓〜6連窓設置する中小規模物件向けに「ライトシステム」を開発した。 開閉制御システムを簡略化してシンプルにしたため、同規模を従来システムで設置する場合と比較して約4割のコストダウンを実現した。 「バランスウェイ」の設置箇所数に応じて開閉制御システムを選択できるようになったことで、建物の規模や用途、自然換気の考え方に応じて最適な組合せを選べるようになり、より幅広いシーンで使用できる。
「LIXIL国際大学建築コンペ」 デンマーク王立芸術アカデミー
住宅・建材産業に関する調査・研究及び、人材育成等の事業に対し助成・支援する公益財団法人LIXIL住生活財団は、次世代のサステナブル住宅の技術を模
索・検証し、社会にその技術を発信することを目的に開催する「第6回LIXIL国際大学建築コンペ」において、世界10ヵ国・12大学の中から最終審査に
進出した上位3大学のプレゼンテーションを行い、最優秀賞にデンマーク王立芸術アカデミー(デンマーク)の「INFINITE
FIELD」を選出した。 デンマーク王立芸術アカデミーの「INFINITE
FIELD」は、人間の身体と木とが織りなす形までよく考えられた“ファニチャー(家具)の拡張”ともいえるような新しい建築のアプローチや、どのように
素材を切り出し、組み立てていくかなどディテールを綿密に考えられた提案の完成度の高さ、さらに360度開かれたデザインが大樹町という空間のなかに置か
れた際に大きな魅力となりうる点などが高く評価され、最優秀賞の受賞となった。 今後、最優秀賞を受賞した「INFINITE FIELD」は、隈研吾建築都市設計事務所のサポートのもと実施設計を行い、北海道大樹町「メム メドウズ」敷地内に16年10月に竣工する予定。
四国最大級のTDY高松ショールーム
TOTO、DAIKEN、YKK AP(以下 TDY)の3社は、リモデルに関する情報発信の拠点となるショールームとして、四国で初めてとなる、「TDY高松コラボレーションショールーム」7月30日にオープンした。
TDYは、02年からリモデルの空間提案力を強化し、より快適な住空間を提供するため、商品企画・開発や販売支援体制などで業務提携している。「TDY高
松コラボレーションショールーム」は、TDY3社運営のショールームとしては全国で7箇所目(TY・TD2社運営も含めると全国で11箇所)となる。
三協の後付樹脂内窓などが納税返礼品に
三協立山・三協アルミ社は、後付樹脂内窓「プラメイクEU」および「収納ユニット(TV台キャビネット)」(いずれも施工費込み)が富山県高岡市ふるさと納税の返礼品に採用されたことを発表した。8月1日より受付を開始した。 ■プラメイクEU 今ある窓につけるだけで簡単に窓の断熱リフォームができる後付樹脂内窓。二重窓とすることにより、断熱・遮熱や防音効果に加え、結露の軽減などにも役立つ。 ■収納ユニット(TV台キャビネット) 深みも広がりも生まれるスタイリッシュなテイストのTV台。キャビネットおよび扉の色は、選択可能。 不二サの環境配慮商品ショールームが新装
不二サッシは、このほど東京・京橋にある東京スクエアガーデン6階
京橋環境ステーション「エコテクカン」内のショールームをリニューアルオープンした。東京メトロ銀座線京橋駅に直結の「エコテクカン」は、地球環境にやさ
しい省エネや自然エネルギーの活用技術、環境配慮型の新商品など日本企業が世界に誇る最先端エコテクをわかりやすく展示・紹介している。 この
「エコテクカン」内の不二サッシブースでは、開口部と省エネのLED照明を融合させ新しいファサードやエントランスを造る「アルビームシステム」や、自然
の風と光を取り込めるウィンドウリフォームシリーズ「エコアマド」などの実際に見て確認したいという要望の多い商品を常設展示している。
文化シヤッターバズ・バレッツが18連覇!
文化シヤッターの実業団チームであるフライングディスク部が、「文部科学大臣杯第41回全日本アルティメット選手権大会」のオープンの部で優勝し、前人未踏の大会18連覇を達成した。 全国から89チームが出場した、「文部科学大臣杯第41回全日本アルティメット選手権大会」オープンの部決勝戦は、7月16日(土)に、富士通スタジアム川崎(神奈川県川崎市)で行われ、バズ・バレッツは「ノマディックトライブ」を15−9で制し、優勝した。
子ども向けサイト「三協アルミ・キッズ研究所」を開設
三協立山・三協アルミ社は、未来を担う子どもたちに「アルミサッシやドアなどの建材商品をもっと知ってもらいたい」「三協アルミをもっと知ってもらいた
い」という想いから、7月26日より、三協アルミのホームページに子ども向けサイト「三協アルミ・キッズ研究所」を開設した。 これからはじまる夏休みに向けた「夏休み自由研究応援企画〜アルミサッシについて学ぼう!〜」をはじめ、「アルミのこともっと知りたい」や「アルミサッシ・ドアができるまで」などで構成されており、子どもたちに楽しみながらアルミについて学べる内容となっている。
日軽金グループ、富士登山駅伝参加
日本軽金属は、8月7日に開催された「秩父宮記念第41回富士登山駅伝競走大会」に出場。(チーム名:日軽RC、33回目の出場) 今年から、ユニフォームのデザインに、グループ会社の東洋アルミニウムが開発した干渉色アルミニウム顔料「クロマシャインョ」を使用している。 なお、日本軽金属グループからは、東洋アルミニウムも出場した。
製品協会「アルミ表面処理講座」募集
軽金属製品協会は試験研究センターは、10月1日から3月31日までの予定で、「平成28年度
アルミニウム表面処理講座」を開講する。コースは初心者向けの「陽極酸化処理コースと、基礎知識のある人向けの「硬質・機能性皮膜コース」。各コースの要
綱は次のとおり。参加締切はともに9月10日。 ◆陽極酸化処理コース ・受講料:会員18万円、一般23万円(※テキスト代、スクーリング代、消費税を含む) ・受講資格:高校卒業程度の学力を有する者 ・募集人員:32名(最少8名) ・講座内容:7単元より構成 ・添削指導:学習の効果を確認するため、単元ごとに毎月1回の課題レポート提出と講師による 添削指導を行う。電子メールか用紙で提出。 ・スクーリング:3月9・10日の1泊2日で、電解処理、基本的な品質評価試験などの実習 ・テキスト:『アルミニウム表面処理の理論と実務』および講師作成のオリジナルサブテキスト ・修了者:すべての履修単位で規定以上の成績をおさめると修了証書と優秀賞が授与される ・特典:受講期間中は試験研究センターの施設利用が可能 ・受講手続き:申込用紙にFAXで提出 ・申込・問合せ:一般社団法人軽金属製品協会試 験研究センター アルミニウム表面技術講座 通信教育 事務局(〒302-0034 茨城県取手市戸頭 9-18-3、TEL.0297-78-2511、FAX.0297-78- 227 8、e-mail:toride@apajapan.org) ◆硬質・機能性皮膜コース ・受講料:会員20万円、一般25万円(※テキスト代、スクーリング代、消費税を含む) ・受講資格:次のいずれかに該当する者 @同会主催「陽極酸化処理コース」修了者、A技能検 定「陽極酸化処理技能士2級」以上の者、B大学・高等専門学校卒業程度の学力を有する者 ・募集人員:32名(最少4名) ・講座内容:7単元より構成 ・添削指導:学習の効果を確認するため、単元ごとに毎月1回の課題レポート提出と講師による 添削指導を行う。電子メールか用紙で提出。 ・スクーリング:2月9・10日の1泊2日で、試験研究センターで行われるスクーリング(硬質・ 機能性皮膜陽極酸化処理、性能試験、技術検討会)に参加し、電解処理・品質試験などの操作 実習と講師とのフリー討論を行う ・テキスト:講師作成のオリジナルテキスト ・修了者:@すべての履修単位で規定以上の成績をおさめると修了証書と優秀賞が授与される、 A希望者に「硬質・機能性皮膜陽極酸化管理士」の称号が付与される ・特典、受講手続き、申込・問合せ:陽極酸化処理コースと同じ
Mg協会表面処理分科会例会を開催
日本マグネシウム協会では、第17回表面処理分科会例会を「マグネシウム合金の表面処理と実用化への技術動向」というテーマで開催する。 日時:平成28年9月9日(金) 10:00〜16:40 場所:江戸東京博物館 学習室1(東京都墨田区横網1-4-1) 定員:40名 参加費:会員20,000円、一般30,000円(税込) 内容=@「マグネシウムの腐食と表面処理の動向」海LT 中津川勲、A「マグネシウム製品の化 成処理・塗装の問題点と新しい表面処理技術」 叶V技術研究所 平井勤二、B「二輪車部品に使われるマグネシウム部品の表面処理事例の紹
介」ヤマハ発動機 鈴木貴晴、C「マグネシウムの質感を残した常温 硬化防汚コーティング」蒲ァ花商店
江川圭祐、D「PC製品におけるMg-Li合金の採用事例とMg合金の技術動向」レノボ・ジャパン
柳澤恒徳、E「マグネシウム合金の表面と加飾技術(マグブライト処理)」潟Jサタニ
小原美良、F「溶液を利用したマグネシウム合金の表面処理技術」芝浦工業大学 石崎貴裕
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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